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脳の活性化に必要な条件とは?!

脳の活性化に必要な条件とは?!

 

脳の活性化に必要な条件とは・・・

脳を活性化するには、右脳を鍛えること、
つまり、イメージ力をトレーニングすることです。

芸術作品(絵画など)やクラシック音楽を
鑑賞するだけでも、右脳を使います。

 

また窓の外の風景を、視野を広げながら
眺めてみることも有効です。

遠くの一点を見るよりも、
全体的に眺めるわけです。

右脳は空間処理能力だからです。

そのほか速読の訓練もオススメです。

http://sokudoku-yokohama.com

速読のトレーニングのなかには、
視野を広げたり、目を高速で動かしたり、
瞬間的に文字を読み取る訓練法などがあります。

 

これを行なうと文章を高速で
処理できるようになります。

目は脳の出先器官であり「覗き窓」ですから、
脳の一部といってもよいでしょう。

 

その眼を鍛える動体視力の訓練は即、
脳の活性化につながっていきます。

 

受験勉強では、一部の教科(現代文や英文、歴史)を除いて、
これらの教科の文章を読んだり、
過去問を必死で解いているときは、
おもに左脳が使われています。

 

論理的な思考を担当するのは左脳だからです。

左脳は筋道だてて考えることや文字の処理は
得意ですが、並列思考やイメージが苦手であり、
ストレスがたまってしまいます。

 

どうしても左脳偏重であるため.

 

いくら勉強時間を長くして猛勉強しても、
脳力アップの伸びしろに限界が出来てしまうのです。

 

これを打開するためには、右脳の活性化をすることです。

そのためには速読訓練をはじめたり遠くを眺めたり、
芸術を味わうことも有効ですが、
ふつうに読書することもオススメです。

http://sokudoku-yokohama.com

読書といっても論理的な本ではだめです。

それは受験勉強でやりぬいているはずです。

推理小説でも世界文学でもいいので、
とにかくイメージをかきたてるような本を読書するのです。

小説を読むと、文字から「自分の力だけで」
想像する必要があるので、イメージ力がついて
右脳が鍛えられます。

 

脳を活性化するために、
ぜひお勧めしたいものが有酸素運動と咀嚼です。

 

この2つを習慣づけるだけで、
ワーキングメモリを担当している前頭葉と、
記憶の定着にとって重要な海馬が鍛えられます。

この2つの脳の箇所は、受験生にとって欠かせませんよね?

 

前頭葉のワーキングメモリは、
記憶の入り口です。パソコンでいえばRAM。

ここの容量が大きいほど、記憶力は倍増します。

またワーキングメモリは、

勉強のやる気や判断力、思考力、読解力、
洞察力などに関係してくる重要な機能です。

http://kioku.or.jp

これが有酸素運動咀嚼によって、
鍛えることができます。

私たちの脳に絶対必要なのは、酸素とブドウ糖です。

有酸素運動によって、酸素を取り入れることで
脳の活性化を促します。

そして、よく噛んで食べることは、
脳を活性化する方法として簡単なうえに、
効果も大きいものです。

 

ガムを噛む方法もありますが、
ふだんの食事で硬いものを食べたり、
噛む回数を多くするだけでいいと思います。

 

健康のためにも、ダイエットのためにも
咀嚼を多くすることは大事ですね。

 

頭を鍛えるには、体を鍛えるということと同様、
アゴの筋肉を動かしてよく噛んで食べることがポイントです!

脳を活性化するということは・・

脳を活性化するということは・・

脳を活性化するということは・・・

脳を衰えさせないように、
脳のトレーニングをするのは高齢者だけではありません。

 

若い時にやれば、脳の回転は早くなるので、
判断力や、それに対するスピードなど
通常よりも優れている状態になることでしょう。

 

脳活性化という前に、
まず脳が活性化しているということは、
どういうことなのでしょう。

 

脳が働くためには、「認知」、「判断」、「行動」
という3ステップが必要です。

しかしテレビをただ受け身で観ている状態は、
認知で止まってしまっています。

 

自分の頭で考えるということをしていません。

 

脳内の状態をみると、
視覚野や聴覚野に情報が届いて、
前頭葉に移動していますが、そこで自分の考えを
起こしていない状態です。

 

ワーキングメモリが鈍っているのです。

どうしても見たい番組なら、興味をもって観るので、
ストレス解消になりますし、それ自体脳を
活性化すると思います。

 

しかし、ただ意味もなくテレビをつけて
観たくもない番組を観る・・・これは確実に脳を退化させます。

もしテレビを観るなら、観たいものだけに絞る。

そして長時間観すぎない。

これが脳のためには大事です。

このようにテレビをただボーッと
長時間眺めているような生活習慣では、
脳を退化させる、もっとも危険な行為となってしまいます。

 

せっかく脳を活性化するための
脳活トレーニングに励んでも、そのあとで
頭を鈍らせるようなことをすると、
なかなか脳力はアップしていきません。

その他にも酒(アルコール)の飲みすぎは、
前頭葉と海馬に打撃を与えます。

 

アルコール性健忘症という症状があるように、
酒は記憶の大敵です。

学習したあとにアルコールを飲むと、
海馬でのLTPを抑制することがわかっています。

簡単にいうと、勉強したあとに酒を飲むと、
記憶したことが定着しなくなってしまうということですね。

 

これもテレビと同じで禁酒するのではなく、
ほどほどにしたほうがよい、ということです。

 

睡眠不足になると、いくら脳トレや脳活に
頑張っても、効果が出にくくなります。

 

十分な睡眠をとることが記憶を定着させることになりますし、
日中の活動を支える力となります。

 

以上、脳の活性化の前に、
テレビの観すぎやアルコールの飲みすぎ、睡眠不足。

この3つはなるべく気をつけなくてはいけない条件です。

では脳を活性化するために考えられることは・・・

いろいろな情報がたくさんあると思います。

•    芸術に触れて、右脳を使うようにする

•    速読の訓練をする

•    読書の習慣をつける

•    有酸素運動をする

•  噛んで食べる

 

具体的にはどのようにしたらよいのでしょうか?

次回はその方法についてです。

笑顔が脳に影響する?!

笑顔が脳に影響する?!

 

 

笑顔が脳に影響する?!

笑いの頻度を性別、年齢別に調べ、
それとストレス状態、食事の内容、運動量、
睡眠時間などの相関が解析されています。

 

これは大阪大学医学系研究科公衆衛生学
大平哲也准教授らの研究によるもので、
これまで40年以上にわたって、長期間調査をしてきた
大阪府Y市の住民2516人について調べられています。

 

それによると、

ほぼ毎日声を出して笑う男性は約40%、
一方女性は54%。

女性のほうが笑う頻度が高いという結果になりました。

また、年齢とともに笑う頻度が少なくなっていました

認知機能については、

①まわりの人から「いつも同じことを聞く」
などの物忘れがあるといわれる
はい

②自分で電話番号を調べ、
電話をかけることをしている
いいえ

③今日が何月何日か
わからないときがある
はい

という3項目でひとつ以上当てはまる人を
認知機能低下症状があるとしました。

 

65歳以上の対象者の中で、
認知機能低下症状がある人は25.7%でした。

 

そして、ほぼ毎日笑う人では認知機能の低下が少なく、
ほとんどなし(笑わない)という人と比較すると、

笑わない人は毎日笑う人より
認知機能の低下がみられる人は
2倍以上もいました。

 

ということは、

笑うことにより認知症予防になるということですね。

 

笑うことで健康にも良い影響を与えます。

 

筑波大学の村上先生によると
笑いは免疫系のナチュラルキラー細胞
という体の細胞が活性化されて
若々しくなり身体を健康に、そして
美しい肌を育むという、好影響を与えてくれるそうです。

ちなみに
ナチュラルキラー細胞(NK細胞)とは、
自然免疫の主要因子として働く
細胞傷害性リンパ球の1種で、特に腫瘍細胞や
ウイルス感染細胞の拒絶に重要なものです。

 

その他にも笑うことで脳細胞も活性化されて
脳年齢も若くなります。

 

笑顔はいいことずくめです。

毎日鏡を見て自分の顔をチエックしましょう!

すべてのことに感謝して毎日鏡を見て笑顔の練習をする。

口元のの筋肉をゆるめるだけでなく、目元が自然に微笑む
ようにする。

明るく肯定的にすべてをみる習慣が、明るくイキイキとした
目となって現れてくるのです。

● 声を出して笑う。

毎日声を出して笑うことで気分がよくなり
自然と笑顔となっています。

落ち込んでいるときでも大きな声で笑っていると
気分がよくなってくるとともに脳細胞が活性化される事
が証明されています。

さあ 大きな声を出して笑いましょう!

● 表情筋を鍛えると

顔の老化、たるみや脳の老化の予防となり
若々しい顔・笑顔美人・若々しい脳年齢になりますよ。

 

笑顔になるといいことづくめですね。

さあ、早速実行してみましょう!!

脳活性化のための日常での運動(2)

脳活性化のための日常での運動(2)

 

脳活性化のための日常での運動(2)

昨日は日常で簡単に行える
脳活性化のための運動の一部を紹介致しました。

今回はその他の簡単な運動を紹介致します。

■ 玄関でステップ

毎日何度か通る玄関でも、簡単に運動ができます。

玄関の段差を利用するステップ運動です。

わずか1段ですが、これを上り下りするだけで、
ウォーキングや階段の上り下りにも負けない、
かなりの運動量になります。

 

前向きで数十回、後ろ向きで数十回、
さらに横向きで数十回というように、
自分の体力に応じてメニューを組みましょう。

後ろ向きと横向きのステップは、
ちょっときつく感じるかもしれません。

でも日ごろ使わない筋肉を使うので、
たるんだ足を引きしめるにはぴったりです。

足への適度の刺激は、骨量を増やし、
日常の動作をスムーも役立ちます。 

 

■ 室内でステップ

室内の2階へ上がる階段などを利用して、
ステップ運動をすることもできます。

室内運動なので、服装や天候を気にせず
気軽にできるのもメリットですね。

 

最初のうちはつまずかないように、
壁に手を添えてゆっくりやりましょう。

慣れてきたら音楽をかけながら、
リズミカルにやるのもいいでしょう。

簡単な運動なので、やりすぎないように注意し、
目安は軽く息がはずむ程度にしましょう。

 

階段の段差のかわりに、室内の
どこにでも置けるステップ台を利用して
ステップ運動をするやり方
もあります。

この場合は、
リビングでテレビを見ながらでも
ステップ運動ができるので、便利です。

ただしマンションでは、ドシンドシンと
音が響かないように、床に薄手のクッションや
マットなどを敷く必要があるかもしれません。

 

■ テレビを見ながら筋力運動

自宅でテレビを見ているとき、
ほとんどの人は手があいているのではないでしょうか。

それでついお菓子を食べてしまい、
カロリー・オーバーに…。

 

あいている手を利用して、上半身の
筋力アップ運動をしましょう。

 

適当な重さのダンベルがあれば
それを利用しますが、なければペットボトルに
水を詰めたものでもかまいません。

 

大きなペットボトルなら両手で、
小さなものなら片手で持ちます。

 

ソファや椅子の場合は、
腰がぐらつかないように深く座ります。

そして膝に置いたダンベル(水入りのペットボトル)を、
まず胸元まで上げる運動を十数回。

次に頭上に上げる運動を十数回。

床でやる場合は、あお向けに寝た姿勢で、
まず胸の上でダンベル(水入りのペットボトル)を
上げ下げします。

次に、もものあたりにダンベルを置き、
これを胸もとまで引き上げる動作を繰り返します。 

■ ゆっくりやるほど効果的

回数は、体力に合わせて自分で決めますが、
目安は翌日に筋肉痛が起こらない程度がいいです。

こんな楽な運動で筋力がつくのかなと思えるくらいでも、
続けることで効果が出てきます。

10分間程度の筋肉運動で
、80kcal~100kcalくらいの
エネルギー消費量になります。

また筋肉量が増えると、
基礎代謝量が増えるので、エネルギーの消費効率も
よくなります。

 

いずれの動作も、ゆっくりやるほうが
筋力アップにつながります。

ペットボトルの場合は、
水がもれないようにきちんと栓をして、
すべらないようにしっかり握りましょう。 

 

私たちのからだは、安静状態のときでも
心臓を動かしたり、呼吸したり、
筋肉を維持するためにエネルギーを消費しています。

これを基礎代謝といいます。

それに対して仕事や歩行などで
消費するエネルギーを、生活活動代謝といいます。

じつは私たちが毎日消費するエネルギーのうち、
7割以上を基礎代謝が占めています。

とくに筋肉を維持するための
エネルギー消費量は大きいので、
筋肉量を増やすと自然にエネルギー消費量も増え、
脂肪がつきにくい体質になります。

筋力をアップする運動が大切な意味が、
そこにあります。

 

■ 家事には適度な運動量がある

 
家事があまり苦にならない人なら、
それを利用する運動も効果的です。


暑い季節に掃除機をかけると大汗をかくように、
家事労働はけっこう運動量が多いからです。

たとえば掃除機がけを15分~20分ほどすると、
50~60kcalを消費します。

これはウォーキングを10分~15分したのに
相当します。

風呂掃除や窓拭きだと10分程度で約40kcalです。

なかなかいい運動量だと思いませんか。

家事というとつい手抜きになりがちですが、
運動だと考えれば一挙両得かもしれません。 

■ 脂肪のつきにくいからだにする

家事のメリットは、単にエネルギー消費
だけではありません。

いつもこまめにからだを動かしていると、
脂肪が燃焼しやすい状態を維持できるので、
体脂肪のつきにくいからだをつくることができます。

反対にからだを動かさずにいると、
体温も下がって脂肪が燃焼しにくくなります。

また家事では、からだのさまざまな部分を動かします。

 

そのぶん日常の動作がスムースになり、
指先足先など末梢部分の感覚機能も向上します。

 

さらに血液の流れやホルモンの分泌も
よくなるので、体調の改善にも効果があります。
 

日常の生活の中で、無理なく運動を継続していきましょう!

脳活性化のための日常での運動は・・・

脳活性化のための日常での運動は・・・

 

脳活性化のための日常での運動は・・・

 

運動による脳の活性化以外にも、
アンチエイジング・ストレス解消・ダイエット
骨や関節を丈夫にし、動作をスムーズにする効果などなど、
多様に効果が現れます。

 

現代人は運動不足と言われていますが、
それは、「歩かなくなったこと」と
「からだを動かさなくなったこと」
が最大の原因です。

つまり、生活の基本となる動作が
不足しているのです。

日常生活のなかでできる、自分に合った運動を
みつけてみましょう。

日常にできる簡単な運動は・・・

■    通勤・通学・買い物は速足で

 

ウォーキングについての最新研究では、
長時間まとめて歩かなくても、
10分程度に分けて何度かおこなうことで、
同じ効果が得られることがわかってきました。

 

10分程度の歩行なら、通勤・通学・買い物などで
簡単にできます。

しかもほとんどの毎日の行動ですから、
これを利用しない手はありません。

 

一般にウォーキングでは歩幅を大きくとり、
かつ速足で歩くのが原則です。

 

 

■ 注目される速足のメリット
 
最近、速足のメリットが注目されています。

たとえば血糖値の高い人(糖尿病)でも、
歩く速度の速い人ほど死亡率が低く、
また心筋梗塞など血管系の病気にも
なりにくいという報告があります。

 

東京都老人総合研究所による
老化予防の長期研究プロジェクトでも、
運動と健康との関係を調査したところ、
高齢でも歩く速度の速い人ほど長寿で、
からだの障害(ケガや病気)も少ないことが
報告されています。

 

これは速足が適度の運動となり、
インスリンの分泌がよくなったり、
心臓や肺、血管などの機能が向上すること。

また、足腰も丈夫になるためと考えられています。

速足の習慣を身に付けておけば、
自然に健康の維持や老化の防止に役立つのです。

 

■ 歩くときはいつでも速足

速足のコツは、「イチ、ニ、イチ、ニ」と
意識的に速めのリズムをとりながら歩くことです。

 

ふだんより少し速い程度を心がけ、
歩き終わったあとに軽く息がはずむくらいを
目安にしましょう。

 

■ スローピングをする

スローピングとは、
階段や坂道を上り下りすることです。

 

平坦な道と比較すると2~3倍もの負荷がかかるので、
エネルギー消費量が多くなります。

それだけ短時間で効率よく運動できるのが、
最大のメリットです。

 

階段はどこにでもあるので、
これも日常的に簡単にできる運動です。

駅や建物内ではエレベーターやエスカレーターを
できるだけ使わず、とにかく階段を利用することです。

会社や出先でも、打ち合わせの移動や
トイレへ行くときなど、積極的に階段を
利用しましょう!

 
■ 上り下りはゆっくりやること

もちろん自宅の階段でもできますが、
傾斜が急な場合は危険なので、運動のために
繰り返し上り下りするのはやめましょう。

 

また階段は急ぐと転倒の危険性もあるので、
かならずゆっくり上り下りすることです。

そのほうが足に負荷がかかるので、
運動効率も高まります。

とくに高齢者の場合には、
手すりのある階段でやってください。

各地(地方自治体など)でスローピング教室も
開かれていますので、それを利用するのもいいでしょう。

明日はさらに簡単な運動をみてみましょう!

 

運動が頭をよくする?!

運動が頭をよくする?!

 

運動が頭をよくする?!

運動は、脳の働きにも影響を与えます。

 

軽い運動であるウォーキングや散歩でも、
脳の働きが活性化され、記憶力や判断力、
集中力などが向上します。

 

さらに骨は、強い刺激を与えると
ダメージを受けますが、
軽い負荷を与えると骨をつくる細胞が刺激され、
カルシウムの生成が促進されて丈夫になっていきます。

 

この軽い運動でも脳活性化、そして、
認知機能が高まることを筑波大学の研究により、
発見されました。

 

それによると、
運動と脳の働きの関係性については、
これまでに多くの研究がおこなわれており、

息がやや弾む中強度の運動が推奨されてきましたが、
高齢者にとっては実践が難しい
といった課題がありました。

 

今回の研究では、これまであまり
解明されてこなかった、ヒトの軽強度の運動が
認知機能に与える影響を、脳機能イメージング法と
認知機能テスト「ストループテスト」を用いて
調べました。

 

ちなみに「ストループテスト」とは
どんなテストかというと、

言葉が実際の色とは違う色で表示されている。

たとえば、「青」インクで、「緑」と書
かれている場合、表示されている色「青」 よりも、
「緑 」という言葉の方が言いやすい
ということを利用したテストです。

 

このストループ・テストは、
集中して疲れると認識にどんな影響が
あるかを理解させてくれます。

 

このテストで、25名の被験者に対して、
最大酸素摂取量の30%の運動を
10分間実施してもらいました。


ストループテストを処理する時間が
有意に短縮しました。

 

また、脳の活動について詳しく調べたところ
運動後は左の前頭前野背外側部と
左の前頭極の活動が有意に
高まっていることが分かったということ。

 

この研究成果は、体力のない高齢者や
疾患社を対象にした認知症予防運動の開発に
応用できると期待されています。

ウォーキングや散歩などの
軽い運動をすることで脳の働きがよくなるのは、
記憶力に関係するアセチルコリンや
集中力を増進させるノルアドレナリンなど、
脳の神経伝達物質の分泌が活性化されるためと
考えられています。

 

実際に記憶力や判断力のテストをすると、
歩く前よりも、歩いている最中から
その後にかけてのほうが、成績がアップする

という変化がみられます。

 

またアセチルコリンの減少は、
アルツハイマー型痴呆の原因の1つとされているので、
これを防ぐ効果もあります。

歩くことは、若い世代にとっては
仕事や勉強の効率を高め

高齢者にとってはボケ予防にもなるわけです。

 

日ごろ運動不足の人なら、
楽な運動でも十分に効果があることを
知っておきましょう。

 

免疫は腸から?!

免疫は腸から?!

 

免疫は腸から?!

腸は人の生命維持にかかわる最も大切な器官で、
腸の粘膜の表面積は実に全身の皮膚の
およそ200倍ともいわれています。

 

 腸は飲食物に含まれる栄養分を吸収する一方で
細菌やウイルスはその感染を防ぐため
吸収せず便として体外に排出しなければなりません。

従って血液中を流れるリンパ球といわれる
免疫細胞の多くが腸に集まっており

それら免疫細胞が腸の粘膜やヒダに集まって
バイエル版と言うリンパ組織を形成しています。

 

また、人の体の全免疫システム全体の70%
腸に集中してと言われています。

腸内の免疫の主な働きは3つ

① 腸内に入ってきたものを免疫細胞が認識
        
② 免疫細胞が腸内に入ってきたものの無害、有害を判断
        
③ 無害なものは受け入れ、有害な場合は免疫細胞が攻撃

 

なぜ腸管にこれほど多くの免疫システムが
集まるのでしょうか?

 

日々、口に入れられる飲食物にも
必ず多くの細菌やウイルスなどが含まれています。

それらの有害物質は腸の粘膜から
最も侵入しやすいとされています。

また、正常な人でも毎日3,000~4,000個
発生すると言われているがん細胞が生じる場所も
ほとんどが腸内の粘膜からといわれています。

 

そのような病原菌や有害菌などの外敵を
素早く感知し、攻撃し、排除するため、
免疫細胞が24時間365日、
常に腸を守り続けなければなりません。

 

つまり腸が人の体で最大の免疫器官である理由が
ここにあるわけです。

そしてこの腸内の免疫と腸内細菌は
密接な関係をもっています。

 

人の腸の中には、約500種類、100兆個の細菌が
住み着いています。

 

その細菌は腸内細菌といわれています。

腸内細菌の種類は、乳酸菌を代表とする
善玉菌と有害菌である悪玉菌が存在します。

さらに詳しく分けると、腸内の環境状態によって
善玉菌にも悪玉菌にもなったりする
日和見菌という3種類に分類できます。

 健康な人の腸内環境は善玉菌と悪玉菌
それぞれが上手く保たれています。

 

3日以上も便通がなくなると、
だんだんと体が重く感じますよね。

 

腸が重くなり下がってきてしまうので、
本当に体が重い状態です。

 

腸が下がるともともとの形から
うねるように腸が長くなり、
便のとおり道が長くなったり、
押し出しできないほど変形したりするなど、
悪循環になります。

 

そうなる前に、日ごろからの運動や
食事は大切ですが、腸の状態がすでに
悪循環になってしまったときには、
マッサージで刺激する必要があります。

 

腸をマッサージすることで体もぽかぽか

運動をしなくても、腸をマッサージすることで、
おなかが温まり、ぽかぽかしてきます。

内臓が温まると体全体も温まってきます。

お腹を暖めることで免疫がついてくるのです。

なので、寒いときなどに、やさしく
腸マッサージをしてあげるのも効果的です。

 

さらに、新陳代謝が上がり、腸が柔らかくなるので、
腸の動きが活発になります。

 

日ごろからマッサージをすることで、
常に腸の健康状態を良くしておけば、
便秘もなくなり、お肌もキレイになれますよ。

できるところから始めてみましょう!

 

驚異的な記憶能力は誰もが持っている?!

驚異的な記憶能力は誰もが持っている?!

 

 

驚異的な記憶能力は誰もが持っている?!

サヴァン症候群と呼ばれる症状を
みなさんは知っていますでしょうか?

 

その能力といえば、驚異的なものがあります。

たとえば・・・

・航空写真を少し見ただけで、
  細部にわたるまで描き起こすことができる(映像記憶)

・1分間で本を10ページ以上、
  正確に写真的に記憶してしまう

・動物をひと目みただけで、
  正確にその姿を粘土細工に再現する

などなど、潜在的な認知力が非常に高いのです。

神経科学者のアラン・スナイダー氏は、
サヴァン症候群と呼ばれる症状の人々に
見られるような潜在的な認知力が、
あらゆる人の中に眠っており、
脳にちょっとした電気ショックを与えるだけで、
この潜在能力を引き出せる可能性があると
考えています。

■ サヴァン症候群とは・・・

自閉症や知的障害のある方のうち、
ある特定の分野に限って非常に優れた能力を
持っている人のこと

自閉症患者の10人にひとり,
脳損傷患者あるいは知的障害者の
2000人にひとりの割合でみられる。

 

自閉症の特徴であるコミュニケーション力が
少ないため、組織で生活をすることは難しい。

 

■ サヴァン症候群の原因は、不明

諸説として考えられている原因が
まず脳の変形です。

脳機能の一部に障害があるために、
脳がそれを補おうとして変形し、
類稀なる才能が開花したという説です。

 

さらに最近,一部の痴呆症患者に
サヴァンに似た徴候が突然出現すると
報告されたことから,すべての人の脳に
天才的な才能がひそんでいる可能性も
考えられるようになりました。

これを証明するような研究発表がされています。

以下がその文面です。

研究の基盤となっている潜在記憶研究で、
人間の驚くべき記憶能力が明らかになってきました。

 

すなわち、わずかに注意を向けて
見たり聴いたりした意味のない感覚情報を
人間は、少なくとも数ヶ月単位で蓄えている
という新事実です。

何気なく注意を向けた感覚情報などは
すぐに消えてしまい、記憶として残っているとは
到底思えませが、その情報を人間が
長期にわたって蓄えていると考えざるを得ない
確実な結果が得られています。

 

この結果によれば、注意を向けた瞬間に
感覚情報が脳内に蓄積されると
考えざるを得ないことになります。

毎日私たちは膨大な感覚情報を
受け取っています。

それらの情報を数ヶ月単位で蓄えるとすれば、
信じられないほど膨大な情報を、
私たちが有限のニューロンで表現し、
蓄え、瞬間的にそれを再構成できる
しくみがあるはずです(それは可能でしょうか?)。

 

数ヶ月単位で情報が保持されるとすれば、
その原因は脳内の物質的な変化に帰属する
必要があります。

 

まだまだ原因がわからないにしても、
私たち誰にもこのような能力があるということが
わかってきていることは、画期的なことです。

 

大いに自分に自信をもって、学んでいきたいものです。