笑顔が脳に影響する?!
笑いの頻度を性別、年齢別に調べ、
それとストレス状態、食事の内容、運動量、
睡眠時間などの相関が解析されています。
これは大阪大学医学系研究科公衆衛生学
大平哲也准教授らの研究によるもので、
これまで40年以上にわたって、長期間調査をしてきた
大阪府Y市の住民2516人について調べられています。
それによると、
ほぼ毎日声を出して笑う男性は約40%、
一方女性は54%。
女性のほうが笑う頻度が高いという結果になりました。
また、年齢とともに笑う頻度が少なくなっていました。
認知機能については、
①まわりの人から「いつも同じことを聞く」
などの物忘れがあるといわれる → はい
②自分で電話番号を調べ、
電話をかけることをしている → いいえ
③今日が何月何日か
わからないときがある → はい
という3項目でひとつ以上当てはまる人を
認知機能低下症状があるとしました。
65歳以上の対象者の中で、
認知機能低下症状がある人は25.7%でした。
そして、ほぼ毎日笑う人では認知機能の低下が少なく、
ほとんどなし(笑わない)という人と比較すると、
笑わない人は毎日笑う人より
認知機能の低下がみられる人は
2倍以上もいました。
ということは、
笑うことにより認知症予防になるということですね。
笑うことで健康にも良い影響を与えます。
筑波大学の村上先生によると
笑いは免疫系のナチュラルキラー細胞
という体の細胞が活性化されて
若々しくなり身体を健康に、そして
美しい肌を育むという、好影響を与えてくれるそうです。
ちなみに
ナチュラルキラー細胞(NK細胞)とは、
自然免疫の主要因子として働く
細胞傷害性リンパ球の1種で、特に腫瘍細胞や
ウイルス感染細胞の拒絶に重要なものです。
その他にも笑うことで脳細胞も活性化されて
脳年齢も若くなります。
笑顔はいいことずくめです。
毎日鏡を見て自分の顔をチエックしましょう!
● すべてのことに感謝して毎日鏡を見て笑顔の練習をする。
口元のの筋肉をゆるめるだけでなく、目元が自然に微笑む
ようにする。
明るく肯定的にすべてをみる習慣が、明るくイキイキとした
目となって現れてくるのです。
● 声を出して笑う。
毎日声を出して笑うことで気分がよくなり
自然と笑顔となっています。
落ち込んでいるときでも大きな声で笑っていると
気分がよくなってくるとともに脳細胞が活性化される事
が証明されています。
さあ 大きな声を出して笑いましょう!
● 表情筋を鍛えると
顔の老化、たるみや脳の老化の予防となり
若々しい顔・笑顔美人・若々しい脳年齢になりますよ。
笑顔になるといいことづくめですね。
さあ、早速実行してみましょう!!