記憶力アップに、音で深い眠りに誘う方法とは・・・
睡眠にはご存知のように
「レム睡眠」と
「ノンレム睡眠」があります。
「レム睡眠」は
身体を休める眠りで
「浅い眠り」、
そして「ノンレム睡眠」は
脳を休める眠りで
「深い眠り」とも言われます。
この「ノンレム睡眠」は、
記憶を定着させるために
重要な役割があると考えられています。
しかし、
中高年になってくると
このノンレム睡眠の時間が
減少してくるために、
この「ノンレム睡眠時間の減少」が
老化による記憶力の低下を
引き起こしていると言われています。
この「ノンレム睡眠時間の減少」を
防ぐのに効果的な方法が、
ノースウェスタン大学の研究により
発表されている記事があります。
以下その詳しい記事です。
▼ ▼ ▼
60歳以上の13人の被験者を募り、
一晩中「音による刺激」と
「偽の刺激」を聴きながら
寝てもらうという実験を行うことで
方法を導き出しています。
この実験で用いられる
「偽の刺激」というのは、
「音による刺激」と同じ音を鳴らすものの、
被験者の睡眠中には
何の音も出さなくするというもの。
睡眠中に鳴りっぱなしとなる
「音による刺激」との差異を比べることで、
睡眠中に聴いた音が
人体にどのような影響を与えるかを
調べるために用いられます。
実験の結果、
「偽の刺激」を聴いた場合は
寝る前と起きてからの記憶力テストで
わずか数%の改善しか
みられなかったのに対し、
「音による刺激」として
ピンクノイズを聴き続けた場合は
起きてから受けたテストのスコアが
平均で3倍も高くなり、
明らかに記憶定着に効果を発揮
していることがわかりました。
ピンクノイズというのは
1/fゆらぎ音。
こういった類いのノイズを
睡眠時の脳波とシンクロさせて
被験者に聴かせたとのこと。
この実験が行われている最中の
被験者の脳波を検知したところ、
寝る際にピンクノイズを聴いた被験者は、
明らかに脳からの信号が少なくなり、
深い眠りに入っていることが
わかっています。
これはノンレム睡眠のうち、
出現する脳波の周波数が低い
「徐波睡眠」が長くなっているともいえ、
被験者の間で
記憶力の改善が起きていることを
示唆する結果であるといえます。
つまり、
高齢者にとっては
徐波睡眠の長さが
記憶力を維持するのに
重要な働きを担っていると推測されており、
その徐波睡眠を長くするのに
脳波とシンクロさせた
ピンクノイズが有効であることが
実験から明らかになったというわけです。
ーGigazine 2018年01月22日ー
▲ ▲ ▲
1/fゆらぎが
生体のリズムと同じだということが
分かってきています。
人間の心拍のリズムや、
目玉の動き方や
脳波のα波の周波数ゆらぎ、
小川のせせらぎ、
木漏れ日、
人に快適感やヒーリング効果を
与えると言われています。
やはり自然のリズムが深い睡眠を促し、
記憶力をアップすることになるようです。
α波ミュージックを聞きながら
お休みになると良いのではないでしょうか。
一度試してみて下さいね^^
今日一日みなさまが幸せでありますように・・・
■ ■ ■ 編集後記 ■ ■ ■
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