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風邪による頭痛(他疾患が原因の場合)の予防と対処法

 
 
風邪の予防と対処法
 
生活の中での予防法
 
①バランスのとれた食事をとる
 
栄養の偏りや不足は体の調子を崩しやすくなる原因のひとつです。
 
レバーやうなぎ、牛乳、トマト、キウイ、いちご、大豆などに
豊富に含まれているビタミンAやC、ミネラルを
積極的にとりバランスの良い食事を心がけましょう。
 
 
 
②しっかり睡眠をとる
 
睡眠不足からくる疲れとストレスは、
免疫力の低下を招き、
風邪を引きやすくしてしまいます。
日頃から睡眠を十分にとるようにしましょう。
 
 
③手洗いとうがいの習慣をつける
 
手についたウイルスからの感染を防ぐために、
 
帰宅時や食事の前には、必ず石けんなどで手を洗い、
流水で十分にすすぐようにしましょう。
 
 
うがいは、上を向いて行うガラガラうがいが効果的です。
 
 
④室温、湿度を調整する
 
空気が乾燥すると、ウイルスに感染しやすくなります。
 
 
ウイルスが増殖できない環境を作るために、
室温が20~25℃に、湿度が60~80%になるように調整しましょう。
 
 
湿度の調整は加湿器の他、部屋に濡れタオルを干したり、
お湯を沸かすことでも行えます。
 
 
⑤タバコを控える
 
タバコは血管を収縮させ、血液の流れを悪くするだけではなく、
のどや肺に軽い炎症を引き起こし
感染源に対する抵抗力を弱めてしまうので、控えましょう。
 
 
 
⑥冷房を効かせすぎない
 
 
寒さは自律神経の乱れを引き起こし、
免疫力を低下させます。
 
 
夏風邪の原因の多くが、冷房による自律神経の乱れや
室内外の温度差といわれていますので、冷房を弱めたり、
室内では上着をはおったり、膝かけをするなど
体を冷やさない対策をしましょう。
 
 
対処法は・・・
 
 
1、マスクをする
マスクには、鼻やのどの乾燥や風邪に感染することを
防ぐと同時に、感染源をまき散らさない効果もあります。
 
 
長時間つけていても苦しくない、
自分に合った形を選び、衛生面のためにも
毎日変えるようにしましょう。
 
 
2、生活習慣を改善する
 
風邪を早く治すには、十分な休息と栄養のある食事が大切です。
 
ただし、風邪をひくと消化機能が低下しますから、
消化の良いものを食べましょう。
 
 
卵入りのおかゆや、野菜スープ、またビタミン類を多く含む
リンゴやみかんなどの果物がおすすめです。
 
 
3、薬での対処と診断
 
風邪薬にはさまざまな種類があります。
 
鼻水・鼻づまり、のどの痛み、発熱など、自分のつらい症状に
合わせて風邪薬を選ぶようにしましょう。
 
 
風邪の症状の多くは、1週間以内でおさまることが
ほとんどです。
 
 
高熱が出る、のどの痛みやせき、たんなどの症状が長引く
といったことがあれば、他の疾患が隠れている場合も
ありますので、診断を受けた方がよいでしょう。
 
 
 
風邪かと思い、インフルエンザであることがあります。
 
 
インフルエンザと風邪の大きな違いは、
 
風邪では全身的な症状がないのに対して、
 
インフルエンザでは強い全身症状があらわれます。
 
 
インフルエンザに感染すると、約1~3日の潜伏期間を経て、
急に38~40℃の高熱が出ます。
 
 
 
さらに頭痛や全身の関節痛、筋肉痛、倦怠感などがあらわれる他、
普通の風邪と同様に鼻水やせき、のどの痛みをともないます。
これらの症状は通常の場合5~7日ほどで治ります。
 
 
インフルエンザによる疾患には、以下のものがあります。
 
 
1、インフルエンザ脳炎(脳症)
 
インフルエンザのウイルスが脳に侵入して炎症を起こし、
脳の機能が低下する疾患です。
 
 
インフルエンザ感染による発熱から24~48時間くらいで
急激に体調が変化し、嘔吐、痙攣、意識障害などが
みられるようになります。
 
また、妄想や幻覚などによる異常な言動もあらわれます。
 
 
主に1~3歳児が発症し、そのうち30%が死亡、
25%に運動麻痺などの後遺症が残るという非常に危険な疾患です。
 
 
2、肺炎
 
インフルエンザによって体の抵抗力が弱くなっていると、
ウイルスや細菌が肺に侵入し、炎症を起こすことがあります。
 
 
のどが痛くないのにせきが出たり、38℃以上の高熱が
1週間以上続きます。
 
 
また、呼吸が苦しくなることもあります。
 
体力が落ちている人や、免疫力の弱い子どもやお年寄りが、
 
インフルエンザや風邪の合併症として発症することが多く、
ときには死に至ることもありますので、注意が必要です。
 
3、心筋炎
 
心筋炎は、心臓を動かしている筋肉(心筋)が
インフルエンザなどのウイルスや細菌に感染することで
炎症を起こす疾患です。
 
 
発熱、せき、のどの痛み、全身の倦怠感などの風邪に
似た症状に続き、加えて動悸、不整脈、呼吸困難などの
症状があらわれます。
 
 
重症化すると劇症型心筋炎に発展しますので、
早急な対処が必要です。
 
 
 
次回は、インフルエンザの予防と対処法についてです。
 
風邪をなるべくひかないよう、日々身体を冷やさないように、
お過ごし下さいね。
 
 

風邪による頭痛(他疾患が原因の場合)

 
 
頭痛(他疾患が原因である頭痛)
 
 
以前に頭痛について、
特に偏頭痛については、お話しました。
 
 
 
今回は
何か別の病気が考えられる頭痛について
お話していきます。
 
 
脳の疾患の症状としてあらわれる頭痛のなかには、
生命に関わる危険な頭痛もあります。
 
 
頭痛が一度始まると持続的になり、
痛みが激しくなる傾向があります。
 
 
頭痛を伴う疾患としては
 
1、 風邪
2、 くも膜下出血
3、 髄膜炎
4、 脳出血
5、 脳腫瘍
6、 慢性硬膜下血腫
 
などがあります。
 
まずこれから寒くなってくるとどんどん増えてくる
「風邪」によるものを考えていきます。
 
 
考えられる原因
 
 
① 風邪をひいている人からの直接感染
 
風邪の人が1回くしゃみやせきをすると、
ウイルスなどの感染源がたくさん飛び散ることになります。
 
 
そのため近くにいると直接その感染源を吸いこむ、
飛沫感染をすることがあります。
 
 
② 感染源に触れたことによる間接感染
 
空気中に飛び散った感染源が
付着したものに手で触れると、それを介して鼻や口、目、肌
などから感染する原因となります。
 
 
また、感染源が衣服についた場合、
その衣服を脱いだり着たりするときに
 
 
感染源が体内に入り込むことがあります。
 
③ 免疫力の低下
 
疲れや体力の低下、老化、睡眠不足によって、
体の免疫機能が低下します。
 
 
その結果、感染源を排除しようとする
免疫力の働きが弱まり、体内に感染源が
入り込みやすくなってしまいます。
 
 
また肺炎などの細菌の二次感染による
重い合併症を引き起こすこともあります。
 
④ 風邪(感冒)の症状
 
1、鼻水、せき、くしゃみ
 
感染源などが体内に入ったときに、
体はそれを外に追い出そうと、防御反応をとります。
 
鼻水は、鼻やのどに付着したウイルスを洗い流そうとするもので、
せきやくしゃみは異物を外に排出しようとする防御反応です。
 
2、たん
 
のどや気管支が炎症を起こすと、粘膜が腫れて充血し、
粘液を大量に分泌するようになります。
 
 
それが塊となって外に排出されるのがたんです。
 
3、のどの炎症
 
感染源がのどに侵入すると、
のどに炎症を起こし痛みを引き起こします。
 
 
とくに、鼻が詰まっているときなどに
口だけで呼吸をしていると、
のどに感染源が入りやすくなってしまいます。
 
 
4、発熱
感染源が侵入すると、体が反応して発熱を起こします。
 
それほど高熱が出ることはありませんが、
インフルエンザや細菌感染による二次感染が起こると、
高熱がでることがあります。
 
 
 
風邪が引き起こす疾患
 
1、扁桃炎(へんとうえん)
 
二次感染の細菌感染により引き起こされる炎症で、
のどの奥の扁桃が真っ赤に腫れあがり、
悪化すると表面に膿をもちます。
 
 
39~40℃の高熱とのどの激しい痛み、
全身の倦怠感があらわれます。
 
さらに、首のリンパ腺に腫れと痛みが出ることもあります。
 
2、肺炎
 
ウイルスや細菌が肺に侵入し、炎症を起こします。
 
風邪をこじらせたり放置していることが原因の一つです。
 
症状としては、のどが痛くないのにせきが出たり、
38℃以上の高熱が1週間以上続きます。
 
 
また、呼吸が苦しくなることもあります。
 
体力が落ちている人や、免疫力の弱いお年寄りに
多くみられる二次感染です。
 
 
上記のように、炎症が起こっていくことにより、患部の痛みや、頭の痛みを
発してきます。
 
 
では次回はその予防と対処法についてです。
 
 

心のストレスによる身体の影響は・・その2

心のストレスによる身体の影響は・・その2
心のストレスの影響とは・・・
 
ストレスの影響を受ける身体の疾患として、
過敏性腸症候群があります。
 
 
最近はこの症状を訴える方が結構多いように思います。
 
 
原因
 
 
1、不安や緊張などの精神的ストレス
 
不安を感じたり、緊張したときに急にお腹が痛くなったり
トイレに行きたくなることは誰にでも起こります。
 
 
しかし、1年位にわたり頻繁に起こるようなら
過敏性腸症候群の可能性もあります。
 
 
脳と腸は深い関係があるので、脳が強いストレスを感じると、
腸のぜん動運動に異常が生じ、下痢あるいは
便秘の症状を起こすことがあります。
 
 
 
2、過労や睡眠不足などの身体的ストレス
 
過労や睡眠不足によって体が疲れたり、
食事が不規則な生活が続くと体がストレスを感じ、
腸のぜん動運動に変化が生じます。
 
 
 
異常に活発化して下痢を引き起こしたり、
逆にぜん動運動が鈍くなって便秘を引き起こすことになります。
 
 
 
過敏性腸症候群の症状
 
 
1、腹痛をともなう下痢や便秘
 
過敏性腸症候群には、下痢型と便秘型、
 
そして下痢と便秘が数日ごとに交互にあらわれる
交替型があります。
 
 
 
下痢型では、急激な腹痛と便意をともなう1日3回以上、
水のような便が排泄されます。
 
 
便秘型では、週3回以下に排便回数が減少します。
 
 
排便時には腹痛をともない、強くいきまないと
便が出ないことがほとんどです。
 
 
 
便が出てもウサギの糞状の硬いコロコロとした便で、
残便感が残ります。
 
 
予防法
 
 
1、ストレスを軽減する
 
過敏性腸症候群は、ストレス社会に起こる現代病
ともいわれています。
 
 
そのため、ストレスを溜めないようにするのが
一番の予防法です。
 
 
多忙な毎日を過ごしていても、
家に帰ったら読書やテレビを楽しむ、
ゆっくりとぬるめのお風呂につかるなどの
息抜きの時間を持つようにして、
ストレスを軽くする生活を心がけましょう。
 
 
 
2、規則正しい生活を送る
 
毎朝決まった時間に起きて、なるべく同じ時間に
3食きちんと食べることで、体のリズムが整っていきます。
 
 
 
睡眠時間が足りなくてつらいときは、
朝日を浴びるとスッキリと目覚めることができます。
 
 
 
また、短い時間でも深い睡眠を得られるように
自分に合った枕を選ぶなど、睡眠環境にもこだわってみましょう。
 
 
対処法
 
 
腸をいたわる食生活を心がける
 
下痢を起こすタイプの人は冷えた食事や飲み物、
そしてなるべく牛乳などの乳製品や高脂肪の食事も避けて、
腸に刺激を与えないようにしましょう。
 
 
 
便秘を起こすタイプの人はキャベツやゴボウ、
バナナ、納豆などの繊維が豊富な食品を積極的にとって、
自然にお通じを促しましょう。
 
 
 
1、服薬方法
 
下痢が続くというときは下痢止めや、
下痢に効果があるとされる漢方薬を服用してみましょう。
とくに漢方薬は自然に近いお通じを促すのでおすすめです。
また、腸内のバランスを整える効果がある乳酸菌が含まれた整腸薬などもいいでしょう。
 
 
2、病院で検査する
 
腹痛をともなう激しい下痢あるいは便秘が続くときは、
腸の疾患が隠れていることもありますので、
主治医や消化器科、胃腸科に相談してみましょう。
 
 
ストレスが強いようなときは、心療内科も受診の対象になります。
 
 
 
いかがでしたでしょうか?
 
おなかがどうも弱い・・・という方は、ぜひ参考になさって下さい。
 
 
 

心のストレスによる身体の影響は・・その1

心のストレスによる身体の影響は・・その1
 
心のストレスによる身体の影響は・・・
 
 
前回は心のストレスの原因と症状・疾患の一連をお話しました。
 
今回はそのトレスの影響での身体の疾患の状態
もう少し詳しくみていきたいと思います。
 
 
ストレスが引き起こす疾患
 
 
1、急性胃炎・慢性胃炎・神経性胃炎
 
原因
 
1,ストレスによる自律神経の乱れ
 
ストレスを受け続けると、胃の働きをコントロールしている
自律神経が乱れて胃酸が過剰に分泌されることがあります。
 
 
その多すぎる胃酸が胃の粘膜を傷つけ、
胃の粘膜が急性の炎症を起こします。
 
 
2,食べすぎ飲みすぎ、刺激の強い食べ物やアルコール
 
暴飲暴食をしたり、にんにく、唐辛子などの
刺激の強い食べ物や濃度の高いアルコールを過剰にとることで、
急性の胃炎が起こることがあります。
 
 
また習慣性のアルコールやタバコ、香辛料、果汁、
炭酸飲料も胃酸の分泌を促進するため、
胃の粘膜に急性の炎症を起こす原因になります。
 
 
 
3,胃の粘膜を傷つけるピロリ菌
 
ヘリコバクター・ピロリ菌は胃の強い酸の中で生息する細菌です。
 
 
このピロリ菌は胃酸から身を守るために常に
アンモニアを出し続けています。
 
 
ピロリ菌が粘膜を傷つけるメカニズムには多くの説があり、
複数のメカニズムが絡んでいると考えられています。
 
 
ピロリ菌が出すアンモニアが
胃の粘膜を繰り返し傷つけることが、
慢性胃炎の原因の約8割をしめています。
 
 
 
予防法
 
 
1,呼吸で自律神経のバランスを整える
 
自律神経のバランスを整える呼吸法で
リラックスして、ストレスを遠ざけましょう。
 
 
おへその下に意識を集中させて、
お腹に空気を入れる感覚でゆっくりと
鼻から息を吸います。
 
 
空気がお腹に入りきったら数秒息を止め、
おへその下に力を入れたまま鼻から息を吐きます。
 
 
これを1日に数回繰り返しましょう。
 
 
2,ストレスのコントロールをする
 
ストレスと胃炎は、切っても切れない関係です。
 
 
ストレスを溜め込まず、上手に解消するための工夫や
リラックスできる趣味のレパートリーを
たくさん持っておくといいでしょう。
 
 
 
特別なことでなくても、テレビを見たり、
ゆっくりお風呂につかるなど、
日常生活の中でできる自分に合ったリラックス法を
見つけましょう!
 
 
 
3,規則正しく食事をとる
 
不規則な時間に食事をとることは胃に負担がかかりますから、
規則正しい時間に食事をとるようにしましょう。
 
 
食事の際は、消化の悪い脂っこいものばかり
とりすぎないように注意し、腹八分目を心がけましょう。
 
 
また胃酸を過剰に分泌し、胃の粘膜を痛める強い
アルコールやタバコはなるべく控えましょう。
 
 
 
4,ピロリ菌を除菌する
 
病院でピロリ菌検査を受けると、ピロリ菌感染の有無がわかります。
 
 
いくつか検査方法がありますが、吐いた息で検査するなど、
比較的どれも簡単なものです。
 
 
 
そして、このピロリ菌は病院で処方された薬を服用するだけで
痛みもなく除去することができます。
 
 
慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、さらには
胃がんを予防することや、潰瘍の再発を抑える効果も
認められています。
 
 
対処法
 
 
1、服薬方法
 
食欲不振や食べすぎ飲みすぎによる胃痛、胃もたれ、胸やけ、
腹部の膨満感などには胃腸薬、ストレスからくる胃痛、下痢、
のどのつかえ感などの胃腸の不具合には、
神経性胃炎に効果的な漢方処方の胃腸薬などがあります。
 
 
適切に使うことが大事です。
 
 
2、病院で診察を受ける
 
胃痛が長期間続くときや、激しい痛みがあるときは、
重い疾患が隠れている場合がありますので、
主治医や内科、消化器科、胃腸科で検査を受けてみましょう。
 
 
 
これからの時期は何かと飲む、食べる機会が多くなる時期です。
 
無理をせずに身体をいたわりながら、生活しましょう!
 
 
 

心のストレスとは・・・ 

 
 
心のストレスとは・・・
 
 
脳と心は一体感がないと[ストレス]がかかってきます。
 
以前にストレスと脳の関係性についてはお話ししました。
 
「ストレスと脳波の関係は・・・ 」
 
http://kioku-tamatebako.com/?p=743
 
http://kioku-tamatebako.com/?p=746
 
こちらの365日毎日配信している「記憶の玉手箱」を
参考にしてください。
 
 
 
今回はその原因と症状についてです。
 
 
■ 原因は
 
1、仕事の量や質
 
仕事が多い、仕事時間が長く休日が少ないなど
仕事の量によって生じるストレスがあります。
 
 
また、やりがいが感じられない、
ノルマや責任が重い、技術的に難しいなど、
仕事の質によってもストレスを感じます。
 
 
仕事が忙し過ぎたり、合わなかったりすると
ストレスが生じますが、逆に暇すぎても
ストレスが生じることもあります。
 
2、人間関係
 
職場やプライベートな場でも、
人間関係によるストレスは大きなダメージを
与えます。
 
 
職場で感じるストレスの原因の第一位に、
人間関係が挙げられているほどです。
 
 
3、現代人に多いテクノストレス
 
パソコンが苦手でなじめないテクノストレスは、
現代社会に適応できない不安とか焦りや、
同じ姿勢で長時間にわたりモニターを凝視、
操作し続けることなどから起こります。
 
 
逆に、パソコンのない生活に不安を感じたり、
人間同士のあいまいさに我慢がならなくなり
人づきあいに支障をきたすといった
テクノ依存症というストレスもあります。
 
 
4、ストレスを溜めやすい性格
 
競争心が強く、攻撃的でせっかちな人、
真面目で何事も完璧にこなさないと気が済まない人は
ストレスが溜まりやすいといえます。
 
 
また、緊張や不安、不快な感情などを
ストレートに表現できず、自分の感情を抑えたまま、
過剰に適応しようとする人もストレスを
溜め込みやすいタイプです。
 
 
5、睡眠不足
 
睡眠によって心身を休めることで、
ストレスを癒すことができます。
 
 
しかし、何かのきっかけで睡眠不足が続くと、
それ自体が大きなストレスになり、
今度は不眠を引き起こすという悪循環に
陥ることがあります。
 
 
■ストレスが引き起こす疾患
 
① 急性胃炎
 
食べすぎ飲みすぎやストレス、ウイルス、
ピロリ菌の感染、食中毒、アレルギーなどが
原因で胃の粘膜がただれ、みぞおちが
突然キリキリと痛むことがあります。
 
 
 
胃痛の他に、吐き気や下痢をともなうこともあり、
ひどい場合は嘔吐や吐血、下血を起こすことも
あります。
 
 
多くの場合、安静にしていれば2~3日で治まります。
 
 
② 慢性胃炎
 
原因の約8割がピロリ菌の感染によるものですが、
その他、非ステロイド性抗炎症薬の副作用や
慢性的なストレスなども原因になると
考えられています。
 
 
 
胃の粘膜が弱まり、炎症が繰り返されて
治りにくくなっている状態です。
 
 
突然胃痛や吐き気が起こり、多くは
胃もたれや胃痛、胸やけ、膨満感、吐き気、げっぷ
などの症状が慢性的に繰り返され、
胃潰瘍に進行することもあります。
 
 
③ 神経性胃炎
 
仕事などによる精神的なストレスや
過労が原因となり、自律神経がバランスを崩して
起こる胃炎です。
 
 
ストレスを受けて、自律神経がバランスを崩すと
胃酸が過剰に分泌され、気分がふさぐ、のどがつかえる、
胸やけがする、胃が痛むなどの症状を引き起こします。
 
④ 胃潰瘍
 
ピロリ菌やストレス、急性胃炎の悪化や
慢性胃炎を繰り返すことが原因となって、
胃の粘膜や胃壁が局所的に欠損し、
ときには貫通することもあります。
 
 
これには消化作用を持つ胃酸と消化酵素が
関わっています。
 
 
特徴的な症状は、
みぞおち周辺のズキズキとした重苦しい痛みです。
 
胃潰瘍は胃に入った食べ物が潰瘍を刺激して痛むので、
食事中から食後の痛みが多くなります。
その他、胸やけや胃もたれをともないます。
 
 
⑤ 十二指腸潰瘍
 
胃潰瘍と同様、ピロリ菌やストレスなどが原因で
起こると考えられています。
 
 
粘膜を守る粘液と胃酸と胃から出る
消化酵素のバランスが崩れ、消化酵素によって
十二指腸の粘膜が消化され、局所的に粘膜が
欠損した状態です。
 
 
十二指腸潰瘍は胃酸が潰瘍を刺激しますから、
早朝や空腹時にみぞおち周辺がシクシクと痛み、
食事をとると治まります。
 
 
その他、胸やけや胃もたれ、吐き気をともなうことがあります。
 
 
⑥ 過敏性腸症候群
 
精神的ストレスや情緒不安定などが原因で、
腸のぜん動運動に異常が起こり、
腹痛をともなう慢性的な下痢や便秘などを
引き起こします。
 
 
ときに下痢と便秘が交互に起こることもあります。
 
何週間も下痢が続いたり、一時的に治まり、
その後再発するという現象を繰り返すこともあります。
 
 
検査で調べても、目に見える
異常が認められないのが特徴です。
 
 
⑦ 不眠症
 
とくに疾患が見当たらないのに、
床についてもなかなか眠れない。
 
熟睡できず途中で何度も目が覚める、
朝早くに目覚めてその後寝付けない、
悪夢にうなされるといったこともあります。
 
 
熟睡できないため疲労感がとれず、
朝起きる気力が出ないなど日常生活に
支障をきたすような状態が続くのが不眠症です。
 
 
⑧ うつ病
 
特別な疾患がないのに、だるさや疲れがとれず、
気力が低下したり、落ち込んだりして
興味や楽しい気持ちを失い、
それを自分の力で回復するのが
難しい状態に陥るのがうつ病です。
 
 
食欲の減退、睡眠障害、集中力の低下をはじめ、
体の動きが鈍ったり、逆にイライラして
焦る気持ちが強くなったり、疲れが激しくなるなど、
心と体の双方に症状があらわれます。
 
 
 
⑨ 自律神経失調症
 
ストレスなどが原因で自律神経が乱れ、
心や体に不調があらわれた状態です。
 
 
不安や緊張、抑うつなどの心のトラブルや、
多汗、全身の倦怠感、頭痛、肩こり、手足のしびれ、
動悸、不整脈、めまい、不眠などの症状があらわれます。
 
 
あらわれる症状は人によって大きく違うのが特徴です。
 
 
ストレスによって上記のような症状、疾患が出る場合があります。
 
次回は、それらを詳しくみてみたいと思います。
 
 

二日酔いの対処法とは・・・ 

二日酔いの対処法とは・・・
 
 
 
前回までは頭に関する疾患について、
関連のあるものをピックしてお話しました。
 
 
 
今回は飲む機会が増えるこの季節、また、お付き合いでどうしても
アルコールを飲む機会が常日頃多いという方々、
その後の二日酔いについての症状、対処法などをお話していきます。
 
 
二日酔いの原因は・・・
 
 
代謝しきれないアルコールの摂取
 
 
アルコールを分解する際にできる有害物質、
アセトアルデヒドを代謝しきれず、
体内に残ってしまうと、頭痛やめまい、
吐き気などをもよおします。
 
 
また、アルコールを代謝する際に大量の水分が消費され、
脳を保護する髄液が減少する低髄液圧症候群となり
頭痛を感じることもあります。
 
 
 
飲むと頭が痛くなってしまう方は、
上記にあるように、大量の水分が消費されることで、
低髄液圧症候群となり頭痛を感じるのかもしれません。
 
 
 
お水をたくさん取るようにすることが大事ですね。
 
 
二日酔いの症状
 
頭痛、吐き気やほてり
 
 
二日酔いになると、頭痛、吐き気や嘔吐、体のほてり、
のどの渇きなどの不快な症状を感じます。
 
 
また、アルコールが体内に残っている場合は、
酩酊感やふらつき、ろれつが回らないなど、
一般的な酒酔い症状が残ることもあります。
 
 
 
予防法としては・・
 
 
1、お酒を飲む前に肝機能を高める食品をとる
 
 
ウコンなどの食品やタウリンを含む
栄養ドリンク剤などを飲酒前にとることで
「胆汁の分泌を盛んにし、アルコールの代謝機能を高めると
いわれています。
 
 
また、たんぱく質にも肝機能を活性化させる効果があるため、
牛乳などの乳製品を事前にとると二日酔い予防に役立ちます。
 
 
 
2、二日酔いを防ぐおつまみを一緒に食べる
 
枝豆やじゃがいもにはビタミンCが豊富に含まれ、
悪酔いや二日酔いを防ぐ作用があります。
 
 
また、おくらや長いも、なめこなどのネバネバ食材には
胃や腸の粘膜を保護するムチンが含まれています。
 
 
その他、アセトアルデヒドの分解をサポートする梅や、
肝機能を強化するしじみやゴマ
二日酔いの予防に有効な食材といわれています。
 
 
 
3、水分を補給する
 
肝臓でアルコールを代謝するときにはが必要となります。
 
 
また、二日酔いの頭痛は脱水症状などが原因で起こります。
 
 
そのためアルコールを大量にとりすぎたときには、
十分な水分補給が大切です
 
 
ただし、水分だけを補給しても尿として排泄されるため、
水分を体に保持する適量の塩分と一緒にとるようにしましょう。
 
 
4、お腹にカイロを貼る
 
東洋医学の「お灸」と同じ効果で、肝臓の辺りを温めると
肝機能が高まり、翌朝の二日酔い予防に役立つといわれています。
 
 
お酒を飲んでいる最中、もしくは飲んで帰宅するまでの間に、
使い捨てカイロをお腹に当てて肝臓の辺りを温めてあげましょう。
 
 
 
5、適量を心がけて飲む
 
適量を知り、それを超える量やペースにならないよう、
気をつけて飲むことが、二日酔いのなによりの予防法になります。
 
 
 
対処法
 
1、二日酔いを軽減させる食品をとる
 
肝臓で作られる胆汁の分泌を促し、
アルコールの代謝機能を助けるアミノ酸や
ビタミンB12が豊富なしじみは、二日酔いの回復を早めます。
その他、まいたけやお酢を使った料理も肝機能を高め、
アルコールの代謝を促します。
 
 
 
2、お茶やコーヒー、果汁100%ジュースで水分を補給する
 
 
コーヒーに含まれるカフェインは、二日酔いの頭痛を和らげ、
肝機能を高める働きをもっています。
 
 
お茶にはカフェインに加えて、
アルコールの吸収を抑える効果もあります。
 
 
また、果汁100%のジュースでは、アルコールの分解によって
不足している水分と、肝臓の働きのエネルギーとなる糖分を
手軽に補うことができます。
 
 
 
水分を補給することで、
体内に残るアルコールが尿として排出されますので、
水分は多めにとるようにするといいでしょう。
 
 
 
3、薬の服用
 
二日酔いによる吐き気やむかつきには、
胃腸機能を調整する塩化カルニチンなどが配合された胃腸薬、
頭が痛いときには鎮痛効果のあるイブプロフェン配合の頭痛薬など有効。
 
 
ただし
頭痛薬によってはお酒との相互作用が悪い種類が
ありますので、注意が必要です。
 
 
また、多量のアルコールを代謝するときには、
ビタミンB1が多く消費されますので、
体内のビタミンB1が足りなくなり、疲れを感じることがあります。
 
 
 
そんなときは、ビタミンB1が配合されたビタミン剤を
飲んでみるのもいいでしょう。
 
 
 
飲み過ぎた後の二日酔いの対処を参考にして、
無理をしないよう気をつけることも大事ですね。
 
 
 
身体をいたわりながら、日々を過ごしたいものです^^
 
 

もの忘れを伴う疾患 その6 

 
 
もの忘れを伴う疾患として
 
8種類の疾患を前回紹介致しました。
 
今回はその中での8、うつ病について
お話していきます。
 
 
うつ病については、
 
私の365日配信している「記憶の玉手箱」の
無料メールマガジン講座であります
 
★【記憶のまめ知識】vol.109「うつ病の症状は」
 
https://www.agentmail.jp/usr/?m=stepmailcontents&r=detail&p=287&s=136&i=108
 
 
★【記憶のまめ知識】vol.110「うつ病の原因は」
 
https://www.agentmail.jp/usr/?m=stepmailcontents&r=detail&p=287&s=136&i=109
 
を参考にして下さいね。
 
 
うつ状態でみられる症状
 
1) 自分で感じる症状
 
・憂うつ、気分が重い、気分が沈む、悲しい、不安である、
 
・イライラする、元気がない、集中力がない、好きなこともやりたくない、
 
・細かいことが気になる、悪いことをしたように感じて自分を責める、
 
・物事を悪い方へ考える、死にたくなる、眠れない
 
 
2) 周囲から見てわかる症状
 
・表情が暗い、涙もろい、反応が遅い、落ち着かない、飲酒量が増える
 
 
3) 体に出る症状
 
・食欲がない、体がだるい、疲れやすい、性欲がない、頭痛、肩こり、
 
・動悸、胃の不快感、便秘がち、めまい、口が渇く
 
 
「セロトニン」や「ノルアドレナリン」
といった神経伝達物質が十分に機能しなくなると、
感情をうまくコントロールできなくなって、
うつ状態に陥ってしまうといわれています。
 
 
 つまり、うつ病とは“精神的・肉体的疲労が
 続いていくうちに脳の中の
「セロトニン」や「ノルアドレナリン」といった
 神経伝達物質の働きに異常を来してしまう。
 
 
そのためにさまざまな症状が出現する病気”なのです。
 
 
また研究が徐々に進んできて、最新の情報も発表されています。
 
 
 現在、日本を含めて世界中でよく使われている薬は、
 
脳内の神経伝達物質である
セロトニンやノルアドレナリンに働きかける
SSRI と SNRI と呼ばれるタイプです。
 
 
私の専門の薬のことで分類していくと
以下のように主作用以外に期待しない
副作用が出てきます。
 
■ 薬のタイプ 副作用
 
SSRI   セロトニンの利用を高め、脳の働きを改善する➡  吐き気
 
SNRI   セロトニンとノルアドレナリンの利用を高め、
     脳の働きを改善する ➡ 尿の出が悪くなる
 
三環系   以前から使用されていた薬で、
     ノルアドレナリン中心にセロトニンにも作用し、
     脳の働きを改善する ➡ 口が渇く、便秘が起こる、
                尿の出が悪い頭がぼんやりする
 
 
脳科学研究の進歩により
うつ病の形態病理は大きく変化しています。
 
 
 
それは、うつ病研究の焦点が,
そのターゲットも分子から遺伝子レベルへと
変化してきています。
 
 
 
一方,脳機能画像解析研究も著しく進歩して,
これまで不可能であった微細な脳の
形態や機能の解析が可能となってきました。
 
 
 
MRI によるうつ病患者の脳解析から
 
海馬の萎縮が相次いで報告され,
 
神経解剖学的異常はないという
 
従来の定説が覆されようとしています。
 
鬱病に関しては、上記に出ている記事を参考にしていただけますと、
さらにわかると思います。
 
 
 
社会の変化に伴って、精神的ストレスの増加によって、
うつ病などメンタルの病気は増えています。
 
 
 
周りに振り回されることなく、自分を見つめる
ゆっくりとした時間を持つことが大事ですね!
 
心がけてみて下さい^^
 
 

もの忘れを伴う疾患 その5 

もの忘れを伴う疾患として
 
8種類の疾患を前回紹介致しました。
 
 
今回はその中での7、ビタミン欠乏症について
お話していきます。
 
 
ビタミンとは
 
 
ビタミンには
水溶性ビタミンビタミンB1、B2、B6、B12、ニコチン酸、
        葉酸(ようさん)、パントテン酸、ビタミンC)と、
 
脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)とがあります。 

 
 
脂溶性ビタミンは熱に対して比較的安定で、
必要以上にとると肝臓に貯蔵されるので、
過剰投与すると障害を引き起こします。
 
 
そのため、脂溶性ビタミンは、とりすぎないことが大切です。 

 
 
水溶性ビタミンは熱に弱く、調理法に
気をつける必要がありますが、過剰にとっても
尿に排泄されるので毒性はありません。
 
 
7、ビタミン欠乏症とは
 
 
ビタミンは体内では合成されないので、
微量の摂取で十分ですが毎日とる必要があります。
 
 
不足すると正常な生理機能、物質の代謝、
成長、生命維持に障害を来すので、欠くことができません。
 
 
 
潜在性ビタミン欠乏症
 
明らかなビタミン欠乏症状は示していないけれども、
疲労感、倦怠感、食欲不振など、いわゆる不定愁訴があり、
血液や尿中のビタミンの濃度が正常値より低い場合があります。
 
 
 
これは、ビタミン欠乏の前段階ともいえるもので、
もし、このような状態が長くつづくと
本物のビタミン欠乏症になる恐れがあります。
 
 
最近は、特にこうした状態にある人を
 
潜在性ビタミン欠乏症と呼んでいます。
 
 
 
潜在性ビタミン欠乏状態がつづくと、
体調が悪くなり、病気にかかりやすくなるといった、
日常生活への直接の影響のほか、がん、動脈硬化、糖尿病など、
長い時間かかって徐々に進行する生活習慣病の発生にも
関係することが知られています。
 
 
 
これらの病気の予防には「抗酸化ビタミン」
と呼ばれるビタミンC、E、β-カロテン、およびそれらを含む
緑黄色野菜などを積極的にとることが大切とされています。
 
 
 
抗酸化ビタミン
 
 
人の体内や環境中でつくられる活性酸素や
フリーラジカルなどによる生体細胞、
組織の酸化を防止する作用があるビタミン類のことです。
 
 
 
ビタミンを多めにとる必要がある人、
これらにあてはまる人はカッコ内のビタミンを
多めにとる工夫が必要です。
 
 
 
(1)ストレスの多い生活をしている人(A、C、B1、B2)
 
(2)甘いものを好む人(B1)
 
(3)かぜ、胃腸炎などの感染症、手術後の人(A、B1、C、E)
 
(4)筋肉運動の量が多い人(B1、B2、ナイアシン、E、C、β[ベータ]-カロテン)
 
(5)妊産婦、授乳婦、発育期の青少年(ビタミン類全般)
 
(6)抗生物質を使用している人(B2)
 
(7)経口避妊薬(ピル)を使用している人(B1、B6、B12、葉酸、C、E)
 
8)厳格な菜食主義者(B12)
 
(9)日光の当たらないところにいることが多い人(D)
 
(10)たばこを吸う人(A、C)
 
(11)睡眠が不足がちの人(B1、B6、B12)
 
(12)よく日焼けをする人(C、E、β-カロテン)
 
 
ビタミン不足による症状
 
 
 
代表的な欠乏症として
 
・Aは 夜盲症(やもうしょう)
 
・B1は かっけ、
 
・B2は 口角炎(こうかくえん)、
 
・B6は 皮膚炎・神経炎、
 
・B12は 悪性貧血、
 
・ナイアシンはペラグラ、
 
・パントテン酸は、足の灼熱感(しゃくねつかん)、
 
・葉酸は、巨赤芽球性貧血、
 
・Cは壊血病、
 
・Dはくる病、
 
・Eは溶血性貧血、
 
・Kは血液凝固障害
 
などがあります。

 
 
神経症状を来すビタミンB1、B6、B12、ニコチン酸の欠乏は
 
偏食が原因です
 
 
 
アルコール多飲のために、必要なビタミンB1が
アルコールの代謝に使われてしまって、
体内で不足することもあります。 
 
 
 
B12の欠乏は、胃切除などの術後に
B12の吸収ができないために起こることもあります。
 
 
欠乏症までいかなくても、ビタミン不足になると、
不足するビタミンの種類によってさまざまな症状が現れます。
 
 
 
現代人は食生活などによるビタミンB1不足が多く、
 
慢性疲労、食欲不振、動悸(どうき)、めまいのような
 
症状を訴える人の3割以上が潜在的ビタミンB1欠乏症
 
とまでいわれています。
 
 
 
潜在的ビタミンB1欠乏症の場合、
所要量の10倍以上を1~2週間摂取し、早期に体内貯蔵量を
回復させる方法もあります。
 
このためにはサプリメントが有効です。
 
 
検査と診断
 
 
最近ではビタミンの血中レベルが計測できるので、
低値を示せば欠乏症と診断できます。
 
 
 
そのほか、末梢血の検査によってビタミン欠乏による貧血や、
アルコールによる肝障害がないかどうかや、
末梢神経伝導検査によって手足の神経の機能がわかります。 
 
 

このようにして、総合的にどのビタミンが不足しているのか、
また末梢神経の機能低下がないかどうかの結果を踏まえて
診断されます。
 
 
 
脊髄や脳の障害はMRI検査で病変部位を
画像で示すことができ、診断に役立っています。
 
 
 
ビタミンは以上のように不足するといろいろな症状が出てきます。
 
 
適切にとってバランスをとることが大事ですね。