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心のストレスによる身体の影響は・・その2

心のストレスによる身体の影響は・・その2
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心のストレスの影響とは・・・
 
ストレスの影響を受ける身体の疾患として、
過敏性腸症候群があります。
 
 
最近はこの症状を訴える方が結構多いように思います。
 
 
原因
 
 
1、不安や緊張などの精神的ストレス
 
不安を感じたり、緊張したときに急にお腹が痛くなったり
トイレに行きたくなることは誰にでも起こります。
 
 
しかし、1年位にわたり頻繁に起こるようなら
過敏性腸症候群の可能性もあります。
 
 
脳と腸は深い関係があるので、脳が強いストレスを感じると、
腸のぜん動運動に異常が生じ、下痢あるいは
便秘の症状を起こすことがあります。
 
 
 
2、過労や睡眠不足などの身体的ストレス
 
過労や睡眠不足によって体が疲れたり、
食事が不規則な生活が続くと体がストレスを感じ、
腸のぜん動運動に変化が生じます。
 
 
 
異常に活発化して下痢を引き起こしたり、
逆にぜん動運動が鈍くなって便秘を引き起こすことになります。
 
 
 
過敏性腸症候群の症状
 
 
1、腹痛をともなう下痢や便秘
 
過敏性腸症候群には、下痢型と便秘型、
 
そして下痢と便秘が数日ごとに交互にあらわれる
交替型があります。
 
 
 
下痢型では、急激な腹痛と便意をともなう1日3回以上、
水のような便が排泄されます。
 
 
便秘型では、週3回以下に排便回数が減少します。
 
 
排便時には腹痛をともない、強くいきまないと
便が出ないことがほとんどです。
 
 
 
便が出てもウサギの糞状の硬いコロコロとした便で、
残便感が残ります。
 
 
予防法
 
 
1、ストレスを軽減する
 
過敏性腸症候群は、ストレス社会に起こる現代病
ともいわれています。
 
 
そのため、ストレスを溜めないようにするのが
一番の予防法です。
 
 
多忙な毎日を過ごしていても、
家に帰ったら読書やテレビを楽しむ、
ゆっくりとぬるめのお風呂につかるなどの
息抜きの時間を持つようにして、
ストレスを軽くする生活を心がけましょう。
 
 
 
2、規則正しい生活を送る
 
毎朝決まった時間に起きて、なるべく同じ時間に
3食きちんと食べることで、体のリズムが整っていきます。
 
 
 
睡眠時間が足りなくてつらいときは、
朝日を浴びるとスッキリと目覚めることができます。
 
 
 
また、短い時間でも深い睡眠を得られるように
自分に合った枕を選ぶなど、睡眠環境にもこだわってみましょう。
 
 
対処法
 
 
腸をいたわる食生活を心がける
 
下痢を起こすタイプの人は冷えた食事や飲み物、
そしてなるべく牛乳などの乳製品や高脂肪の食事も避けて、
腸に刺激を与えないようにしましょう。
 
 
 
便秘を起こすタイプの人はキャベツやゴボウ、
バナナ、納豆などの繊維が豊富な食品を積極的にとって、
自然にお通じを促しましょう。
 
 
 
1、服薬方法
 
下痢が続くというときは下痢止めや、
下痢に効果があるとされる漢方薬を服用してみましょう。
とくに漢方薬は自然に近いお通じを促すのでおすすめです。
また、腸内のバランスを整える効果がある乳酸菌が含まれた整腸薬などもいいでしょう。
 
 
2、病院で検査する
 
腹痛をともなう激しい下痢あるいは便秘が続くときは、
腸の疾患が隠れていることもありますので、
主治医や消化器科、胃腸科に相談してみましょう。
 
 
ストレスが強いようなときは、心療内科も受診の対象になります。
 
 
 
いかがでしたでしょうか?
 
おなかがどうも弱い・・・という方は、ぜひ参考になさって下さい。
 
 
 

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