うつ病とは・・・
	最近の社会現象として、
	うつ的な症状を訴える方が、すごい勢いで増加しています。
	このうつ病は「心のカゼ」とも言われており、
	特殊な病気でもなんでもなく、
	誰でもなってしまう可能性がある病気となっています。
	また、それと正反対の症状を引き起こす躁病、
	躁とうつを交互に繰り返す躁うつ病もあります。
	これは一体、脳の中で何が起こっているのでしょうか。
	もともとの性格や考え方の傾向、
	環境(ストレスなど)に加え
	体質・脳内にある物質の変化も関係しているといわれています。
	うつ病がなぜ起こるのかという、
	その原因や発症メカニズムについては、
	まだはっきりしたことはわかっていません。
	しかし、これまでの研究から
	脳の中で
	感情をコントロールしている物質(神経伝達物質)の
	バランスが崩れてしまうことが原因のひとつ
	だと考えられています。
	私たちの脳は、無数の神経細胞で構成されています。
	これらの神経細胞は、『神経伝達物質』
	という物質を介してさまざまな情報を伝え合い、
	複雑な働きを担っています。
	ところが、ストレスを抱えていたり、
	心身ともに疲れている状態が続いたりすると、
	この神経伝達物質の量や働きも十分ではなくなってきます。
	なかでも、意欲や気分を調整する
	「セロトニン」や「ノルアドレナリン」といった
	神経伝達物質が十分に機能しなくなると、
	感情をうまくコントロールできなくなって、
	うつ状態に陥ってしまうといわれています。
	つまり、うつ病とは“精神的・肉体的疲労が
	続いていくうちに脳の中の
	「セロトニン」や「ノルアドレナリン」といった
	神経伝達物質の働きに異常を来してしまい、
	そのためにさまざまな症状が出現する病気”なのです。
	また、うつ病の発症には、
	もともとの性格や考え方の傾向、あるいは環境(ストレスの状態)
	なども深く関わっているといわれています。
	■ うつ病になりやすい性格とはあるのでしょうか?
	①  生真面目で仕事熱心。
	②  責任感が強く、完璧主義。
	③  社交的で明るい面と、淋しがり屋な面の両方を兼ねている。
	いかがでしょうか?
	持ってるなぁ~と思われる方、いらっしゃると思います。
	■ では今度はうつ病になる主なきっかけは
	  どんなことが考えられるでしょうか?
	男性と女性、違いがあるようです。
	これは、前回、男性と女性の脳の違いを
	3回にわたってお話ししましたが、その中で、
	脳の構造上、
	男性は読字障害や、その他の言語の問題を持ちやすく、
	また、自閉症やADHD(注意欠陥・多動障害)、
	トゥレット症候群の診断を受けるのも
	男性の方が多いという調査があることをお話ししました。
	では、女性の方はというと、どちらかというと、
	うつ病や不安といった、気分障害に
	なる傾向性があることをお話ししました。
	では具体的にどのようなきっかけがあるのでしょう?
	■ 女性の場合
	・妊娠・出産・月経
	・家庭内の葛藤
	・近親者の病気・死
	・精神的打撃
	・身体の病気
	■ 男性の場合
	・仕事の疲労
	・職場移動
	・精神的打撃
	・経済問題
	・近親者の病気・死
	などがあります。
	うつ病の自己チェックシート
	以下のようなチェックシートがあります。
	参考までに載せておきますが、
	あくまでも参考になさる程度で結構かと思います。
	いかがでしたでしょうか?
	社会現象になっている「うつ病」、増加している「自殺」など、
	現代社会ならではの傾向があると思います。
	何とか減少させたいものです・・・
	明日は、このうつ病の原因、対処法についてです。
	今日一日皆さまが幸せでありますように・・・
	…☆ 編集後記 ★…
	うつ病に関しては・・・
	これには心の問題がとても多いと感じます。
	私自身、薬剤師でありカウンセラーでありますが、
	このような症状を訴えるクライアントさんが多く、
	お会いすることが多いです。
	でも今までの私の経験では、ほとんどが改善の方向をたどっています。
	なぜ?!
	うつ病や、躁鬱や、パニック症候群等々、
	いろいろな精神的病名がありますが、
	これは心で起こっている感情、ストレスなどが原因になって、
	脳の状態、神経伝達系などに変化がおこり、
	結果としてうつ病などと病名が診断されていくわけです。
	ということは、やはりこころで起こっていること、
	ずっとトラウマになっていたこと、
	育てられた環境、
	親子との関係
	などの、こころに受けた傷だったり、
	自分を信じる事ができなくなったことだったり、
	こころの問題がとても多いと思います。
	そこで、私たちの心の無意識の部分、深層心理
	これは心理学ではフロイトが説いたものですが、
	これをユングが精神を意識と無意識に区別しています。
	精神的なものをわかりやすく体系化したのです。
	この無意識の部分が、全体を100%として97%も
	あるということです。
	ご存じでしたか?
	学者によっては99%が無意識としています。
	ということは自分のことはわからないことだらけ・・・
	ということですね。
	よくみなさんが仰る、自分のことがわからなくて・・・
	というのはしごく当たり前なのかもしれませんね。
	そこで、私は、心の潜在意識がどのような状態になっているのか
	なにがその方のこころを閉じ込めているか、
	を読み取り、それを解放してあげます。
	それにより、本当に自然にその人本来の状態に
	戻ってくるようになります。
	病気・元気とか、漢字そのものに、「気の流れ」を示していますね。
	気とは「エネルギー」です。
	気が病むと、病気になり、気が元に戻ると、元気になりますよね!
	そうです!
	その人の気を元に戻してあげればいいんですね^^
	先日、ずっと何年もうつ病と診断されていた若い女性のクライアントさんが、
	いらして、2回目で本来のご自分の気に戻ってきています。
	特に目が変化しました。
	ご本人もおっしゃるように、トロンとした目が、キラキラ輝いて
	生きる希望で満ち溢れています。
	病院の定期診療の時に、ドクターからも
	目がかわったねぇー。
	何か変化あったの?
	と聞かれたそうです^^
	本人も驚いておりますが、周りの方々も当然びっくりですよね!
	ですので、本来の自分の自然の気に戻してあげれば、
	元気になっていくのです。
	精神面で悩んでいる方は、どうぞ自分に失望せず、
	自分の本来の持っている気を取り戻して
	元気に復活して頂きたいと心から思います。
	少しでもお手伝いができたら、幸いです^^
			




