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花粉症と脳との関係は・・・

花粉症と脳との関係は・・・

花粉症と脳との関係は・・・

花粉症になると、
眼や鼻や喉などに症状が出てつらい思いをする・・・

そんな方が多いのではないでしょうか。

そしてやはり、薬の服用が欠かせない
ということもよくあることです。

 

私も薬剤師なので、いかに花粉症の患者さんが多いか、
アレルギーの薬がいかに多く処方されるか、
目の当りにしてきました。

 

でもこの花粉症の薬を飲むと、眠くなりますよね。

それは、クシャミや鼻水・鼻づまりを抑えるための成分
「抗ヒスタミン剤」の副作用なのです。

 

なぜ、花粉症や喘息になってしまうのでしょうか?

 

それはヒスタミンが、
おもに免疫系と深い関係があるからです。

 

花粉やダニなどのアレルギーの
もとになる物質に反応して、生体防御機能として
アレルギー反応を起こします。

この反応が過剰に出ると、
花粉症やアレルギー・喘息の症状が強くでるのです。

 

つまり、アレルギー反応のひとつで、
過剰にヒスタミンが放出された状態です。

 

もちろん、
すべての人がヒスタミンが過剰に分泌される
というわけではありません。

 

その人の持つ体質や抗アレルギー、
自然治癒力や免疫力などが大きくかかわっています。

 

花粉症に毎年かかる人もいれば、
今まで一度もかかったことがないという人もいます。

 

 一方でヒスタミンは、
脳の中でも重要な働きをしています。

 

ヒスタミンを使って情報を伝える神経を、
「ヒスタミン神経」といいます。

この神経は、脳の奥にある「視床」という部分に、
多く集まっています。

 

このヒスタミン神経は、
目が覚めているときに盛んに活動し、
脳全体を叱咤激励して目覚めさせておく
役目を担っています。

 

逆に、夜になったり睡眠薬を飲んだりすると、
ヒスタミンの作用が弱くなってきます。

 

 花粉症の治療のために抗ヒスタミン薬を飲むと、
脳でもヒスタミンの働きがブロックされて
起きていられなくなり、だんだん眠くなってくるのです。

 

そのため、アレルギーの薬を飲むと、
眠くなってしまうのですね。

 

ヒスタミンは、活性アミンの一種で、
通常は、ヒスタミンは細胞内に留まっているので、
体内にヒスタミンが存在していること自体には、
とくに問題はありません。

 

外部からの刺激を受けると、
細胞外に放出されるようになり、
度が過ぎて過剰に放出されることで、
さまざまな症状があらわれます。

 

ひどくなると、アレルギー反応だけでなく、
血圧降下・血管の拡張などが
引き起こされることがあります。 

 

■ 花粉症・アレルギーを軽減するためには

【栄養療法】 
①    ビタミンC3000mg以上/1日
②    乳製品を控えめに
③    精製食品を減らす
④    バナナが有効

【芳香療法】
①    カミルレ
②    メリッサ
③    ラベンダー
④    ユーカリ
⑤    バラ水(充血した眼に)
⑥    カミルレ浸剤(充血した眼に)

【色彩療法】
①    レモン色
②    青緑色
③    青色

【交感神経を刺激して症状を改善】 
「体をひねる」 
「反り返る」 
「ワキを締める」 
のようなポーズがいいようです。

参考にしてみて下さいね。

低体温を改善するには・・・

低体温を改善するには・・・

 

低体温を改善するには・・・

前回は、低体温の原因をみてきました。

そもそも体温は36度~37度くらいあるものです。

それによって、身体の酵素や内臓の働きが
円滑になるということがわかりました。

ちなみにこの「低体温」と「冷え性」の違いは何なのでしょうか?

よく自分は冷え性です、とか言われる方が多いですよね。

結論からいうと、低体温と冷え症は違います。

冷え症は
手足の末梢血管が収縮し、
熱を逃がさないようにするもの
ですが、

低体温は
体内に熱エネルギーが作れない状態です。 

それでは、低体温を防ぐには

★体温を上げる食材の食事を摂るようにします。

 ショウガ、ニンニク、ミョウガ、ネギ、カボチャ、ヤマイモ 

★朝食をきちんと食べましょう!

 

★糖質や脂質の過剰摂取をやめましょう! 

 

★ミネラルを摂取する

低体温では、糖質からのエネルギー産生が進みません。
 
エネルギー効率を良くするために 
ビタミンB1・B2 、鉄や亜鉛・セレン などを
十分に摂取しましょう 

亜鉛などのミネラル補給は、
女性ホルモンのバランスを保ち、
冷え・生理不順・低体温を改善します。

★体温の7割は筋肉でつくられるので、運動をしましょう!

運動不足になると、血液を送る筋力が低下し、
低体温の原因となるので、積極的に運動して
筋肉を鍛えます。

ウォーキングやスクワット・スロトレなどがオススメです。

★冷たい食べ物や甘い食べ物をあまり食べないようにする。

糖分には体を冷やす作用があり、低体温の原因となるので、
できるだけ食べないようにします。

温かい飲み物を飲んで低体温改善!

★旬の野菜や果物を摂取して低体温改善!

 

★食べない系ダイエットは避ける。

 

★お風呂にゆっくり浸かる。

 

★お酒の飲みすぎに気をつける。

 

★タバコを控える。

タバコは急激に血管を収縮させてしまい、
血液の流れが悪くするともに基礎代謝も
低下させてしまうためです。

★たんぱく質を摂取する。

筋肉のもとであるたんぱく質を摂ると
筋肉量が増え、熱を作り出します。

【 低体温とダイエット】 

低体温の方はダイエットにも悩んでいる方が
多いようです。

それはなぜでしょうか。

実は、体温が1℃下がると
基礎代謝が10%ほど低下するといわれています。

体温が36.5℃ある方と1℃低い方とでは
カロリー消費にかなりの差が出ます。

つまり同じ食事をしていても、
低体温の方は体温が高い方に比べて体重が
増えていってしまうのです。

 

体の中で行われる代謝も含めた全ての反応は
「酵素」により行われています。

酵素にはその活性に適した温度というものがあり、
一般的な平熱である36.5~37℃で
最も活性が高い状態となります。

 

しかし、低体温だと、体温が高い方と比べ
酵素活性が下がってしまうので、
脂肪が燃焼しにくくなるのです。

また、体脂肪が多い方ほど
低体温になりやすいといわれます。

 

近年は、低体温の女性だけでなく、
子供や男性にも低体温の方が増えています。

 

それは、大人と同様、子供も
清涼飲料水などで必要以上の水分をとっており、
また、体を冷やす甘い食べ物を
多く摂っているからのようです。

 

身体を冷やす食品は南国の食べ物が多く、
例えば、バナナ・パイナップル・マンゴー・キウイなどの
果物などが代表的です。

 

それに加えて、近年の運動不足とストレスが重なり、
ますます身体を冷やしているために、
低体温の子供も増えていると考えられます。

 

以上のようにいろいろな面からの改善方法があります。

 

日々の暮らしの中に導入して、
活性化された細胞の再生ができるよう、
低体温の改善を意識していきたいものですね!

 

 

低体温の原因とは・・・

低体温の原因とは・・・
 
 

低体温の原因

前回は低体温と脳との関係をお話ししました。

そもそも人間の体温は何度が健康なのでしょうか? 

内臓周辺の温度は36℃~37℃に保たれていないと、
要注意です
し、34℃~35℃になると、
内臓に十分な血液が流れ込んでいない証拠です。

 
まず、35℃を下回ると筋肉が硬直を始め、 
33℃以下になると血液循環が悪くなっていきます。

脳に十分な血液が届かない酸欠状態を起こし、
意識混濁や血圧低下が始まるのです。 

 

そして、体温が30℃以下になると昏睡状態に陥り、
 29℃で瞳孔反射が無くなり、 
28℃より下がれば死ぬ確率が高くなります。

いわゆる凍死です。 

過度の緊張で交感神経が活発になっていると、
末端の血管が収縮して血流が悪くなり、
温度が下がっていきます。 

 

リンパ球などは35℃では十分に働けません。

そのため、
体温が低い人はカゼでもなかなか治りが悪く、
長引きやすいですね。 

 

酵素の活性も36℃より37℃の方が働きが良くなり、
細胞活動が上昇します。

 
そして、体が温まると緊張がほぐれ、
副交感神経が働きやすくなるというわけです。

 

ガン細胞は35℃で活発になるので、
低体温の人はがん体質と言われるゆえんです。

 

低体温の原因は・・・

 

低体温の原因は生活習慣にあると考えられます。

特に、食生活の乱れが低体温の主な原因です。

私たちは、食べ物(糖質・脂質・たんぱく質)から
エネルギーや熱を作り、体温を保っています。

 

体内で糖質をエネルギーに変える時に必要なのが、
亜鉛・マグネシウム・鉄・セレンなどの
ミネラルとビタミンです。

 

しかし、ミネラル・ビタミンが不足してしまう
食べ物からエネルギーや熱を作ることができず、
体温が上がらなくなり、低体温になってしまうのです。

 

最近は、加工精製食品の取りすぎの傾向により、
脂肪・糖分の過剰摂取の反面、ミネラル・ビタミンは
不足傾向にあります。

 

また無理なダイエットをすると、
更にミネラル・ビタミンは不足してしまいます。

 

この食生活の乱れや無理なダイエットによる
ミネラル・ビタミンの不足が、
低体温、生理不順、貧血などを引き起こす
重要な原因になっています。

この他、低体温になるよくない生活習慣とは・・・

★冷たい食べ物や甘い食べ物の食べ過ぎ

冷たい食べ物や甘い食べ物は身体を冷やしてしまい、
低体温の原因となります。

★季節はずれの野菜や果物の摂取

冬に夏の野菜や果物を食べると
身体を冷やしてしまいます。
夏の野菜は水分が多く、身体を冷やすからです。

 

★ダイエット

食べない系ダイエットをすることで、
ミネラル・ビタミンのバランスが崩れています。

 

★運動不足

運動不足になると、血液を送る筋力を
刺激しない状態が続き、筋力が低下し、
低体温の原因となります。

細胞の中にあるミトコンドリアが
熱を発生させている
のですが、筋肉量が多ければ、
ミトコンドリアの数も多くなり、それにともなって.
体温が上昇すると考えられます。

★過度のストレスによる血行不良・自律神経の乱れ

最近では、過度のストレスがかかることで
血行不良が起こることがあり、
これも低体温の原因としてあげられます。

 

★自律神経の乱れ

ホルモンバランスが乱れることで、
自律神経が乱れてしまい、体温をコントロールすることが
できなくなり、低体温になることもあります。

特に女性は妊娠・出産、更年期、
過度のストレスなどによって、ホルモンバランスが
崩れることがあるので、注意が必要です。

 

★便秘

便秘になるということは、
腸内でぜん動運動が行なわれていない
ということであり、基礎代謝も低くなります。

基礎代謝が低くなることが、
冷え性や低体温の原因とも考えられます。

腸内の働きを良くし、便秘を改善することが
低体温改善にもつながると考えられます。

以上のような原因によって
低体温という症状がでてくるようです。

毎日の規則正しいリズムや運動などが
大事になるようですね。

では低体温はどのように改善したらよいのか、
明日は低体温の改善についてです。

 

低体温と脳との関係は・・・

低体温と脳との関係は・・・
 
 

低体温と脳との関係は・・・

最近、低体温の子供や大人が増えています。

本来、私達人間の体温の平均は36.5℃くらいであり、
これは体内の酵素が最も活性化され、
働いてくれる温度です。

 

低体温だと、酵素の働きが低下するため、
新陳代謝が悪くなり、免疫力も低下し、
病気になりやすくなります。

 

体温が1℃下がると、
免疫力低下、基礎代謝低下、体内酵素活性の低下と
いわれています。

 

■低体温とは?

低体温症とは体温が、36度以下と低くなり、
そのため、脳などの働きも低下し、気力や集中力の欠如し、
身体がだるい、動けない、食欲がわかないなどの
症状になります。

 

低体温になると、
血行も悪くなり、免疫力も低下し、
病気にかかりやすい状態になり、疲労やアレルギー、
生活習慣病(緑内障・糖尿病・高脂血症)などの
多くの病気にかかりやすくなります。

 

また婦人科疾患(不妊や子宮内膜症、子宮筋腫など)は
低体温や冷えと関係があるといわれています。

 

さらに、低体温だと、免疫力が落ちることに加え、
体温が35℃になるとガン細胞が活発になるとも
いわれています。

 

健康な人の基礎体温は約36.5℃で、
細胞の新陳代謝が活発で、健康で、免疫力も高く、
ほとんど病気をしない状態を保つことができます。

 

低体温の人の体温は35℃台以下ぐらいで、
この場合、新陳代謝が活発ではありません。

体温が下がり、低体温になると、
基礎代謝が低下するため、脂肪を燃焼しにくくなり、
太りやすくなります。

 

■低体温と脳

 

人の体温調節をしているのは、人の脳です。

中でも「視床下部」という脳部が自律神経に関わっており、
 体温調節などのコントロールをしているのです。

 

暑い時には汗を流し、
寒いときには、身体をブルブルと震わせて
体温を調節しているのです。

 

また、脳の働き、記憶力、集中力や思考などの
脳の働きも低体温症の人では
鈍くなることが知られています。

 

 脳の活動には、エネルギーが必要です。

身体の中でも脳は特別な臓器で、
酸素の40%、栄養「エネルギー」も20%を必要とする臓器です。

 

 脳のエネルギーはブドウ糖だけでしか摂取出来ず、
また、刺激がないと若い内から衰えて行く特徴があります。

 

体温調節機能が鈍くなると、
脳内でもセロトニン物質の分泌が減少し、
イライラして興奮しやすくなります。

 

つまり、感情抑制の働きも低下します。

 

また、免疫力が低下するため、
体温が常に安定せず活発に働かないのです。

 

だから、身体がだるい、動けないので、
学校に行きたくないなど言い出す場合があります。

 

学校に行ったとしても、
脳の働きが低下しますから、記憶力や集中力が低下します。

勿論学力も低下してしまうようになるのです。

 

先ほどお話ししたセロトニンの分泌が多くなると
体内時計が正常に働き、夜になると眠くなるのです。

 

ではどのようにしたら、低体温症が改善するのでしょうか?

次回は低体温の原因と改善方法です。

 

カラダのさびつきをとる方法とは・・・

カラダのさびつきをとる方法とは・・・
 

カラダのさびつきをとる方法とは・・・

 

前回は活性酸素が、その激しい酸化力で、
重要な臓器や細胞を手当たり次第に攻撃し、
それらをサビさせて、病気や老化の原因をつくる
ということをお話ししました。

 

では、それを防ぐためには、
どのような対処法があるのでしょうか?

 

まずこの活性酸素を消す働きとして
『抗酸化物質』がとても重要になります。

 

それには、まず代表的なものに、
ビタミンEとビタミンCがあります。

[ビタミンEだけの時]

細胞が活性酸素にやられると、
ビタミンEが身代わりになって酸化されます

しかし、酸化したビタミンEが細胞全体を酸化させてしまいます。

 

[ビタミンEとCがある時]

活性酸素にやられ酸化したビタミンEを、
ビタミンCが身代わりになって酸化されることで、
ビタミンEを元の状態に戻します。

 

ビタミンEは・・・

植物性油・ナッツ類・ウナギ・カツオ・サバなどに。

ビタミンCは・・・

パセリ・ブロッコリ・菜の花・レモン・ピーマン・
イチゴ・カブ葉・ダイコン葉などに多く含まれています。

 

その他、ビタミンE、C以外にも優れた
抗酸化物質があります。

 

 血液に活性酸素を加え、酸化されるまでの時間を調べる実験で、
 1つにはタバコの煙、 
もう1つには抹茶だけを混ぜ、 
酸化されにくさを比べました。

その結果、ポリフェノールが
たっぷり含まれた抹茶を混ぜると、
酸化までの時間が20%以上も伸びます。

 

活性酸素を発生させるタバコと抹茶を混ぜたときも、
抹茶のポリフェノールが懸命に酸化を防ごうとします。

 

これはポリフェノールが細胞を取り囲んで
酸化から守ると考えられています。

 

 
ビタミンEのように細胞内に入らないので、
細胞を傷つけない抗酸化物質なのです。

 

★ポリフェノールは
ブドウ皮・ナス皮・ブルーベリー・紅茶・
ココア・タマネギに多く含まれます。

 

活性酸素による酸化のダメージは、
抗酸化力の高い
★ [SOD]

★ [ビタミンE] → 「ぬか漬け」「大豆由来製品 」

★ [アスタキサンチン]
β-カロチンなどと同じカロテノイドの仲間で、
サケ・エビ・カニや海藻などの魚介類に
多く含まれる赤い色素です。

その抗酸化力はビタミンEの1000倍にも達し、
「史上最強のカルテノイド」と言われています。

★ [リコピン] → トマトの色素

などがあります。

意識して取り入れてカラダのさびを防ぎましょう!

私たちのカラダは日々さびている?!

私たちのカラダは日々さびている?!
 
 

私たちのカラダは日々さびている?

 

日本の和食が身体にやさしく、
負担が少ないということをお話ししてきました。

 

私たちの細胞は、以前にお話ししたように、

身体の細胞は日々生まれては死んでという
再生を繰り返しているのに対して、
脳細胞は毎日10万~11万と死滅していきますが、
再生しないという事実があります。

 

その中で
 「不老長寿」は人類永遠の願望ですが、
人の老化を止めることは出来ません。

 

ただ、加齢と老化は別のものです。

老化の程度には個人差があります。

その違いはどこから来るのでしょうか?

元凶は活性酸素

最近「体がさびる」という言葉を
耳にするようになりました。

 

「さびる」というと、
金属のことを思い浮かべるかも知れませんが、
決して肌が鉄のようにボロボロになる訳ではありません。

 

それは、例えば、年齢とともに増える
肌のシミ『老人斑』といい、それは、
“サビた細胞”、つまり酸素によって
酸化された細胞の総称なのです。

 

このシミを作った酸素は、
私たちが空気中から取り入れている
酸素が体内で変質したものなのです。

人間だけでなく、生物の細胞が呼吸し、
新陳代謝をしていく過程で発生する
『活性酸素』という有害物質なのです。

 

活性酸素によって出来るシミは、
肌に限らず、カラダの細胞すべてに生じます。

 

 内臓のあらゆる器官、血液や骨も、
活性酸素によって酸化するのです。

 

 私たちの細胞が酸化すると
免疫力の低下、ホルモン分泌の衰えや
消化吸収の機能障害など、いわゆる
「老化現象」が現れるのです。

 

 特に活性酸素が、
細胞内の脂質を酸化させてつくりだす『過酸化脂質』は、
動脈硬化やガンの発症との関連が指摘されています。

 

しかし幸いなことに、
私たちのカラダには活性酸素を無毒な物質に
換えてしまう機能が備わっています。

それはSOD(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)
などの酵素による働きで「抗酸化作用」と呼ばれるものです。

 

もともと体内にあるSODですが、
その量には個人差があり、ほとんどの人が
20代前半でピークに達し、40歳を過ぎる頃から
極端に減少していきます。

 

その結果、老化が始まったり、
病気にかかりやすくなるのです。

 

活性酸素とは? 

 

酸素は空気の20%以上含まれると、
私たちのからだにダメージを与えることが
分かってきました。

 

活性酸素とは、周囲の物質を酸化させることで、
原子核の周りの電子数が変化して
不安定になった酸素のことです。

酸素は非常に激しい元素で、物とむすびついて、
それを燃やしたり、鉄にくっついてサビさせたりします。

 

この「ほかの物と結びつく力」が異常に強まった
激しい酸素のことを『活性酸素』といいます。

 

 気が狂った酸素が刃物を持った様なものが
活性酸素なのです。

活性酸素の活性とは
酸化力(他の原子や分子から電子を奪い取る)のことです。 

 

活性酸素は、その激しい酸化力で、
重要な臓器や細胞を手当たり次第に攻撃し、
それらをサビさせて、病気や老化の原因をつくる
張本人なのです。

 

さらに不都合なのは、活性酸素は、
体の中の飽和脂肪酸と手を結び
『過酸化脂質』という悪玉物質を作ります。

 

これは、脂肪のヘドロのようなもので、
それ自体が毒性を持つのはもちろん、
血管にベッタリとくっつき血液の流れを悪くして
うっ血させたり、新陳代謝を妨害します。

新陳代謝が悪くなるという事は、
身体の機能がスムーズではなくなるということです。

では次回は、具体的にどのように対応すればいいのか、
みていきましょう!