メルマガ登録

ウェブの能力と脳力を最大限に高めるヒントをお届け! 365日スマホで学べる! 起業家Web戦略メールセミナー

記憶を長持ちさせるには適度な休憩が必要・・・

記憶を長持ちさせるには適度な休憩が必要・・・

記憶を長持ちさせるには適度な休憩が必要

私たちは、集中的に学習を行う(集中学習)よりも、
適当な休憩(間隔)を取って
繰り返し学習を行う(分散学習)方が
学習の効果(記憶)がより長く持続することを
経験しています。

 

心理学ではこの現象を「分散効果」
呼んでいます。

この原因については、
これまでよく分かっていませんでした。

分散効果は、海馬や大脳が主に関係する
宣言的記憶、

小脳が主に関係する運動学習の記憶、

さらに無脊椎動物の運動学習の記憶も存在します。

そのため、分散効果が表れる原因は、
神経細胞が営む記憶システムの基本的な
メカニズムにあると考えられます。

 

この記憶を長持ちさせるために、
適度な休養が必要であることの研究発表がされています。

とても興味深い記事です。

独立行政法人理化学研究所は、
学習の効果を上げるには休憩を取ることが
なぜ重要であるのかを、マウスを使った実験で
解明しました。

 

一夜漬けなど
短時間の学習(集中学習)によってできた記憶に比べ
適度な休憩を取りながら
繰り返し学習(分散学習)してできた記憶の方が
長続きすることは、よく知られています。

心理学ではこの現象を「分散効果」と呼び、
この効果が現れる原因として、
脳内の短期記憶から長期記憶への
変換のプロセスが想定されています。

このプロセスを明らかにすると、
記憶の仕組みを解く大きな手掛かりになると
考えられてきましたが、分子レベルでの
メカニズムの解明は全く進んでいませんでした。

 

研究グループは、
マウスの眼球の運動学習に着目し、
集中学習と分散学習の記憶が脳の
どの部位に保持されているのかを
実験で調べました。

その結果、集中学習の記憶
小脳皮質の神経細胞であるプルキンエ細胞に、

分散学習の記憶はプルキンエ細胞の出力先である
小脳核の神経細胞、それぞれ保持されていることを
突き止めました。

これは、学習によって短期記憶が形成され、
それが長期記憶として固定化されるときに生じる
「記憶痕跡のシナプス間移動」という現象により、
分散効果が起きることを世界で初めて明らかにした
成果となります。

 

さらに、小脳核の神経細胞に
長期記憶が形成されるには、休憩中に
小脳皮質で作られるタンパク質が
重要な役割を演じていること
を確認しました。

このタンパク質を同定することができると、
記憶が作られる仕組みを解く
大きな手がかりを得ることとなり、
記憶障害の治療に役立つことが期待されます。

何か覚えるときには、休憩しながらするといいようです。

ポジティブ脳の作り方とは・・・

ポジティブ脳の作り方とは・・・

 

ポジティブ脳の作り方とは・・・

私たちはふだん、マイナーな考え方ではなく、
ポジティブシンキングをすることがいいと、
教わっていますね。

でもどうしても悪い方、悪い方に考えてしまう
という方もいるでしょう。

 

心理学に「ネガティビティ・バイアス」
という言葉があります。

これは、ポジティブな情報よりも
ネガティブな情報の方に感心が向きやすく、
記憶にも残りやすい人間の脳の傾向を指しています。

原始時代、過酷な環境で生き抜くために
最も必要とされたのが、危険を瞬時に察知して
身を守る能力。

 

そして危険(ネガティブな情報)にばかり
気を配っていたことで、自然とそれが人間の脳に
インプットされてしまい、私たちの脳は
ネガティブ寄りになってしまったようです。

 

でも幸い、現代の日本で生きる私たちは、
常に身の危険を感じる環境にはいません。

 

それに先天的にネガティブに偏りがちな脳を、
ポジティブなものに切り替える能力が
私たちには備わっています。

 

そんなポジティブな脳を作るための
ヒントがあの懐かしのゲーム、
「テトリス」にありました。

 

カリフォルニア大学の名誉教授、
リチャード・ハイヤー博士は
脳が発達段階で、普段ゲームをすることのない
10代の女性を2つのグループに分けました。

1つのグループに3か月間、毎週平均1.5時間
テトリスをプレイしてもらう実験を行いました。

 

すると、ゲームを続けたグループは、

脳内で情報処理を司る部分の灰白質
(神経細胞の集まり)の厚みが増し、
実験を始めた頃に比べて、脳の一定の場所の
効率が上がりました。

この結果ついて、
「私たちの脳は何かを行う時に、使うべき領域を
学んでいるのだと考えられます。

そしてゲームを続け、上達することで、
無意識にプレイできるようになるのです」

と見解を述べた博士。

 
博士のその後の実験では、
一つのタスクを行う度に、脳内で情報を
伝達する神経細胞の結合部にあたる「シナプス」の
効率が上がり、そのタスクを簡単に
再開できるようになるということが分かりました。

 

要するにこれは、同じタスクを何度も行うことで、
脳のエネルギーを消費することなく、
そのタスクを無意識のうちにできるようになるということです

 

ポジティブ脳を作るために、
この「テトリス効果」を活用してみるのは
いかがでしょう?

 

ハーバード大学で10年にわたり「幸福学」を教え、
自身の手法にも「テトリス効果」を取り入れている
ショーン・エイカー氏は、

「私たちは、生活の中にあるポジティブなことに
目を向けられるよう、脳を改めてトレーニング
することができるのです。

それができたら、可能性が溢れていることに気づき、
エネルギーが湧いてくるのを感じ、
より高いレベルでの成功につなげることが
できるようになります」と言います。

 

エイカー氏考案のポジティブ脳を作るための
トレーニング方法はこちらです。

①ありがたく思った出来事を毎日3つ書き出す
→ポジティブなことを見つけようとする姿勢が身に付く

②その日1日のポジティブな体験を日記に残す
→脳がそれを追体験する

③運動をする
→行動が大切であることを脳に教える

④瞑想をする
→手元にある一つのタスクに集中できるようになる

⑤意識して親切な行動を取る
→1日1通、だれかにポジティブなメールを書くだけでもOK

これを毎日続けて習慣づけることができたら、
意識しなくても自然とポジティブになれる自分に
出会えるかもしれませんね。

呼吸と集中力の関係とは・・・

呼吸と集中力の関係とは・・・

 

呼吸と集中力の関係とは・・・

呼吸、特に深い呼吸をしていくと、
脳波がアルファー波になって、心を落ち着かせ、
集中力や記憶力をあげることになります。

 

それでは、呼吸法の作用は・・・

■呼吸とは元々自然に起こります。

その人の物質代謝に見合った酸素の取り込みと、
炭酸ガスの排泄を主な機能として、
延髄という脳の大切な部分の、呼吸中枢によって
コントロールされています。

 

健康法としての呼吸方法では、
自らの意志でその呼吸リズムを作るので、
延髄よりもっと上位にある大脳皮質からの指令で
意図的に行われ呼吸パターンを作ります。

 

■通常安静時の呼吸は、
息を吸い込んだ肺がもとに戻る時の
復原力によって息を吐き出します。

深呼吸法では、積極的に腹筋を使って
内臓を強く圧迫させて息を吐く動作を行います。
これには、複式呼吸、丹田呼吸などがありますね。

■深い呼吸は、運動したり興奮したりする時に
一般では認められます。

深呼吸法では、極めてゆっくりと静かに
呼吸することがその特徴です。

静かにゆっくりと呼吸する事は、
酸素を必要以上に、取り入れないようにするためです。

呼吸法のなかで歴史の深い気功法は、
自律神経機能や、情緒の安定に良いということが
経験的に知られているます。

1960年代になってから、
これら経験的な事柄を数量的に研究する努力がなされて来ました。

① 脳波については、
深呼吸をすると、α波の周期数、一分間の数が減り、
振れ幅は大きくなります。

これは感情が抑えられ、落ち着くことと考えて良いでしょう。

② 副交感神経が緊張して、
交感神経の緊張が押さえられることによって、
血圧が低くなって、皮膚の小さな血管が拡がって
皮膚の温度が上昇します。

 

また、胃腸の運動が活発になって
唾液や胃液の分泌も盛んになります。

インスリンの分泌も盛んになって血糖値も低下します。

膀胱神経は、緊張しませんので、
あまりトイレに行きたいと感じません。

③ 深呼吸法によって、
腹筋や横隔膜が収縮することによって
内臓へのマッサージ効果もあるし、また、
内蔵の血液循環も良くなると思います。

 

④ 腹圧がかかり、腹部大動脈が
圧迫されることによって、心臓への血液の
戻りが良くなって、心臓循環器系も
活性化されると思います。

足のむくみも治ってくると思います。

 

⑤ 肝臓や脾臓をマッサージすることによって、
そこで蓄えられている赤血球が放出され、
血中の赤血球が多くなります。

以上が今まで解っている、深呼吸法の作用です。

 

成人男子の人間の肺の容積は約4000ccあるにも関わらず、
普通の呼吸では、空気(成分:酸素21%、窒素79%、
少量の炭酸ガス)をそのうち500ccしか摂取されていない。

 

しかし、深呼吸のときでは約3500ccの空気が肺に出入りします。

このように深呼吸=7倍近い酸素の供給を
一度に摂取する事で、血液循環を良くし、
その結果、細部の細胞までを新鮮な状態に変え、
神経が脳と繋がっているからこそ、
α波の周期数も抑えられ、落ち着くのですね。

 

だから、緊張した時など、「深呼吸すれば良い」
と言われるのも、これらの科学的根拠を元に
言われており、物事に集中させる方向に
向かわせるわけなんですね。

平静さが求められる時、または瞑想などの場合に、ぜひ
この深い呼吸法を行って下さいね。

脳と声との関係・・・

脳と声との関係・・・

 

脳と声との関係・・・

 

私たちは何か気合いを出す時は
声をだしていきますよね。

 

重い荷物を持つ時など、気合いを入れて
「ヨイショッ!」とか言う場合、ありますよね。

 

その方が何となく力がでるような
感じがしたりするわけです。

ではこれは実際にどうなのでしょうか?

声を出すことと実際、脳がどのように働のか、
ということですね。

 

実は、この声をだすことが「脳」に密接に
かかわっていたのです。

 

特に歳を重ねると、色々な動作に
「声」をついつい出してしまうことがありますよね。

 

これは単なる気合ではなく、
脳に直接働きかける効果がありました。

 

声を出すことで本当にパワーアップ出来ることが
分かったのです。

 

以前NHK ためしてガッテンという番組で
放送していました。

その内容というのは、

ゴルフを趣味とする人と、
とび箱がとべない子供たちを対象に試し、
見事に効果をあげました。

 

ゴルフは20ヤードも飛距離がアップし、
とび箱は、4段がとべなかった子供たちが
6段をとべるまでになったのです。

 

さらに、プロゴルファーの方3人も大きく
飛距離を伸ばしました。

驚くべきことに「練習をしてやっと」ではなく、
声を出したら「突然」出来るように
なってしまったという点にあります。

 

まるで魔法のような出来事ですね。

声はどうも脳のブレーキをはずすようですね。

 

人は常に色々なことを考えながら生きています。

特に何かにチャレンジする時は、
いつも通り」が難しいとよく言いますね。

 

これはいろんな雑念が邪魔をして、
脳が変なブレーキを踏んでいるからでしょう。

「上手くやりたい」「失敗したらどうしよう」
「成果を上げたい」「あぁ、平常心平常心…」
「いつも通りやろう」 こんな、いつもはここまで
考えないことまで脳に浮かんできます。

 

これらの雑念は、実際に脳にブレーキを
踏ませてしまうことが分かったのです。

 

このブレーキを解き放つのが「声」です。

この「声」が、大脳の前頭前野という主に
考え事をする部分の邪魔をし、
余計な雑念が吹きとぶのです。

さらに、小脳にも効果を与えています。

人は考えないでも出来るようになると、
無意識をつかさどる小脳が役割を担うようになります。

「声」は、直接小脳に働きかけ、
声で刻んだリズムの通りに体を動かしてしまうそうです。

 

つまり、大声の気合の掛け声
大脳の雑念を吹き飛ばしてパワーアップさせてくれ、
リズムを刻む掛け声は小脳に直接働きかけ、
動作を上手く出来るようにしてくれる、
ということですね。

 

起き上がるのがかったるいと感じたら「よいしょっ!」
などと何かしらの掛け声を掛けると
確かに立ち上がりやすくなります。

 

何かを持ち上げる時も、
「はぁっ」「とりゃっ」と気合いのような声を出すと、
大脳のブレーキ「ちょっと重いかも」
「面倒だなぁ」等が外れ、すっと
持てるようになるかもしれません。

キレのある動きをしたい時も声は有効でしょう。

自分でここという時には、
声をだして雑念をはずしてみましょう!

 

音の振動数と脳・・・

音の振動数と脳・・・

 

音の振動数と脳

前回では、聞こえない音の領域が
与える安心や癒しについてお話しました。

 

今回は自分が好みと感じる音楽が
自分の脳にどのような影響を及ぼすのか
音の振動数の影響をみてみましょう。

 

音楽には必ず多かれ 少なかれリズムがあり、
音域の高低、音の強弱という要素が存在します。

 

これらの要素は、一種の振動波形です。

これらは科学的に言って、耳で聴いたり、
体の振動で感じ、感覚神経によって脳に集められ、
固有振動型となって固有な神経の配線の興奮を
引き起こします。

 

この神経の配線は原始的な本能を
つかさどる脳の部分と、その個人の過去での
快感の記憶と苦痛の記憶の神経の興奮に結びついています。

したがって、それは自分では
意識と記憶に昇らない部分に作用します。

 

波には高低と幅が存在し
高低には変化という落差が必ず存在します。

 

生物が進化するためには、
自己と異なった対象に快感を感じ、
結びつこうとする衝動が存在します。

 

よって、波の高低差による変化から
快感を受けることになります。

 

 
 人それぞれ音楽だけでなく、
視覚的な形や色でも個人個人好みがありますが、
これは、個人個人が持っている神経配線の形成への
固有振動の影響の違いと考えられます。

 

このように音楽を聴くことは、
変化の落差を感知することによって生じる快感であり、
振幅と振動数(周波数)に置き換えられ
神経の興奮を引き起こします。

 

音楽はこれも振動の一種でありますから、
自分の持っている振動数に同調するものや
自分の潜在的な振動を喚起させるものに
快感が生じます。

つまり、音楽には自分の持っている
潜在的な固有振動型を発現させる作用と、
潜在的無意識の再確認作用とがあると考えられます。

 

音楽が神経におよぼす影響を述べれば、
一般に、テンポが早く、音量の大きいものは、
神経の覚醒興奮があり、興奮性の快感となりやすいです。

 

この時脳内では、快感物質ドーパミンや
ノルアドレナリンが分泌されていると推測できます。

 

その逆に、ゆっくりなテンポで音量の小さいものは

神経の興奮を鎮め、

気分を落ち着かせ、気分を癒してくれます。

 

この時、ノルアドレナリンやアドレナリンの
分泌が抑えられ、アセチルコリンが
副交感神経から分泌され休息状態をつくり、
快感物質エンドルフィン等が
分泌されていると推測できます。

 

また、快感物質の分泌特性から述べれば、
一般に若い世代の人間は、成長期であるから、
覚醒興奮作用を持つ快感物質ドーパミンや
ノルアドエナリンが過剰に分泌されやすい傾向にあります。

それらの分泌速度に合った興奮と覚醒を引きおこす
テンポの速い音量の大きな音楽を好みます。

年配者は成長期が過ぎ、
脳や体が疲労しやすい状態であるから、
これらの過剰興奮による疲労を和らげる
ゆっくりとしたテンポを好み、
音量の大きいものは好まないような
傾向となると考えらます。

このように、どちらの場合も、
音楽という方法によって変化の波を感知し、
その音楽の波と自己の無意識な
固有振動波の同調や共振によって、
快感を生じさせているのです。

 

もちろん、音楽のみならず、
快感を感じると言うことは、
自己の波と自己以外の波が同調、共振する時に生じ、
人は無意識にそのような対象を時と場合によって
自己で無意識に選択するします。

自分が心地よいと思われる音楽で心を整えましょう!

音と脳と心の関係(2)

音と脳と心の関係(2)

音と脳と心の関係(2)

 

昨日は脳に響く音の中でも f 分の1 のゆらぎが
心や身体に安静できる状態を及ぼすことをお話しました。

 

さらに今回は私たちの耳に聞こえない
音の影響について
もみてみましょう。

 

一般に人に聞こえる周波数の範囲(可聴域)は、
低い音で20Hz高い音で20kHzくらいまでの間です。

こうした人に聞こえる音を「可聴音」と呼び、
人の耳に聞こえないほど高い音を「超音波」
人の耳に聞こえないほど低い音を
「超低周波音」
といいます。

 

最近では、耳に聞こえない音が、
人間にとってきわめて重要なことがわかってきました。

 

 音楽などに含まれる超音波の音が
人間の心を癒す作用を持っているということで、
可聴域より高い周波数の音が実際に聞こえている音を、
より心地よく感じさせる働きがあることがわかってきています。

 

レコードなどの録音でも、
実はその聞こえない部分こそが、
音楽の臨場感、楽器の音色や空気感、
演奏の場の雰囲気を表現しているとがわかったのです。

 

ただし、一般的な音メディアであるCDでは
20kHz以上の音は再生することはできません。 

 

この耳に聞こえないところまで再生することによって、
人間は「感動」と「安らぎ」を覚えるのです。

 

人間が森林で生活していた頃から聴こえていた鳥の歌声、
小川の流れ、海の音は
人間の耳には聴こえない
100キロヘルツ近い音が出て、耳からだけでなく、
 頬、額、そして身体全体の皮膚で音を聴くことによって、
爽快な気分となり「感動」と「安らぎ」を覚えてきたのです。 

 

今こそ、自然界の音を取り戻すべきだと言えるでしょう。

脳内エネルギーの90%は音から生み出される 

トマティス理論の中に
「耳は脳にエネルギーを調達している」というものがあります。 

 

耳の器官の一部が、脳にエネルギーを送る
ダイナモ(発電機)の動きをしているというのです。

 
脳は脳内エネルギーのなんと90%を耳から調達し、
血液などから調達しているのは、

残りの10%に過ぎないというから驚きです。 

 

そして、脳のエネルギーとなる音が高周波だと、
トマティス博士は言います。 

 

つまり、良い音を聴いて、耳を改善し、
高周波が聞き取れるようになると、どんどんと
脳が元気になっていきます。 

 

実際、子供が高周波の良く出ている音を聴くと、
顔色がみる間に明るくなってきます。 

 

また、高齢者が高周波の音を聴かないと、
きちんとした言葉がしゃべれなくなったり、
エネルギー源としての高周波が脳にいかないので、
脳が急激に活力を失っていきます。

 
引退した老人が離れに置かれ、
高音の出ていないテレビをずっと見ていると、
老人の痴呆が進みます。

 

テレビは中音のみが再生されています。 

 

逆に老化しつつある人でも、聴力を改善し、
高周波の音が聴こえるようになってくると、
脳にエネルギーが供給されて若返ってきます。 

 

ですから、耳の遠くなった老人に、
ゆっくりと話しかけるのは、間違いなのです。

 

ゆっくりした低周波の音ではなく、
早口でしゃべる子供のキンキンとした高周波の音を
聞かせるほうが、脳のためにはいいのです。 

 

「良い音」とは具体的にはどんな音でしょうか。 

 

人間の脳は、右脳と左脳があります。

左右脳を活性化し、
相互作用が起こるようにするためには、
交互に左右脳に音が入ることが必要になりますから、
ステレオの音が必要です。 

 

人間の耳には聴こえないとして、
切り捨ててしまった20キロヘルツ以上の音と、
耳に聴こえる20キロヘルツ以下の周波数の音が
同時に出ている音を聴くことです。 

 

聴くことのできない20キロヘルツ以上の音が出ていると、
聴こえないところで、潜在意識に影響を与えると
言われています。

 

音は脳にとって、とても大きく影響します。

モーツアルトは脳波をα波にするのには、
とても理想的といわれています。

 

疲れた時は、
自然の中の聞こえない音を身体に入れるために、
自然を満喫することが大切になるでしょう!

自然の中に身体をなじませてあげましょう!