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脳内ホルモンと「キレる」ことの関係とは(2)

脳内ホルモンと「キレる」ことの関係とは(2)

脳内ホルモンと「キレる」ことの関係とは(2)

 

今回は3つ目の「環境ホルモンの影響」について、
引き続きお話ししていきます。

③    「環境ホルモンの影響」とは?・・・

 

環境ホルモンとは
人間が本来持つホルモンに
よく似た化学物質のことです。

これが体内に入ると、
脳に深刻な影響をもたらします。

知能指数の低下、注意力・集中力の低下、
衝動性・暴力性の高まり…。

特に胎児にとってはごく少量でも
かなりの影響力があります。

注意力が散漫で、
やたらと動き回ったりする症状を
注意欠陥・多動性症候群といいます。

このADHDの原因の一つに
環境ホルモンがあると指摘している学者もいます。

実際に、アメリカの子供の約5%が
このADHDで、今も数は増えている
という調査結果が出ており、
日本でもキレる子供や学級崩壊には、
これが影響しているのではないかといわれています。

 

もともと子供というのは
落ち着きがないのが当り前ですが・・・

 

よく動き回っている時は
「やる気」のドーパミンが
過剰に出ている状態でもあるので、
うまく作用すれば、自発的でやる気のある
「大物」ということになります。

 

けれども、バランスの悪い出方が続くと、
反社会的人格障害に発展する可能性も
考えられます。

 

こどもたけではなく、
大人にも現れているキレる、ということ・・・

このセロトニンが多く分泌されることを
意識しましょう!

 

しかし、冒頭にも申しましたが、
脳についてこれだけ科学で解明されるとなると、
この人の脳にはあれが足りない、
これが足りないと分ってきて、
何か機械的な感じがしないでもありません。

 

しかし、そうなると脳は
その段階で止まっているのではなく、
絶えず変化していきます。

 

何かが足りないと分れば、
それを補おうとさらに変容する。

新たな刺激や発想さえあれば脳は
いくらでも変ることができます。

極端な話、今、
「脳が変化に対応できる」ということを
知っただけでも、脳にしてみれば
凄い変化が生じて来ます。

 

その変化によって、新たな「知識」が生れ、
これまでにない思考や行動を導く…。

そう考えると“心の科学”も、
どんどん進化していきそうです。

そして心穏やかに生活すること、これを意識して
毎日を過ごしてみましょう!

脳内ホルモンと「キレる」ことの関係とは・・・

脳内ホルモンと「キレる」ことの関係とは・・・

脳内ホルモンと「キレる」ことの関係とは・・・

 

最近「キレる」子供が話題になっています。

そもそも、キレやすい人とは、どういう人なのでしょうか?

それは、衝動性が高く、
我慢や切替えが難しい人のことをいいます。

私達が何かを我慢する時、
こめかみの4センチくらい上に
前頭葉背外側部という場所がありますが、

ここからGABA(ギャバ)という
化学物質が分泌され、動きや考えを
止めることができるのですが、

キレやすい人はここの動きが悪いのです。

 

さらに、突然暴れだしたり、
過剰におびえたりする人は、
「怒り」「おびえ」をもたらす

ノルアドレナリンの分泌が高く、
「幸せ」「癒し」のセロトニンの分泌が
低いことがいろいろな実験で証明されています。

 

セロトニンはノルアドレナリンや
ドーパミンを調整する役割を持っていますから、
この分泌が少ないとなるとキレたりするのは
当然の結果かもしれません。

この原因としては、遺伝子、育ち方、環境ホルモン
3つが考えられます。

①遺伝子というのは・・・

「キレやすい」ものだけではなく、
例えば、「内向的」「はまりやすい」
「優柔不断」「やたらと元気」…といった特性があります。

これはいってみれば『脳の癖』です。

私達の脳には、もともとこうした癖を
持った遺伝子が存在しているんです。

もちろん、人によって持っている遺伝子は違います。

このいくつかの遺伝子群が環境や周囲の人、
さらには自分自身との関係に
刺激されながら互いに作用し合っています。

そして、はまりやすい脳やキレやすい脳を
作り上げていくのです。

 

それでは脳の癖の何割が
遺伝子によるものなのでしょうか?

 

それはおおよそ6割です。

ですから、脳の問題は、まずは
遺伝子の問題として捉えて、その後で
人間関係や社会に原因を探っていくべきものなのです。

 

もっとも、脳は刺激に対して非常に敏感ですから、
環境によってある癖が強まったり
癖の性質そのものが変化したりということはあります。

②「育ち方」というのは・・・

セロトニンは「幸せ」や「癒し」の物質ですが、
子供の頃に十分な愛情をもらえずに育つと、
このセロトニンの分泌機能が
発達しないといわれています。

 

特に赤ちゃんは、母親と一緒に過ごし、
愛情を注いでもらうことによって
セロトニン系を育んでいきます。

 

しかし、日本は高度成長期以降、
核家族化や地域社会の崩壊が進み
時間をかけて子育てをすること
が困難になっています。

 

結果、セロトニン分泌機能が充分でない子供が
増えたのではないかと考えられます。

 

それと、子供の遊び方の変化も、要因の1つです。

昔は子供が「遊ぶ」といえば、
仲間と外を走り回っていたものですが
最近はあまり見掛けなくなりました。

 

少子化やテレビゲームの凄まじい普及によって、
「内遊び」「1人遊び」の傾向は加速される一方です。

 

しかし、体を動かすことは
「集中」のノルアドレナリンや
「やる気」のドーパミンの分泌を増し、
脳の発達には非常に重要なことです。

また、大勢で遊ぶことは、
コミュニケーション能力や人間関係から生じる
ストレスの対処法などを学ぶことにもなり、
セロトニン系を育てることになります。

 

ということは、親はできるだけ子供と接し、
さらに外で友達と遊ばせることが、
健全な脳の発達に欠かせないということになりますね。

次回は3つ目の「環境ホルモンの影響」について、
引き続きお話ししていきます。

身体に良い睡眠のとり方は・・・

身体に良い睡眠のとり方は・・・

睡眠不足がうつ病や肥満、
糖尿病を招くことも報告されています。

 

日中の仕事や運動でくたくたに疲れると
脳や身体は休息や睡眠を欲します。

 

特に脳には睡眠が欠かせません。

 

ただ、睡眠は多くとればいいというわけでもありません。

睡眠の質を高めることが大切です。

仕事や運動で脳や筋肉の代謝が高まると

 

体温が上昇します。

体温は夕方近くに最も高くなりますが、
上がった体温を下げるよう、脳が指令を出し、
睡眠が誘導されます。

 

反対に、目覚める時は下がっていた体温が
次第に上昇していきます。

 

体温は夜10時頃から低下し始め、
午前4時頃に最も低くなり、その後上昇し始め、
目覚めへと向かうというのが一般的なパターンです。

睡眠はとり過ぎても、
頭がぼんやりとして、仕事に支障をきたすことがあります。

 

実は、睡眠時間と長寿との関係が明らかになりつつあります。

 

睡眠調査によると、1日6~7時間眠る人が
最も死亡率が低いことが分かりました。

 

一般的に8時間の睡眠が健康に良いといわれていましたが、
この調査では、8時間の睡眠の人は、5時間の睡眠の人と比べて
死亡率が高いことも分かりました。

 

統計的な解析では、健康や長寿には
7時間の睡眠が最適といえそうです。

「睡眠の質」にも配慮することが大切です。

7時間睡眠が良いことが分かりましたが、
「睡眠の質」にも配慮することが大切です。

7時間睡眠をどんな時間帯にとれば
いいかということです。

 

それには、メラトニンという睡眠を促す
ホルモンの働きを知ることが必要です。

 

メラトニンは夕方から増え始め、
深夜に最も多く分泌されます。

 

メラトニンは体温を下げ、睡眠を誘います。

逆に、目覚める時は、コルチゾールという
ホルモンが多く分泌されます。

メラトニンは午前0時頃、
コルチゾールは午前6時頃に
分泌が盛んになります
から、

この時間帯に睡眠をとるのが理想的といえます。

メラトニンは時差、ボケ解消など、
睡眠コントロールに欠かせないホルモンで、
アミノ酸の一つであるトリプトファンが
原料になります。

トリプトファンは体内で合成できないため、
食事で摂る必要があります。

トリプトファンは
魚、肉、鶏卵、納豆、乳製品、大豆などに
多く含まれています。

 

寝つきを妨げるものとしてよく挙げられるのが昼寝です。

 

昼食後、午後2時~午後4時が
最も眠気の高まる時間帯です。

短時間の昼寝は身体に活力を与え、
仕事の能率を高めますから、
むしろ積極的にとりたいものですが、
夜の睡眠の妨げになるようではいけません。

昼食後から午後3時までの30分未満の昼寝であれば
夜の睡眠の質の低下を招かないという
報告も出ています。

 

昼食後、午後2時~午後4時が
最も眠気の高まる時間帯です。

短時間の昼寝は身体に活力を与え、
仕事の能率を高めますから、むしろ積極的に
とりたいものですが、夜の睡眠の妨げに
なるようではいけません。

昼食後から午後3時までの30分未満の昼寝であれば、
夜の睡眠の質の低下を招かないという報告も出ています。

 

寝つきをよくするには、
リラックスできる音楽を聴いたり、
温めのお風呂に浸かったり、マッサージで
筋肉をほぐしたりすることもいいでしょう。

呼吸法やイメージトレーニングで
眠気を誘うという方法もあります。

また、アロマテラピーの香りやツボの刺激も効果的です。

このような何か自分ができることからやってみてください。

色と自律神経の関係とは・・・

色と自律神経の関係とは・・・

色と自律神経の関係とは・・・

私たちは日々、無意識に色を選んでいます。

今日選んだ洋服の色には、
あなたの心が映し出されています。

選んだ色から心身の状態を判断する、
これは色の持つエネルギーを
自動的に選択して心があるからです。

 

色は光、つまり電磁波の一種です。

電磁波といえば、
赤外線・紫外線・X線などが有名ですが、
人の目に見える色(可視光)もこの電磁波の一種なのです。

色を波長の長いものから順に並べたとき、
「赤>橙>黄>緑>青>藍>紫」と並びます。

そしてこの赤の左隣には赤外線があり、
紫の右隣には紫外線が並びます。

赤外線や紫外線が
人体に影響を与えるのはよく知られています。

それと同じように、
赤から紫の光も人体に影響を与えているのです。

 

心がつらい状態にあるとき、
無意識につらい感情をはき出すことができる
色を選びます。

心がしあわせな状態のとき、
そのしあわせを増幅させることのできる色を
選びます。

そのとき、心が心地よい色を選んでいるのです。

心の状態にそって色を選ぶのは
右脳のはたらきです。

左脳の役割は
合理的・目的にそって色を選ぶことです。

昨日は何色の服だったから今日はこの色とか、
この色と相性がいいのはこの色とか、
それらは左脳の働きです。

実生活では左脳による働きが強くなるので、
感情に正直な右脳の力に任せるようにしましょう。

■自律神経と色の関係

人のからだの中でも、
心臓の動きや体温などは
自律神経により調整されています。

自律神経については
以前にもこのメールマガジンでお話ししました。

自律神経は意識して操作できるものではありません。

心臓の動きや体温などは、
自分の意思で調整できませんね。

この自律神経は、
実は色により影響を受けるのです。

 

自律神経には、
活動する神経の「交感神経」と、
休む神経の「副交感神経」の2つ
があり、
必要に応じて切り替わって
働いていることはすでにお話しました。

 

自律神経失調症とは、
この交感神経と副交感神経の切り替えが
うまくできない症状です。

 

色は、暖色系の色と寒色系にわけることができます。

暖色系の色は交感神経を活発にさせ、
寒色系の色は副交感神経を活発にさせます。

【暖色系】赤や黄:交感神経を刺激

【寒色系】青や紫:副交感神経を刺激

こんな実験があります。

同じ人が赤で統一された部屋と、
青で統一された部屋に順番に入り、
それぞれの部屋で脈拍数と体温を測ります。

 

すると多くの人は赤の部屋で測った時の方が
脈拍数も体温も高くなるそうです。

この結果から赤という色が
交感神経を活発にしていることがわかります。

 

色を暖色系と寒色系にわけた場合、
暖色系は「動」的な心の状態、
寒色系は「静」的な心の状態と
結びつくことが多いようです。

カラーセラピーで選んだ色から
心が「動」的な状態を欲しているのか
「静」的な状態を欲しているのかがわかります。

 

色は光、つまり電磁波の一種なので
身に着けているだけでも心身に影響を与えます。

 

色彩のもつ力をさりげなく身につけてみましょう。

テンションを上げたいときには赤色のもの、
落ち着きたいときに青色のもの、
頭の働きをアップしたいときは黄色、
みんなとわいわい楽しみたいときは橙色など、
状況と目的に合わせた色を選んでみましょう!

個性はほめることで伸びる?!(2)

個性はほめることで伸びる?!(2)

個性は誉めることで伸びる?!(2)

前回はほめるということについて
お話ししました。

大人になると特に誉められるという事が
少なくなります。

なので、誉められると、
ちょっと照れてしまったりしますよね。

 

でも特にこの誉められるということが、
子供の潜在意識に響き、やがては大人になってからの、
自信に大きく左右していくと思います。

 

根拠のない自信というのは、
この潜在意識に刻まれた、誉められたという
自信そのものが残っていると思うのです。

さらに誉める、誉められるということについて
さらに考えてみましょう。

 

ほめられると当然嬉しい気持ちになりますよね。

調子に乗って「そうそう、頑張ったからね・・・」
と自画自賛したりして。

そんな時には、実はもの凄く
大変な物事に対しても、やれば出来るんじゃないかな?
なんていつの間にか気持ちが前向きになっています。

だから、いつの間にか頑張ってしまう、
だからそこから良い結果が生まれます。

何かひとつ物事がうまくいくと

⇒ ほめられる

⇒ 嬉しくなって、やる気が出る

⇒ もっと頑張るから、また何かを成し遂げる

⇒ すると、またほめられて楽しくなる

という善循環が形成されます。

 

逆に調子の悪い人、うまくいかないひとの場合は、

何かひとつ失敗すると

⇒ 怒られる、責め立てられる

⇒ へこむ、やる気が萎える、焦りが生まれる

⇒ 不安や焦り、惰性になりがちで、良い結果が生まれない

⇒ するとまた失敗して叱られる

という悪循環の中に陥ることが多いです。

どちらも良くあることです。

みんな多かれ少なかれ経験していますね。

じゃ、どちらがいいかというと、
ほめられてうまくいく、前者の方が全然良いですよね!

 

子供は叱るよりも、ほめた方が伸びるのは
最近ようやく認知されてきましたが、
ほめて伸びるのは大人も一緒です。

大人なんだから、自分ひとりで頑張りなさいよ!
なんて、言われそうですが、ほめられると
やっぱり嬉しいものです。

 

それがお世辞だ、と解っていても
決して悪い気はしません。

 

無条件に気持ちを受け入れられる
コミュニケーションって、素敵ですよね。

 

こうして、人間関係が良好になったり、
まわりのひとが元気になる、
うまくいくようになる、ということは
潜在意識的にも、自分の能力がどんどん出ていく
きっかけになっていくのではないでしょうか。

個性はほめることで伸びる?!(1)

個性はほめることで伸びる?!(1)

個性はほめることで伸びる?!(1)

私たちのやる気の源、
プラスのエネルギーの源は至ってシンプルです。

 

ほめてもらうことや、誰かに励ましてもらうこと。

自分の行為行動を認めてもらったり、
尊敬してもうことにあります。

 

日本においては文化的に、謙虚さを重んじていますね。

何かができて、誉めたとしても、
「そんなことないですよ・・・」というように、
表面上否定をして、謙遜する、という形式が
多いように思います。

 

これが子供を育てることにおいて、
多少できてもあまり誉めない・・・という現象を
作ってしまうことがあるのでは・・・。

 

できてももう少し、もう少し・・・という思いが
先に立ってしまいます。

 

たとえば、テストが90点取れたとすると、
あと10点だったね・・・と
90点取れたことをほめずに、
10点で完璧になることを言ってしまったりします。

 

伸びてもらいたい、励ましが
そのような表現になるのかもしれません。

 

外国においては、逆に10点を
多いに誉めるということのようです。

 

そのせいか、外国人は何かいつも
どうどうとしているように感じられます。

 

ということで、誉めることがいかに
人間形成に影響するか、ということなのです。

 

「ほめられる」というのは、
お金より価値で表現できないもの、
大昔から変わらない、そして全世界共通の
「魂の栄養源」とも言えるでしょう!

 

それがあるから、私たちは頑張れる!、
ほめてくれるひとが「尊敬しているひと」や
「大切なひと」であったなら、それは間違いなく
最高のプレゼントです。

 

大人になると、忘れてしまいがちですが、
本質的には変わりません。

ほめられて嫌な気持ちになる人はいませんね。

さあ、どうでしょう?

 

友達に、同僚に、家族に、恋人に、自分の子供を
いっぱいほめてますか?

そしていっぱい、ほめられてますか? 

 

最近あんまり、と思ってしまったら、
ちょっと思い出してみてください。

相手の方からあなたが励まされている響きです。

聞くと何とはなしに気持ちがちょっと元気に、
上向きに明るくなるはずです。

 

自分がそのようになるということは、
人にもそのようにしたら、相手も元気に上向きに、
そして明るくなるはずです!

 

子供は叱るよりも、ほめた方が伸びるのは、
最近ようやく認知されてきましたが、
ほめて伸びるのは大人も一緒です。

 

ぜひこれから意識してやってみて下さい。