個性は誉めることで伸びる?!(2)
前回はほめるということについて
お話ししました。
大人になると特に誉められるという事が
少なくなります。
なので、誉められると、
ちょっと照れてしまったりしますよね。
でも特にこの誉められるということが、
子供の潜在意識に響き、やがては大人になってからの、
自信に大きく左右していくと思います。
根拠のない自信というのは、
この潜在意識に刻まれた、誉められたという
自信そのものが残っていると思うのです。
さらに誉める、誉められるということについて
さらに考えてみましょう。
ほめられると当然嬉しい気持ちになりますよね。
調子に乗って「そうそう、頑張ったからね・・・」
と自画自賛したりして。
そんな時には、実はもの凄く
大変な物事に対しても、やれば出来るんじゃないかな?
なんていつの間にか気持ちが前向きになっています。
だから、いつの間にか頑張ってしまう、
だからそこから良い結果が生まれます。
何かひとつ物事がうまくいくと
⇒ ほめられる
⇒ 嬉しくなって、やる気が出る
⇒ もっと頑張るから、また何かを成し遂げる
⇒ すると、またほめられて楽しくなる
という善循環が形成されます。
逆に調子の悪い人、うまくいかないひとの場合は、
何かひとつ失敗すると
⇒ 怒られる、責め立てられる
⇒ へこむ、やる気が萎える、焦りが生まれる
⇒ 不安や焦り、惰性になりがちで、良い結果が生まれない
⇒ するとまた失敗して叱られる
という悪循環の中に陥ることが多いです。
どちらも良くあることです。
みんな多かれ少なかれ経験していますね。
じゃ、どちらがいいかというと、
ほめられてうまくいく、前者の方が全然良いですよね!
子供は叱るよりも、ほめた方が伸びるのは
最近ようやく認知されてきましたが、
ほめて伸びるのは大人も一緒です。
大人なんだから、自分ひとりで頑張りなさいよ!
なんて、言われそうですが、ほめられると
やっぱり嬉しいものです。
それがお世辞だ、と解っていても
決して悪い気はしません。
無条件に気持ちを受け入れられる
コミュニケーションって、素敵ですよね。
こうして、人間関係が良好になったり、
まわりのひとが元気になる、
うまくいくようになる、ということは
潜在意識的にも、自分の能力がどんどん出ていく
きっかけになっていくのではないでしょうか。