個性はほめることで伸びる?!(1)
私たちのやる気の源、
プラスのエネルギーの源は至ってシンプルです。
ほめてもらうことや、誰かに励ましてもらうこと。
自分の行為行動を認めてもらったり、
尊敬してもうことにあります。
日本においては文化的に、謙虚さを重んじていますね。
何かができて、誉めたとしても、
「そんなことないですよ・・・」というように、
表面上否定をして、謙遜する、という形式が
多いように思います。
これが子供を育てることにおいて、
多少できてもあまり誉めない・・・という現象を
作ってしまうことがあるのでは・・・。
できてももう少し、もう少し・・・という思いが
先に立ってしまいます。
たとえば、テストが90点取れたとすると、
あと10点だったね・・・と
90点取れたことをほめずに、
10点で完璧になることを言ってしまったりします。
伸びてもらいたい、励ましが
そのような表現になるのかもしれません。
外国においては、逆に10点を
多いに誉めるということのようです。
そのせいか、外国人は何かいつも
どうどうとしているように感じられます。
ということで、誉めることがいかに
人間形成に影響するか、ということなのです。
「ほめられる」というのは、
お金より価値で表現できないもの、
大昔から変わらない、そして全世界共通の
「魂の栄養源」とも言えるでしょう!
それがあるから、私たちは頑張れる!、
ほめてくれるひとが「尊敬しているひと」や
「大切なひと」であったなら、それは間違いなく
最高のプレゼントです。
大人になると、忘れてしまいがちですが、
本質的には変わりません。
ほめられて嫌な気持ちになる人はいませんね。
さあ、どうでしょう?
友達に、同僚に、家族に、恋人に、自分の子供を
いっぱいほめてますか?
そしていっぱい、ほめられてますか?
最近あんまり、と思ってしまったら、
ちょっと思い出してみてください。
相手の方からあなたが励まされている響きです。
聞くと何とはなしに気持ちがちょっと元気に、
上向きに明るくなるはずです。
自分がそのようになるということは、
人にもそのようにしたら、相手も元気に上向きに、
そして明るくなるはずです!
子供は叱るよりも、ほめた方が伸びるのは、
最近ようやく認知されてきましたが、
ほめて伸びるのは大人も一緒です。
ぜひこれから意識してやってみて下さい。