頭の回転がいい・悪いということ
前回は頭の回転をよくするためには、
ということについてお話致しました。
この頭の回転のよさ・悪さというのはどういうことなのでしょう。
たとえば回転がいいと思える人というのは、
・ 難しい問いかけをしても、とすぐに回答が返ってくる
・ 論理的に誰もがわかるように説明できる
・ 納得できる正しい判断ができる
では、回転が遅いと思われる人というのは
・ 問いかけをしても、なかなか返事がかえってこない。
・ 自分の意見が言えない。何も考えてないように感じてしまう。
・ 判断が遅い、間違っていることが多い。
などなど感じることがあるでしょう。
自分自身が周りから頭の回転が速いとみられているか、
遅いとみられているか気になってしましますよね。
頭の回転が速い人
頭の回転が速い=頭が良い
ということではありません。
ここが少し違うところなのですが、
正しくは頭の回転が速い≒頭が良い
ということになるのです。
ではどうしてこのような事が言えるのでしょうか。
それは、回転が速い人は実は
知識が豊富な人が多いのです。
というより、豊富でなければ、速くならない
と言ったほうが良いでしょう。
周りで、このように回転が速い人
と感じさせる人は、会話の内容から素早く判断し、
自分の意見を述べてくるでしょう。
しかもその意見は、かなり会話の内容の
的を得ているのではないでしょうか。
その人の経験や知識の中から引き出しを開け、
言葉に出来る。
これが頭の回転が速い人の特徴でしょう。
引き出しが多いからこそ、素早く判断出来、
言葉に出来るとにほかなりません。
つまり、普段頭の回転が速いと思われる人も、
全く引き出しのない世界の話題になると、
自分の意見は言えても、的を得た意見はできなくなります。
頭の回転が遅い人
いつも自分の判断力や理解力について悩んでいる方は、
きっとなぜ自分は頭の回転が遅いんだろうと
感じるのではないでしょうか?
回転が速い人については
頭の回転が速い人を見て頂けるとわかるでしょうが、
引き出しが多いからなのですが、遅い人はまさにこの逆です。
引き出しが少ないのです。
知識や経験が乏しい事が原因の一つなのですが、
ボキャブラリーがなかったり、
色々な事に関心が薄かったりと、思い当たるフシが
あるのではないでしょうか?
やはり、回転が早い人は色々な事に関心を持ち、
日々考えることを惜しまないのです。
遅い人は考えることを面倒くさがって、
やめてしまっていませんか?
このように、
回転が遅い人には明確な理由があるので、
治そうと思えば知識や経験が広がっていくように
日々生活をしていけば良いのです。
また、頭の回転が遅い人の特徴として、
睡眠と食事が十分でないケースがよく見受け、
睡眠不足は脳にとっては天敵です。
特に、慢性的に睡眠不足なっている人はそれだけで、
頭の回転が遅くなっていますので注意です。
普段の生活習慣が健康的でないだけで、
本来持っている脳力が発揮できないのはもったいない話です。
脳力の底上げは簡単にできるものではありませんが、
元々あるものを発揮するのはさほど難しいことではないはずです。
まずは、本来の自分の脳力を十分発揮できる環境を
整えましょう。