日常生活の中での脳の活性化!
■ 活字を読む
最近では、声を出して活字を読むことで
脳が活性化する事が分かっています。
どのような文章でも音読をする、声を出して読むと、
前頭前野を含めた多くの場所が活性化することが、
脳の働きを調べるイメージング技術で測定され証明されています。
意外な事に、昨今活字離れが叫ばれている中、
ブログやインターネットの普及で活字に触れる量、
機会が増えているというのです。
確かにインターネットで検索すれば
様々な情報が簡単に手に入れられる時代になり、
活字が新聞よりも身近になってきたのは確かでしょう。
但し、
ただ声に出して読めば良いというものでもないようです。
ポイントがありますので、それだけを抑えて
実践してみましょう。
非常に簡単なポイントですので、押さえておきましょう。
①できるだけ早く読む
声に出してある程度の分量を読ことが必要です。
一分でも二分でも効果はあります。
また、大きな声でも小さな声でも、
寝ている体勢でも構いません。
重要なのは毎日継続することにあります。
②新しい記事を読む
同じ記事は脳が記憶してしまい、
だんだん脳の働きが悪くなるようです。
ですので、新しい記事を読むほうが良いと言うわけです。
新しい記事を読むには新聞が一番良いでしょうが、
新聞を読む習慣をつけることも
中々難しいことでしょう。
自分が読んで、面白いと思える記事から
読み始めて見ましょう!
■ 自然の音の高周波を聴く
自然の中には、耳には聞こえなくても
確かに高周波が鳴り続けている高周波は、
聴覚を通して心や体を癒し、脳を活性化してくれるようです。
■ 噛む
噛めば噛むほど脳血流が増加することが
研究で明らかになっているそうです。
固いもの中心の食生活に変えて噛む回数を増やすとより効果的ですね
■ 音楽を聴く
言葉の音が耳に入ると、
「脳幹」に伝わり→「側頭葉」で音として認識→「側頭葉」にある「言語野」で
言語として処理されているようです。
音楽は「単に側頭葉というよりも、右脳のどこかで
統括的に処理されているのではないか」といわれて、
とくに洋楽は右脳で処理されているのではないかと
考えられています。
つまり、音楽を聴くことによって普段
言葉として使っている脳と違う部分を使い、
活性化しているということなんです。
■ ハンドマッサージ
カナダの脳外科医・ペンフィールドの
「ホムンクルス」と呼ばれるもので、脳の中にある
体の動きや感覚をつかさどる部分の比率を、
人間のからだの大きさにおきかえたものがあります。
手や口が異常に大きくなっているのは、
手や口がからだのほかの部分に比べて敏感で、
脳にはたらきかける割合が大きいということです。
これが「手は大脳の母」と言われるゆ所以です。
毎日3分マッサージすることで、
手や指を動かすことで自然と脳の血流量が多くなるようです。
ビタミン入りのクリームを使うとより効果的です。
肌あれには特にビタミンAやE配合はいいかもしれません。
軽度認知症やもの忘れの予防にも期待されているようです。
■ 塗り絵
大人の塗り絵というのがはやりましたね。
えっ、今更塗り絵?
と思われた方もいらっしゃったでしょう。
ぬり絵開始30秒後には脳が活性化したという実証付きです。
視覚野のある後頭葉や、
色や形の記憶が保存されている側頭葉を使い、
何色で、どうやって、どのように塗るのかなど、
作業プランを立てているときは、前頭葉にある前頭連合野が働き、
もちろん実際に色を縫っている時は、
前頭葉にある運動野によって、
手の動きがコントロールされるそうです。
脳の活性化、前頭葉を活性化する方法が日常にもたくさんあります。
大事な事は日々脳を使って活性化し続けることです。
とても簡単にできることなので、
生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。