疲れの正体とは?
今、従来はよくわからなかった「疲労」が
科学的にわかってきています。
以前、NHKの『あさイチ』の番組で
疲労物質と疲労回復物質が以前取り上げられてましたね。
今のこの季節、春眠暁を覚えず・・・という
ことわざがあるように、寝ても寝てもまだ眠いということが
よくあります^^
私はあまり疲れを感じない方なので、
いつもいつも疲れている…と言われると、
気の毒だなぁ、などと思ってしまいます。
なので、この疲れという原因が
「FF」という物質だったということがわかり
今回そのNHKで放送された内容をみてみました。
それは、今回の大きな発見は、
疲れの原因物質が見つかったということ。
「FF(ファティーグ・ファクター)」と呼ばれる
このタンパク質は蓄積すると「細胞死」を促進させ、
心臓病や糖尿病などの生活習慣病の
原因になると考えられています。
人の疲れには、筋肉など、運動などで肉体的疲労と、
ストレスなどによる、精神的に疲れがあります。
これらの疲れに関係している物質が
あることが分かりました。
FF(ファティーグ・ファクター)」と呼ばれる
このタンパク質は蓄積すると「細胞死」を
促進させる働きをします。
私たちが呼吸したり、動くことで、
活性酸素が発生し、この活性酸素が
FFタンパク質を蓄積させることで、
細胞死(アポトーシス)を引き起こすのです。
以前には、運動すると乳酸量が増加し、
筋肉痛の原因や疲れの原因になると
考えられていました。
様々な実験など゛を繰り返し、休息しても
乳酸量の減少が現れない事が分かり、逆に活性酸素、
FFタンパク質が休息することで、減少することが分かり、
疲れに関わっていることが判明したのです。
また、疲れは個人差が大きく、体力があり、
疲れを感じにくい人と、慢性的な疲れがあり、
中々とれない人たちも多いのです。
このFFタンパク質、運動などの疲れの基より、
精神的な疲れの原因でもあります。
疲れ全般に関わるFFタンパク質、
このたんぱく質が多く、分泌されると、
疲れが増すと唾液中のヒトヘルペスウイルスの
一種であるHHV6やHHV7が増えることになります。
ヒトが身体的・精神的にストレスを感じると、
HHV6やHHV7は再活性化するようです。
つまり、増える、そして、唾液の中に出てきます。
どうしてでしょうか?
それは、ウイルスが身の危険を感じて、
分身をつくって、新しい宿主を求めるために、
外へ出ようとするからなのですね。
たまに唇の周りにヘルペスが出来て、
肌荒れが起きるのは、疲れている状態だから
休みなさいと言うシグナルなのです。
では、疲れを取るのにはどうしたらよいのでしょうか!?
心地よい、香り、アロマオイルなどの
香りや心地よい音楽を聴くなど、
一般的な疲れの解消法がありますが、
さらに疲れを取る物質FRとは何か、みてみましょう!