安眠のためのサポートとして・・・
		①【香り】
		基本的には無臭が寝室には好ましいものの、
		香りがあることで気持ちが落ち着く人もいます。
		自然療法としてのアロマテラピーや日本的なお香から、
		効能よりも好きな香りを楽しむものまで
		バリエーションは豊富です。
		いずれにしても、香りは人によって好みの差が大きいので、
		自分に合った落ち着ける香りを選びましょう。
		アロマテラピーとは
		植物から抽出した芳香物質で、身体や精神を健康にする自然療法です。
		
アロマテラピーブームで、お馴染みのアロマポットで
		エッセンシャルオイル(精油)を使った芳香浴や、
		最近大人気のアロマキャンドルがあります。
		香りが心身に効くメカニズム
		1.鼻から吸収
		香りの分子が鼻から入り、その刺激が神経を介して
		大脳に伝わります。
		脳の中枢にありホルモンや免疫系の分泌を促す指令を出す
		大脳辺緑系に到達し、精神的、生理的な部分に作用します。
		2.肺から吸収
		鼻や口から入った香りの分子が肺に届き、
		血管を通じて全身に作用します。
		
3.皮膚から吸収
		優れた浸透力があり、有効成分が皮膚の表皮より吸収され、
		さらに下の真皮に到達し、体液や血液、
		リンパ液などにのって全身に作用します。
		植物から抽出した芳香物質で、
		身体や精神を健康にする自然療法です。
		②【色彩】
		基本は落ち着いた色がよいです。
		色の好みも各人各様ですが、寝室には基本的に
		落ち着いた色を使用するのが無難です。
		主に床、壁、天井、それにカ-テンや
		寝具(ベッドカバ-・掛けふとんカバ-)などの
		色が寝室の雰囲気に影響を与えます。
		
ファブリックマジックといわれるように、
		カ-テンやベッドカバ-を変えるだけでも部屋の雰囲気は
		一変しますので、気分を変えるためには変化を楽しむのもよいでしょう。
		③【音・サウンド】
		(40ホーン以下)
		川の流れや波の音など、
		自然の中の単調な音も心地よく感じます。
		これらのテ-プを聴いた場合、
		平均9分程度入眠が早まったという報告もあります。
		
音楽などはその人の習慣によって左右されますが、
		自分とって心地よい音楽は、
		脳をリラックスさせて眠りを誘います。
		例えばクラシックのなかで入眠に有効なのは、
		穏やかでやさしい調べの曲です。
		一方、眠りを妨げたり、覚醒させる音があります。
		交通や隣家など外部からの音、
		そして案外うるさいのが家庭内から出る生活騒音です。
		こちらはそれを妨げることがそれぞれ必要です。
		④【温度&湿度】
		(温度33℃・湿度50%)
		眠っているときの寝床内の温湿度を寝床内気候と呼び、
		快適と感じる理想的な温度は33℃前後、
		湿度は50%前後とされています。
		調査によると、季節によって掛けふとんを変えたり、
		あるいは寝返りを打ったり、布団に丸くなったりしながら、
		寝床内の気候条件を快適にする調整を
		無意識のうちに行っているようです。
		
寝返りによって湿度は大きく変わりますが、
		温度の変化はあまりありません。
		寝床内気候を快適にするには、
		寝具の保温性と湿気に注意する必要があります。
		⑤【安眠を導く飲み物】
		午後4時を過ぎたら覚醒作用をもつ
		カフェインの多いコーヒーや紅茶・緑茶は避け、
		カモミールなどの鎮静効果のあるノンカフェインの
		ハーブティーが良いでしょう。
		西欧では眠れない子のために
		お母さんが作るのはナツメグをかけた
		ちょっと甘いホットミルク。
		乳製品に多いカゼインというたんぱく質に
		多く含まれるセロトニンという物質は、
		ノンレム睡眠の深い眠りを守る働きがあります。
		ミルクはネムリのドリンクです。
		そう言えば長寿の人は良く眠り、
		乳製品をよく飲む民族が多いです。
		是非試してみてくださいね^^
		⑥【光・照明】
		(30ルクス以下)
		就寝前は暖色系の弱い光が
		気持ちを落ち着かせます。
		就寝時は、寝室を真っ暗にして寝る人、
		かなり明るくないと寝られない人など、
		寝室の光に関しては人それぞれです。
		一般的には30ルクス程度の光であれば支障もなく、
		夜目覚め時に不安にならず、トイレにいく時に
		つまづくこともありません。
		
また、ほとんど遮光してしまう厚手のカ-テンよりも、
		障子のように朝しだいに室内を明るくする
		薄いカ-テン(レ-ス)の方が自然に目をさまします。
		目覚めをハッキリさせるには、
		カ-テンや窓を開けて2500~3000ルクス程度の光を浴び、
		新鮮な空気にふれて脳と体に刺激を与えます。
		⑦【スペース】
		(圧迫感、不安感のない適度な広さ)
		寝室には寝具のサイズを基本に、
		ベッドならばカバ-の交換やマットレスを
		裏返す(長持ちさせる)ためのスペ-ス。
		二人で寝る場合では両サイドのスペ-ス、
		和ふとんならば押し入れの出し入れから
		一連の作業スペ-スを加えた、
		ゆとりある広さを確保しておく必要があります。
		空いているスペ-スがあるからといって
		むやみに物を置くと、睡眠環境を
		損ねることになりかねません。
		いずれにしても狭すぎて圧迫感がなく、
		寝室ということから広すぎて不安を感ずることのない
		適度の広さが大切です。
		いかがですか?
		何か取り入れられることがありましたでしょうか?
		深い眠りを誘うために、ぜひお試しになってはいかがでしょうか・・・
		私は早速、香りを楽しんでみたいと思います^^
			
				
				
				
				




