専門書を読むのが億劫じゃない?! 【記憶のまめ知識】vol.24
本が苦手なんです 【記憶のまめ知識】vol.5
記憶術には「イメージ力」が必要
ということをお話ししてきました。
今回からそのイメージ力、右脳の力が必要な
「速読」についてお話ししていきましょう!
「本が苦手だけど・・」
速読のインストラクターをしている私も、
小さい頃は本を読む事はそんなに
大好きではありませんでした。
いまは大好きです。
大人になる過程のなかで自分のチョイスで
本が楽しいことを知りました。
そんな私が小さい頃、何故嫌いだったか考えてみました。
学校では、難しい本を読ませようとしたり、
一年で何冊読んだか数を競わせたり、
楽しい夏休みに読書感想文を毎年書かされたり。
そんな学校での読書教育のおかげで?
好きになることを強要された記憶があるような気がしています。
本は本来、自分の知的好奇心を満たしてくれるためのもの。
趣味の本だったり、
自分の好きなテーマや、
大好きな人や尊敬する人の自伝など
興味が湧くものを一つ一つ手に取ること。
自分と共通点があるもの、これは!って思うもの
それを手に取ってまずは目次をみること。
目次にはその人が書きたい、伝えたいことの
総まとめが箇条書きになっているのです!
それが、一番伝えたいポイントなんですね!
手っ取り早く目次をチェックすると
興味のある本を探せやすくなります。
目次でワクワクしてきたら
内容に感動したり
共感するうちに
どんどん本が楽しくなりますよ。
そんな本との出会いを楽しんでみてくださいね。
視野が狭くなっていませんか? 【記憶のまめ知識】vol.4
周辺視野能力が低いと
視野の狭さは目の使い方だけでなく
心の視野 にも関係があるんですよ。
知っていましたか?
視野が狭いと・・・
確認を怠ったり、判断も狭まってしまい
作業効率が悪くなったりします。
本を読んで目が疲れる方は、
読んでいるポイントに焦点をしぼっています。
他の文字が入ってくると目障りなので
無意識に視野を狭めてしまっているのです。
全体を見ること!
これは意識することで出来るようになります。
視野に入っているのに見えていないのは
「意識をしていない」ことが原因です。
好きなものって自然と目に飛び込んできませんか?
たとえば、、、
ポルシェが大好き!! という人は、行き交う車の中から
パッとポルシェが目に飛び込んできますよね。
そしておのずと情報も入ります。
そこで視野を広げるポイントをいくつか
述べたいと思います。
*興味をもつ
*友人を増やす
*人の意見を聞く
*視野の広い人を観察する
*思いやりをもつ
心の周辺視野が広がると
自分のやるべきことがわかるようになり
人に対する接し方も変わってきます。
視野が広がると日常や仕事、人間関係にも
とても役立ちます。
今日から視野を意識してみませんか。
今まで気にし過ぎていたことが、
ちょっと軽くなるかもしれませんよ。
右脳トレーニングで何が変わる?【記憶のまめ知識】vol.2
記憶にはっきり定着するのには、
脳の扁桃体が関わっていることをお話ししました。
強い印象が記憶の定着にかかわるということでしたね。
これには右脳が関係してきます。
では右脳の働きって何でしょうか?
まず左脳との違いということになります。
左脳は言語脳、理論・理屈のロジックに対して
右脳はイメージ脳、芸術脳で、
直感的・空間的・無意識的・ビジョン的等々です。
さらに右脳は全体性・俯瞰的に見ることができる脳なので、
全体を把握する力がついてきます。
これは仕事にも生かせそうですよね!
右脳の働きをみても理論的というより
感覚的ということがいえます。
感受性・感性が高まるということですね。
ですから、感情豊かになって印象深く受け取るためには
右脳が活発の方がいいようです。
感情に強い印象 → 印象深いビジョン → イメージの形成
という流れは右脳が活性化されると
スムーズに脳の中で行われることになります。
これこそ記憶の定着、記憶をわすれない秘訣!!
右脳のはたらきにも鍵があります。
次回はさらに、、、
右脳と頭の回転の速さって関係あるの?
ということについて
お話ししていきたいと思います。