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感性の基本はマナー ?!

感性の基本はマナー  ?!
 
  
 
感性の基本はマナー

前回は感性とは何か、そしてコミュニケーションと感性の関係を
お話しました。

 

感性のもともとの基本どこにあるのか、を考えてみたいと思います。

あいさつや、気遣いがきちんとできるということは、
さまざまな人間の関係に生じる摩擦を、
自ら潤滑油を出し、解消する能力があるということです。

 

こんな簡単なことが、いろいろなことが起こる
この世の中を生きる、最大のノウハウなのです。

 

それを称して、マナーといいます。

マナーは、形から入っていく方が早いのです。

そのために、実際、どのようにするのか、習ってみたり、
マナーのガイドブックを一通り、読んでおくことなどがあります。

しかし、それだけで終わっては、うまく使えませんね。

大切なのは、ただ聞いて知った、または本で読んだ、
ということではありません。

 

マナーも一つずつ、そうする理由を掘り下げ、
自分なりにそれぞれのケースに応じてしっかりと考え、
わかっておくことです。

 

たとえば、車では後部座席に偉い人が座ることや、
引き手のドアと押し戸のドアでは、
もてなす人の立つ位置が違ってきます。

 

こういったものも、相手の立場に立って考えて
実行することが必要です。

 

食事の時の食器の並べ方も同じです。

こういうことを理解して、「なるほど」と感じられることが、
自然にできるように感性を磨くことが大事になってきます。

 

形式的なマナー、礼儀作法よりも、重要なことは、
なぜそうなのかの理由です。

 

そのマナーが成り立ち、
継承されているのはなぜでしょうか。

 

人々の心の内に秘められた心遣いの心を読むことが、
感性なのです。

 

その理由を知ったら、さまざまなケースに
応用できるということですね。

 

お悔やみのことばでも、同じことばを言っても、
そこに込められた心の深さ。

 

それは、形式的なことばよりも、
とっさに相手を気遣うことばが出たり、
おのずと手を握りしめたりする行動。

 

そういう感じたことからき働きかけの方が大切なのです。

たとえば、相手の気持ちに感じ入って
共に悲しむだけでなく、本当に共感したら、
その後のことまで思いやれる心の幅。

 

感性は同情だけに終わらないのかもしれません。

心遣いやその場で臨機応変に対応できるためにも、
基本的な感性を身につけておきたいものです。

 

会社においては、新入社員でも、
すぐに一人で仕事をこなせるようになる人、そうでない人
がいます。

 

これは、仕事をこなす能力よりは、
感性の差ではないかと思われます。

 

これは、一見、
頭のよしあしや仕事の能力のよしあしではないか、
というようにみえます。

 

でもこれは、その場に応じて
もっとも適切な行動を選び、あるいは考案して
とれるということは、すぐれた判断力を必要とされます。

 

記憶の脳からすれば、前頭葉の一部である
前頭前野が活性化されていること、これが必要です。

           http://kioku.or.jp

一流の仕事のできる人というのは、
こういう能力にも秀でていることから、
仕事の能力としても、人としての能力としても、

高く評価されるために、
もっとも大切なものであることがわかります。

 

このように感性がみがかれると、あらゆる分野において、
結果が出てくることがわかります。

 

感性を高めることには必ず五感を鍛えることがまず必須です。

   http://kioku.or.lp

 

感じるというこAcと、ものごとを立体的に見ること、
日頃からそのようなことに意識をしてみましょう!
        

感性がわかる 「鍵の閉め方」とは・・・

感性がわかる 「鍵の閉め方」とは・・・
 

感性がわかる 「鍵の閉め方」とは・・・

これまで「感性」についてお話してきました。

私が今感じている同じ思いが、綴られていた内容に目が止まり、
うんうん・・・と思いながら、
読ませて頂いた文章があります。

 

今日はその内容をお伝えさせて頂きたいと思います。

 

皆さんの中にもそうそう、、、と思うところが
多くあるのでは・・・と思います。

 

それは・・・

感性については、
次のようなことですぐにわかってしまうように思う。

まず、どたどたと歩く人…これは、感性ゼロである。

まわりにいばりちらす効果を考えて、
そうしている人は逆効果であることを知るべきだ。

社内や公共の場、
電車や店で大声で話す人も同じである。

 

訪問したあと、
ドアをゆっくり閉める人、
そこでカギ音をカチャッといわさない人、
これらは相手の身になれているということだ。

見送り一つでもわかる。

別れたあと、相手がもう一度、振り返ることを知り、
きちんと見ている人、それを見送りという。

 

見送られる方も、同じである。

車が出ても、見えなくなるまで動かない人、
マナーというより
相手をもてなす気持ちのあり方が問われる。

 

訪問先では、靴をそろえるのに、
トイレなどでスリッパをそろえておかない人もいる。

これも、感性に欠ける。

自分がその身になったら、こういう心遣いは、
すぐにわかることであろう。

そこでわかっていても、行動にとれない人は、
まだ頭や、体が邪魔している。

 

感性の働きを抑えている。

だから、人生や仕事の問題が片づかない。

感性豊かな人は、感じたままに行動している。

自分の頭や体を感じるままに
遣うことに躊躇しない。

目の前にゴミが落ちていたら、拾う。

それは、
自分のためでも誰かのためでもなく、
ただ拾うのだ。

それで、
まわりの人のためにも自分のためにもなる。

理屈で言われたり、
自分でそう決めないと動けない人は、
人がみていなかったり、
自分の気分がのらないとか疲れていると、
すぐにやらなくなる。

つまり、三日坊主である。

それは頭でわかっても、体が動かない。

感性は、使うことで磨かれるものだし、
行動を欲する。

 

何事も行動することでしか、うまくいかないし、
感性は行動してうまくいくようにしていくからである。

 

そこで、
自分の手間と心をかけて行動している人が、
感性のある人である。

相手に対して、心を働かせられる人である。

ということをあらためて思うと、
感性とは何か・・・という根本的なことも理解できるし

人への思いやりとは何か?

すなわちマナーって何か? ということも
私達の行動を通して
わかってしまうのではないかと思います。

私達の太陽星系は
ユニバース・プレアデス星系に対し、
26000年周期で周回していますが、
2016年からその周期の変わり目と言われ、
愛や心、癒しのエネルギーの時代になっていくのです。

 

これからの時代、感性なくしては
人との関わりが円滑にいかなくなることは、
わかります。

 

ぜひ感性を豊かに、
思いやりや調和を意識して日々を過ごしたいものです。

 

感性を鋭くすると?!

感性を鋭くすると?!
 
 

感性を鋭くすると?!

感性とは・・

「感性」とは辞書では

①、悟性とともに知識を構成する能力。
②、感覚の働き、感受性、と出ています。

感性という言葉がクローズアップされてきたのは、
ものが溢れる時代になり、
別の価値観が生まれてきたのか。

 

今の現代社会は、
自然と心の時代になりつつあることは、
肌で感じられます。

 

おもてなし・・とはまさしくそうでしょう!

以前は
お金や物の世界に振り回されつつあったのが、
癒しや愛と調和というエネルギーに
変わりつつあるように感じます。

 

ふつう感性とは、
「外界から印象を受け入れる能力。
感覚に伴う感情や欲望、衝動などを含む」
と考えられています。

外界からキャッチする情報を
「感性情報」といったりします。

 

でも、「豊かの感性」や「するどい感性」
という表現には、創造性という意味も
含まれているように思います。

単なる受動的な能力でなく、
むしろ何らかの能動性をもっているようにも
考えられます。

 

感性は
たんに外界からの情報をキャッチするだけの
受動的な能力ではなくて、環境との関わりの中の
自己の存在をつくり出していく能動的、創造的な能力
ということがいえるかもしれません。

 

身体の五感『視る・聴く・臭い(香り)・味感・触感』と『心』で
感じ取らなければ、わからない、理解出来ないことが
たくさんあります。

 

それが!「感性」なのです。

感性とは、感じる力(感覚力)です。

 

目で色の深みを感じたり、音の微妙な違いを感じたり、
味の深みを感じられたり、ちょっとした匂いの違いを
かぎ分けたり、というように、
感性は主としてその人が
何に感じているかということを意味します。

つまり、「感性が悪いと見過ごしてしまう」
ものを捉える力です。

ここで感じるとは、
五感、即ち視覚、聴覚、臭覚、味覚、触感を示します。

つまり、肌で感じるということです。

 

そこで心地よい状態をもたらすものを
快感とよびます。

これが人々の心を捉えます。

どんなものも、私たちがそれを捉えようとすると
五感のうちのいくつかを通じて、
多かれ少なかれ、快、不快が伝わるわけですね。

これをもとに使うときの“感性”が、
この感じる力です。

 

つまり、この場合の感性は、
身体機能、あるいはそれに直結したものを示します。

 

快を感じると脳の中では
エンドルフィンが出たり、
しあわせホルモンがでたりと、
心と脳との関係も発生してきます。

 

これによって、記憶が良くなったり、
記憶がよみがえったりするわけです。

 

そのことを活用して脳活性化をして、
記憶や思い出しができるようになるメソッドが、
当協会のブレインハートアクティブメソッドです。

これは商標権取得済みです。

http://kioku.or.jp

五感を使って脳を活性化して、
感性を高めることによって、
記憶という脳の力を引き出していくのです。

 

ということは右脳というイメージ脳が
開花していくことになります。

 

この逆が、左脳という理屈、計算、~ねばならない、
即ち“頭”といったものです。

 

「頭でなく、体で覚えろ」などという注意も、
こういう感性が足りない人に与えられるのでしょうか。

 

感じる力から感じとる力へ

それでは、この五感のセンサー、
つまり感覚器官に入った刺激は、どうなるのでしょうか。

 

感覚したものは、次に感情、
情緒をもたらします。

 

「頭じゃわかるけど、やりたくない」
「理屈はともかく、心意気に動かされた」
というように、私たち人間は、感情で動き、
理屈や説得では動けないですね。

感じて情がほだされなければ、
つまり、感情で納得してなければ、
なかなか行動は伴いません。

 

多くの人間関係のよしあしには、
その根底に感情が関わるのは
言うまでもありません。

 

気心が合わないと親しくはなれない
というわけです。

 

脳科学からいっても、
五感で感じた情報はまず、
脳の中の中心にある「扁桃体」という感情の脳に
入るということからも感情で動くということが
わかります。

 

またこの感情の脳の動きが波動になり、
次にある記憶の脳「海馬」に伝わっていくのです。

 

このことからも感情と記憶の面でも
大きく影響しあうことがわかります。

 

やはり感性は重要なことのようですね。

次回はさらにこの感性について
掘り下げてみましょう。

脳と感情、そして身体の関係とは?!

脳と感情、そして身体の関係とは?!
 

脳と感情、そして身体の関係とは・・・

昨日は脳細胞が日々死んでいくのに対応して、
神経繊維を増やし回路を増やしていくことにより、
脳を活性化することができることをお話しました。

http://kioku.or.jp

脳にある神経細胞が生き続けるには、
アミノ酸の一種である『セリン』が必要である
という研究を理化学研究所のチームが発表しました。

 

脳の記憶に関係するという海馬の神経細胞に、
様々な物質を与えてどれだけ細胞が
生き続けられるかを調べました。

 

その結果、
セリンを与えた海馬の神経細胞は
1ヶ月近く生き続けました。

 

神経細胞への酸素供給が少なくなる前に
セリンを与えると、酸欠による神経細胞の死が
抑制出来ることも分かりました。

 

神経細胞は、成熟すると分裂したり
増殖したりしなくなります。

 

しかし、各細胞は長く生き続け、
神経の突起を延ばすなど活発に働きます。

 

その理由はこれまで謎でしたが、セリン
神経細胞を活発化させるものの1つであることが、
この実験から分かります。

 

セリンは体内で合成できるアミノ酸です。

 

脳では神経細胞を取り巻くグリア細胞が
作ってようです。

 

また、脳梗塞などで脳の血液の流れが悪くなり、
神経細胞が酸欠状態になったときに

セリンを補って、脳の機能を維持することも
考えられます。

 

脳が活動するには、たくさんの栄養が必要です。

アミノ酸もその一種。

動物性タンパク質を多く摂取する人は寿命が長く、
年を取っても知的活動が低下しないといいます。

 

脳と活性酸素

大脳辺縁系

  新皮質=知性脳 古皮質=情動脳 (感情)~活性酸素が発生

旧皮質=生命脳(生命の維持をしている、七情のコントロールが必要)
         ↓
         (例えば)よく怒る人は早くボケる

七情とは・・

中医学では人間の精神情志活動のことで
『 喜 ・ 怒 ・ 憂 ・ 思 ・ 悲 ・ 怒 ・ 驚 』
の七つ感情の事です。

 

嬉しい、悲しいなどの感情は、
人間らしく生きるためには欠かせないものです。

しかし度が過ぎて感情のバランスを崩すと
体調のバランスまで崩れてしまいます。

中医学では、
怒・喜・思・憂・悲・恐・驚の7つの情緒変化を
『七情』とよび、
これらの感情が強すぎたり、
長期間続いたりするとさまざまな病気を
引き起こすと考えます。

 

これは言葉こそ違いますが、
現代医学のストレスに対する考え方とほぼ同じです。

 

ストレスとは、
七情のバランスが乱れた状態のことなのです。

 

これによって、活性酸素が発生して、
細胞に傷をつけることになり、さまざまな病気を引き起こすのです。

 

感情と脳、それによって起こる病気。

脳と心は切り離せないものですね。

感情の脳科学

生理学的には、
感情には身体感覚に関連した無意識な感情と
意識的な感情と分類されることが多いです。

 

意識的感情には、大脳皮質(大脳の表面)
とりわけ帯状回、前頭葉が関与しています。

 

無意識感情には、皮質下(脳の中心の方)の
扁桃体、視床下部、脳幹に加えて、自律神経系、内分泌系、
骨格筋などの末梢系が関与します。

 

しかし、感情も情動も、皮質と帯状回のみで成立する、
という反論もあります。

 

マグダ・アーノル感情理論では、
外界からの刺激に対して、
まず危険であるか有益であるかを
皮質下および帯状回で無意識に判断します。

 

次に皮質でどう行動するかを判断します。

 

その判断に基づいて末梢の反応
交感神経の興奮、骨格筋の緊張など)が起こり、
最後に皮質にてそれを意識的な感情として認識します。

 

この説の根拠となる実験的証拠は、
強い感情を惹起する視覚刺激を短時間(30ms以下)呈示すると、
意識上は認識できない(サブリミナル効果)にも関わらず
末梢では反応が見られるという事実です。

 

サブリミナル効果(サブリミナルこうか)とは、
意識と潜在意識の境界領域より下に刺激を与えることで
表れるとされている効果のことです。

 

このように、意識的・無意識的感情が脳と関連して、
さまざまな私達の行動を左右し、さらに
ストレスや病気ということにも関連していくのです。

 

なるべく感情を穏やかに、バランスをとれるように
感性を豊かにしていきたいものです。

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脳細胞は死んだら再生しない?!

脳細胞は死んだら再生しない?!
 
 

脳細胞は死んだら再生しない?!

 

人の脳細胞は、約150億個の数でできています。

その中身は1年で100%、アミノ酸が入れ替わっています。

150億個の脳細胞の、一つ一つから、
20本の神経線維が伸びて、20の神経細胞に
刺激を伝えることが出来ます。

一つ一つの脳細胞は、他の脳細胞から、
1000本の神経線維の刺激を受け取ります。

 

脳の記憶や、働きは、細胞の間に
電流の流れやすい回路を作ります。

回路の数は宇宙のすべての粒子の数を
足したものよりも多いと言われています。

 

一日にあった出来事を、海馬という古い脳の
記憶装置に回路として、溜め込みます。

 

夜、寝ているとき、海馬の電気回路を、
消えない記憶として、大脳皮質にコピーしています。

 

睡眠が、記憶を増やすのに大事です。

ところが、人の脳細胞は、25歳を過ぎた頃から、
動脈硬化などの血行不良などで、酸素と、
ブドウ糖の供給が途絶え、
毎日11万個の脳細胞が死ぬようになります。

 

脳細胞は溶かされて、失われていきます。

毎日脳細胞の数が減っても、人の寿命とされる128歳でも、
脳細胞はまだ100億個も残りますから、心配はいりません。

 

このように脳細胞は日々約10万以上死んでしまい、
再生しないのですが、
その一方で、

人間の体は一見いつも同じように見えますが、

実は体内では新陳代謝によって古い細胞は

常に新しい細胞へと作り替えられています

 

つまり細胞のリサイクルが行われているのです。

細胞の代謝は

小腸の粘膜上にある絨毛細胞・・・24時間で消えてしまう。
・熱いものを食べて口に中を火傷しても傷は2~3日で治るし、
・切開した皮膚の傷は・・・約1週間で癒合する。
・肝臓の細胞は・・・2~3週間、
・皮膚の細胞は・・・約1ヶ月で入れ替わり、
・赤血球の寿命は・・・4ヶ月、
・筋肉は・・・4ヶ月で半分が入れ替わる。

このような営みによって、
体の中の細胞は3年も経つとすべてが入れ替わってしまいますが、
それを支えるエネルギー源としてのアミノ酸が不可欠で、
それらが栄養上ふさわしい量と割合で供給されることが
望ましいのです。

 

実際には、
卵や肉や魚などの動物性タンパク質には
必須アミノ酸が過不足なく含まれているので、
その利用効率は良いです。

 

それに対して植物性タンパク質では、
リジン、メチオニン、シスチンなどが不足
しているので、
偏った個々の食品ばかり食べていると、
不足したアミノ酸(制限アミノ酸)の影響を
受けざるを得なくなります。

 

食事パターンに関しては、
動物性タンパク質の摂取割合=動蛋比が30%を越えると、
平均的には制限アミノ酸がなくなることが知られています。

 

現在の日本人の平均的な食生活では
1日当たりタンパク質摂取量は約80gと言われ、
動蛋比はおよそ50%を占めています。

タンパク質の過剰摂取による尿酸の増加があります。        

これについて最近、
人体に不要なものとされてきた尿酸は
体内で酸化防止作用を発揮し、
老化やガン化を予防していると言われ、
人類が他の哺乳動物より長生きなのは
尿酸のレベルが高いためだということから、
多からず少なからず適量の動物性タンパク質摂取が

大切なようです。

 

体重の18~20%はタンパク質で、
個体部分だけでみると75%がタンパク質で占められています。

 

又、タンパク質は脂肪や炭水化物と違って
体内に貯めておくことが出来ないため、
新陳代謝で消耗した分は毎日補給しなければなりません。

 

タンパク質を構成している単位成分のアミノ酸には
約20種類あり、それらが50個以上連なることによって
タンパク質が作られます。

 

人はタンパク質を食物として摂取しますが、
それは消化管でアミノ酸に分解され、
体内に吸収された後再び体のタンパク質となります。

この際、どれか1つでも足りないアミノ酸があると
体に必要なタンパク質は形成されません。

このようにして作られたタンパク質は、
酵素や免疫抗体から血液・筋肉・爪・毛髪に至るまで、
その種類は何千に及びます。

 

【記憶情報伝達を指示する物質】

記憶や感情などの情報伝達にかかわる物質を、
脳の神経細胞内のどこへ届けるかを
決めている司令塔になるタンパク質を、
東京大学の広川信隆教授らが発見しました。

 

このタンパク質がうまく働かないと
アルツハイマー病などの神経変性疾患や老化に伴う
記憶障害を起こすとみられます。

 

神経細胞は軸索という細長い手を持ち、
そこから他の神経細胞の枝状の突起部分に情報を伝えます。

 

情報の受け渡しに必要な物質(受容体)を
突起部分に向かわせる指令タンパク質は

これまで不明でしたが、
広川教授らは『GRIP1』というタンパク質が
その指令を出していることを突き止めました。

 

とても画期的なことです。

脳細胞の数が日々減っていく中、忘れる、
記憶がなくなるという不安を払拭するためには、
神経繊維の数を増やして脳の刺激、活性化を計る必要があります。

五感を鍛えて前頭前野を活性化する記憶術はこちらを参考に!

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アルツハイマーを助長するものとは・・・

アルツハイマーを助長するものとは・・・
 

 

アルツハイマーを助長するものとは・・・

 

★ お酒に弱い人がアルツハイマー病に罹りやすい

国立長寿医療研究センターのグループは2003年1/29、
お酒に弱い人がアルツハイマー病に罹りやすい原因を解明した。

 

アルコールの分解過程で働く酵素が
脳に溜まる有害物質の解毒にも関わっており、

この酵素の働きが弱いと
神経細胞が死滅しやすくなると言う。

そこで注目されたのが、
体内でアルコール分解にかかわる『アルデヒド脱水素酵素2』。

 

この酵素の働きが弱いと
アルツハイマー病になる危険性が高まるという
疫学調査をもとに、酵素と細胞死の関係を調べた。

 

約2400人を対象に酵素の遺伝子タイプを分析。

酵素の働きが弱い人では、
アルツハイマー病患者の脳に溜まる
『4ヒドロキシノネナール』という有毒物質の
もとになる過酸化物質が多かった。

 

酵素が普通に働いている培養細胞に
この有毒物質を加えても大きな影響は無かったが、
酵素の働きが弱い人では、次々と細胞が死んだ。

 

酵素が有害物質も持つことを示す成果という。
この細胞死をビタミンEで抑制できることも確認した。

アルツハイマー病を予防・治療する手がかりを得たようだ。

この酵素は体の様々な細胞で働く。

成果は国際神経化学誌2月号に掲載された。

★    糖尿病とアルツハイマー病

2010年、糖尿病とアルツハイマー病は
お互いに影響されあって発症を早めたり、
症状を悪化させることが、
大阪大学のチームがマウス実験で突き止めた。

 

2つの病気を発症したモデルマウスは
アルツハイマー病マウスより脳血管に
炎症が起きやすかった。

 

アミロイドβの量はアルツハイマー病マウスと
同じだったが、アミロイドβの脳血管への沈着が強く起きた。

 

糖尿病で増えるタンパク質(RAGE)も、
アルツハイマー病マウスの約2倍、
脳血管にたまり炎症も見られた。

糖尿病になるとアルツハイマー病を発症する
危険性が2倍以上になる
ことは、
国内外の疫学研究から知られていた。

 

★ アルツハイマー病患者の脳は、糖尿病と同じ

2013年、九州大学の生体防御医学研究所は、
亡くなった人の脳を解剖した結果、

脳内の遺伝子が糖尿病と同じ状態に
変化することが判明した。

 

同研究所の中別府雄作教授によると、
血糖値を調節するインスリンが脳内で働く仕組みを解明し、
糖尿病状態から回復させる方法が分かれば、
アルツハイマー病の進行を防ぐことができる
可能性があるという。

 

中別府教授らのチームは、
福岡県久山町と協力し調査した結果、
糖尿病になるとアルツハイマー病発症率が
3~4倍に高まる点に着目した。

65歳以上の88人を解剖すると、
脳が萎縮するアルツハイマーを発症した人が26人いた。

 

さらに40人の脳の遺伝子解析にも成功。

 

アルツハイマー発症者は、糖代謝を制御する遺伝子や、
インスリンを作る遺伝子が激減し、
脳内が糖尿病状態になっていた。

 

また、糖尿病患者は脳内の代謝が悪いため、
神経細胞が死んでアルツハイマーの発症や進行の
危険因子になることも判明した。

 

以前は原因不明と言われていたアルツハイマーの
原因が解明されてきている。

 

運動と記憶を関連させて前頭葉を活発にすること、
これにより、脳の活性化を計りたいものです。

活性化したい方はこちら

http://kioku.or.jp