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人とのコミュニケーションが苦手なんです 【記憶のまめ知識】vol.15

人とのコミュニケーションが苦手なんです 【記憶のまめ知識】vol.15
今回から「心のメンテナンス」ということについて
少しお話ししていきたいと思います。
 
 
 
人間関係においては、コミュニケーションが取れる・・・
ということはとても大切になりますね!
 
 
コミュニケーションにおいて大切なこと。
 
 
それは「共感」ですね。
 
これを一つ目に挙げておきたいと思います。
 
自分の思っていることを伝え、
通じた時はとてもうれしいものです。
 
 
仲間意識で絆が深まっていきますね。
 
 
相手の気持ちを理解してあげることで
 
 
人間関係はどんどん深まっていくでしょう!
 
 
 
人はだれもが、認めて欲しい~、という
願望をもっています。
 
 
つまり自分をわかってほしい~
 
 
理解してほしい~、という感情・・・
 
 
「承認」ですね!
 
これが2つ目です。
 

「共感」・「承認」は心理学では、基本的な事として
挙げられていますので、カウンセラーの方は
よくご存じのことと思います。
 
 

私は、カウンセラーとしての仕事も
させて頂いておりますので、
 
 
もちろん「傾聴」「承認」はとても大事で
 
基本だと思っています。
 
 
 
では「共感」のコツとは何か
考えてみましょう。
 
 
たとえば・・・
 
◆ 自分の感情を表現する(人の想いは皆共通です)
 
◆ 表現を豊かに(笑顔、驚き、悲しみ、想いを伝える)
 
◆ 相手の話にあいづち、うなずきをする(聞いてくれてると嬉しい)
 
◆ 相手の気持ちや意見を尊重する(皆自分を受け入れてくれる人が好き)
 
 
むずかしく考えず
 
沈黙を恐れず、
 
相手に寄り添えばいいのです。
 
 
要するに自分がしてほしいな、と思うこと
それに意識をもてばいいのですね。
 
 
そして具体的なポイントをいくつか・・・
 
 
1. 失敗談がみんな一番聞きたい話
 
2. 同情は人を癒します
 
3. 「ありがとう」をいつも忘れない
 
4. 会話はキャッチボールで
 
5. 相手の興味に合わせる
 
6. 言葉の返事より態度の返事が効果的
 
7. 大きくうなづいて話を聞いてみる
 
8. 話の内容に心を添える
 
9. 話の展開がかわっても流れにまかせる
 
10. 褒める
 
 
 
自分がされたら嬉しいことばかりではないでしょうか。
 
相手の喜びが自分の喜びに相乗効果的に
広がっていきそうですね。

 
家族
 
 
実践的な仕事の場合、
お互いの認識をうまく伝えあうためには
どうすれば良いでしょうか?
 
 
コミュニケーションを考えてみると
大切なのは「想像力」だと思っています。
 
 
相手にあわせて話をすること、
 
独りよがりな説明をしないこと、
 
相手の話そうとしていることを汲み取ること
 
どれも、話す相手がどう感じて、どう考えているかを
 
想像すれば出来ると思います。
 
 
相手に自分がどう思われてるかではなく、
どうすれば伝わるかを考えます。
 
日本のジャーナリストの池上彰さんの本に
「伝える力」というのがありますね。
 
読まれた方も多いと思います。
 
 
結局、何を言わんとしているのかと察してみると
 
「伝わらなければ、伝えたことにはならない」
 
 
ということなのです。
 
 
 
伝えたつもりが、実は相手が全く理解していない
とするならば、どんなに時間を割いて
 
お話しをしていたとしても、
 
すなわちコミュニケーションを取っていたとしても、
 
それはコミュニケーションは取れていなかった!
 
ということになるでしょう。
 
 
そういう意味でも、「想像すること」「想像力」
要になると思います。
 
 
 
コミュニケーションは
 
お互いに理解しあうことが目的です。
 
 
難しいですが、あまり自分の体裁は気にせずに
 
飾らずに正直に、自分の考えを伝えて、
 
相手の考えを伝えてもらうようにすれば、
 
相手も理解しようとしてくれるはずです。
 
 
 
前提となるのは
お互いの相手への敬意でしょうか。
 
 
 
それがなければ、
どんなにコミュニケーション能力があっても
わかりあうのは無理でしょう。
 
 
 
言葉のやりとりでコミュニケーションを続けたところで、
 
本当のところまでは簡単にはわかりあえないのが現実です。
 
 
 
そんなことを思いながら、私も
今日一日、スクールに来て下さる生徒さんたち、
仕事に携わって下さっている方々と
コミュニケーションをしていくわけです。
 
 
 
想像力をもって、傾聴・共感を意識しながら、
今日一日を大切に過ごしたいと思います。
 

否定的感情の対処法 【記憶のまめ知識】vol.17

否定的感情の対処法 【記憶のまめ知識】vol.17

だれにでも簡単!
「元気が出る記憶術」
(社)日本記憶術協会代表 近藤祐子です。

 

前回にひき続き、心のメンテナンスについてお話しを続けていきます。

否定的な感情、持つこと多いですか?
周りを見渡した時、否定的な感情があるなあ、と感じることありませんか?

 

この否定的感情や怒りはなるべくない方が
ラクですよね!
心理学的には

 

■フロイト
無意識の中には否定的な感情が渦巻いており、それが爆発すると様々な病気になるという考え。
■ストレス学説の影響
私達の中にはストレスが多くあって、これが自殺や病気の一因になるとの研究が多くある。
など否定的な思いがもたらす影響をいっています。
日常の中でよく出がちなこの否定的感情は
どんなタイプがあるか考えてみました。
その心理を3つのタイプに分けると、
♥ 自分のステイタスを作りたい

これはまさしくコンプレックスの裏返しです。
人よりも優位に立っていたいのは、自分の弱さを認めたくない、
自信が無いことを悟られたくない、

など、偽物のプライドがあるかもしれません。

 

♥ 遠ざけておきたい(権威のある人)

努力が足りず、思い通りな生き方が出来ない自分を
負い目に感じていることにより

ターゲットとして上に立つ立場の人に対し、
「こうあるべき」とか、批判することで
心に安心を保っていたい。

 

♥ 自分が禁止、抑圧していることを相手に見出している場合

やってはいけないと思っていることや、
成長過程で人から強制的に直された経験があると、
その「やってはいけない」ことをやる人が許せなくなり、腹が立つ。

こうあるべき、という感情が強いためです。
では、この否定的感情を少しでもなくしていくためには
その感情を自分で受け入れるということです!
私もカウンセリングをしているときに、良く見受けられるのが、
クライアントさんがその感情は悪いものだと、自分を否定したり、
隠して押し殺していくという現象です。

 

「抵抗するものは、居座り続け、受容するものは、消えていく」

ということばがあります。

 

否定的な感情や怒りに対し、怒りが出てきた時に
「怒りはダメ」だと思って感じないようにするのは
抵抗しているのと同じですから、
怒りは解決せずに心の奥に押し込め、溜まっていきます。

 

反対に、怒りが出てきた時に、怒りを受け入れると
怒りは怒りでないものに変化していき、
消えていきます。
抵抗していたものが残りません。

 

次に否定的感情や怒りを受け入れる方法です。

 

まず自分と否定的感情や怒りと自分を向き合わせ、一体化せずに、間をとります。

こうすると、自由がおかれ、楽です。
次に、その否定的感情と怒りの奥にあるものを知るために
怒りと対話をします。

怒りの視点からどう見えているのか、どう感じられているのか
「私とあなた」という関係で関わってみるのです。

 

対話を続けていると、自分が気づかなかったことに気づきが起こり、

自分はこんな風に思っていたんだ、
こうしたかったんだなどと腑に落ちてくるのです!

 

この腑に落ちるというプロセスがとても大事なんですね。
人からいわれてもなかなか行動できなくても

一旦自分でその意味がわかり、腑に落ちると
人は行動できるようになるものです。
そうして、ネガティブな感情がでてきたら、
その感情があることを認め、向かい合って
それを消していく・・・
その繰り返しです。

 

人は自分を認めてくれない人に対して、
抵抗して、自分も認めたくない感情が生まれてきます。

そういう時は今の方法を活用して
どんどん自分を理解して、認めていって、
フラットな気持ちでいつも対応できる。
そんな自分をイメージしてみましょう!、

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