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否定的感情の対処法 【記憶のまめ知識】vol.17

否定的感情の対処法 【記憶のまめ知識】vol.17
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だれにでも簡単!
「元気が出る記憶術」
(社)日本記憶術協会代表 近藤祐子です。

 

前回にひき続き、心のメンテナンスについてお話しを続けていきます。

否定的な感情、持つこと多いですか?
周りを見渡した時、否定的な感情があるなあ、と感じることありませんか?

 

この否定的感情や怒りはなるべくない方が
ラクですよね!
心理学的には

 

■フロイト
無意識の中には否定的な感情が渦巻いており、それが爆発すると様々な病気になるという考え。
■ストレス学説の影響
私達の中にはストレスが多くあって、これが自殺や病気の一因になるとの研究が多くある。
など否定的な思いがもたらす影響をいっています。
日常の中でよく出がちなこの否定的感情は
どんなタイプがあるか考えてみました。
その心理を3つのタイプに分けると、
♥ 自分のステイタスを作りたい

これはまさしくコンプレックスの裏返しです。
人よりも優位に立っていたいのは、自分の弱さを認めたくない、
自信が無いことを悟られたくない、

など、偽物のプライドがあるかもしれません。

 

♥ 遠ざけておきたい(権威のある人)

努力が足りず、思い通りな生き方が出来ない自分を
負い目に感じていることにより

ターゲットとして上に立つ立場の人に対し、
「こうあるべき」とか、批判することで
心に安心を保っていたい。

 

♥ 自分が禁止、抑圧していることを相手に見出している場合

やってはいけないと思っていることや、
成長過程で人から強制的に直された経験があると、
その「やってはいけない」ことをやる人が許せなくなり、腹が立つ。

こうあるべき、という感情が強いためです。
では、この否定的感情を少しでもなくしていくためには
その感情を自分で受け入れるということです!
私もカウンセリングをしているときに、良く見受けられるのが、
クライアントさんがその感情は悪いものだと、自分を否定したり、
隠して押し殺していくという現象です。

 

「抵抗するものは、居座り続け、受容するものは、消えていく」

ということばがあります。

 

否定的な感情や怒りに対し、怒りが出てきた時に
「怒りはダメ」だと思って感じないようにするのは
抵抗しているのと同じですから、
怒りは解決せずに心の奥に押し込め、溜まっていきます。

 

反対に、怒りが出てきた時に、怒りを受け入れると
怒りは怒りでないものに変化していき、
消えていきます。
抵抗していたものが残りません。

 

次に否定的感情や怒りを受け入れる方法です。

 

まず自分と否定的感情や怒りと自分を向き合わせ、一体化せずに、間をとります。

こうすると、自由がおかれ、楽です。
次に、その否定的感情と怒りの奥にあるものを知るために
怒りと対話をします。

怒りの視点からどう見えているのか、どう感じられているのか
「私とあなた」という関係で関わってみるのです。

 

対話を続けていると、自分が気づかなかったことに気づきが起こり、

自分はこんな風に思っていたんだ、
こうしたかったんだなどと腑に落ちてくるのです!

 

この腑に落ちるというプロセスがとても大事なんですね。
人からいわれてもなかなか行動できなくても

一旦自分でその意味がわかり、腑に落ちると
人は行動できるようになるものです。
そうして、ネガティブな感情がでてきたら、
その感情があることを認め、向かい合って
それを消していく・・・
その繰り返しです。

 

人は自分を認めてくれない人に対して、
抵抗して、自分も認めたくない感情が生まれてきます。

そういう時は今の方法を活用して
どんどん自分を理解して、認めていって、
フラットな気持ちでいつも対応できる。
そんな自分をイメージしてみましょう!、

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