今回から「心のメンテナンス」ということについて
少しお話ししていきたいと思います。
人間関係においては、コミュニケーションが取れる・・・
ということはとても大切になりますね!
コミュニケーションにおいて大切なこと。
それは「共感」ですね。
これを一つ目に挙げておきたいと思います。
自分の思っていることを伝え、
通じた時はとてもうれしいものです。
仲間意識で絆が深まっていきますね。
相手の気持ちを理解してあげることで
人間関係はどんどん深まっていくでしょう!
人はだれもが、認めて欲しい~、という
願望をもっています。
つまり自分をわかってほしい~
理解してほしい~、という感情・・・
「承認」ですね!
これが2つ目です。
「共感」・「承認」は心理学では、基本的な事として
挙げられていますので、カウンセラーの方は
よくご存じのことと思います。
私は、カウンセラーとしての仕事も
させて頂いておりますので、
もちろん「傾聴」&「承認」はとても大事で
基本だと思っています。
では「共感」のコツとは何か
考えてみましょう。
たとえば・・・
◆ 自分の感情を表現する(人の想いは皆共通です)
◆ 表現を豊かに(笑顔、驚き、悲しみ、想いを伝える)
◆ 相手の話にあいづち、うなずきをする(聞いてくれてると嬉しい)
◆ 相手の気持ちや意見を尊重する(皆自分を受け入れてくれる人が好き)
むずかしく考えず
沈黙を恐れず、
相手に寄り添えばいいのです。
要するに自分がしてほしいな、と思うこと
それに意識をもてばいいのですね。
そして具体的なポイントをいくつか・・・
1. 失敗談がみんな一番聞きたい話
2. 同情は人を癒します
3. 「ありがとう」をいつも忘れない
4. 会話はキャッチボールで
5. 相手の興味に合わせる
6. 言葉の返事より態度の返事が効果的
7. 大きくうなづいて話を聞いてみる
8. 話の内容に心を添える
9. 話の展開がかわっても流れにまかせる
10. 褒める
自分がされたら嬉しいことばかりではないでしょうか。
相手の喜びが自分の喜びに相乗効果的に
広がっていきそうですね。
実践的な仕事の場合、
お互いの認識をうまく伝えあうためには
どうすれば良いでしょうか?
コミュニケーションを考えてみると
大切なのは「想像力」だと思っています。
相手にあわせて話をすること、
独りよがりな説明をしないこと、
相手の話そうとしていることを汲み取ること
どれも、話す相手がどう感じて、どう考えているかを
想像すれば出来ると思います。
相手に自分がどう思われてるかではなく、
どうすれば伝わるかを考えます。
日本のジャーナリストの池上彰さんの本に
「伝える力」というのがありますね。
読まれた方も多いと思います。
結局、何を言わんとしているのかと察してみると
「伝わらなければ、伝えたことにはならない」
ということなのです。
伝えたつもりが、実は相手が全く理解していない
とするならば、どんなに時間を割いて
お話しをしていたとしても、
すなわちコミュニケーションを取っていたとしても、
それはコミュニケーションは取れていなかった!
ということになるでしょう。
そういう意味でも、「想像すること」「想像力」は
要になると思います。
コミュニケーションは、
お互いに理解しあうことが目的です。
難しいですが、あまり自分の体裁は気にせずに
飾らずに正直に、自分の考えを伝えて、
相手の考えを伝えてもらうようにすれば、
相手も理解しようとしてくれるはずです。
前提となるのは
お互いの相手への敬意でしょうか。
それがなければ、
どんなにコミュニケーション能力があっても
わかりあうのは無理でしょう。
言葉のやりとりでコミュニケーションを続けたところで、
本当のところまでは簡単にはわかりあえないのが現実です。
そんなことを思いながら、私も
今日一日、スクールに来て下さる生徒さんたち、
仕事に携わって下さっている方々と
コミュニケーションをしていくわけです。
想像力をもって、傾聴・共感を意識しながら、
今日一日を大切に過ごしたいと思います。