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集中力と睡眠の関係は・・・ 

集中力と睡眠の関係は・・・ 
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集中力と睡眠の関係
 
 
 
勉強する上で、集中力と結果は比例すると思われます。
 
 
ですので、集中力を向上する方法を
前回までいろいろお話ししてきました。
 
 
 
今回はこの集中力と睡眠の関係を考えてみたいと思います。
 
 
 
睡眠に関しては、頭の回転の良し悪しとの関係でも
お話ししてあります。
 
 ▼
 
記憶の玉手箱
 
 
 
睡眠時間を削るとどうなるでしょうか?
 
 
勉強効率が落ち、時間は増えても結果は悪くなる、
ということがいえるでしょう。
 
 
 
一昔前は「四当五落」
(=4時間睡眠なら合格できるが、5時間睡眠だと落ちる)
と言われたものですが・・・
 
 
 
今は適切な睡眠の重要性が認識されており、
 
「睡眠不足」が、勉強の集中力・記憶力を低下させ、
 
勉強の効率にとって、何一つメリットがないのは
今や常識となっています。
 
 
 
一般的に睡眠不足とよく言っていますが、
睡眠不足には2種類あります。
 
 
 
①【慢性的睡眠不足】
 
 
1週間、2週間、1ヶ月と、中長期にわたって、
睡眠不足が続く状態です。
 
 
②【急性的睡眠不足】
 
 
たとえばある日徹夜をして、
「24時間連続で起きてます」というような、
突発的な超睡眠不足の状態。
 
 
この「慢性的」と「急性的」、どちらが危険かというと、
圧倒的に【慢性的睡眠不足】の方なのです。
 
 
 
慢性的な睡眠不足が続いた場合、その後、
まとめて長時間(たとえば10時間ぐらい)寝ても、
起床直後だけ、いったん正常に回復したかのように
思えるのですが実のところは、集中力・注意力といった
脳の機能は完全には回復しないというのです。
 
 
 
正常に回復したように感じてしまうのは、危険です。
 
 
 
実は慢性定期な睡眠不足で脳の機能が低下して、
勉強効率が低下しているのもかかわらず
それに気づけないのです。
 
 
 
慢性的睡眠不足の場合は、
1日長時間寝た程度では回復できず、その後、
長期間に渡ってしっかり睡眠をとり続けないことには
脳の機能は、なかなか元に戻らないようです。
 
 
 
睡眠不足は判断、注意維持、集中力、作業能力
および記憶の確実な想起などの脳機能に悪影響を及ぼし、
睡眠不足が連続することで生じる
睡眠負債の蓄積量に応じて、その悪影響の度合いは増加します。
 
 
 
集中力と注意力を高めようと思うならば、
 
適切な時間と質の良い睡眠を取ることが
 
その基本であることを、多くの科学研究の成果が示しています。
 
 
 
次に一つの実験結果を示しておきます。
 
 
 
脳の判断能力が睡眠不足により低下していた
30歳代の男性サラリーマンに15分の短時間仮眠を取らせ、
前後の脳機能を脳波で測定し比較した例です。
 
 
脳波(事象関連電位)で調べると、
脳内の情報処理に要する時間が計測できます。
 
 
 
2種類の音をランダムに聞かせ、
ターゲットの音が聞こえた時だけ
ボタンを押すというものです。
 
 
これは、判断するのに注意を持続的に保つ必要があります。
 
 
 
仮眠前は、音を聞き判断するまでの脳の
情報処理時間は0.35秒(350ミリ秒)超でしたが、
 
仮眠後には0.3秒(300ミリ秒)にまで
判断に要する時間が短縮しています。
 
 
 
15%近く時間が短縮し、脳の働きが
回復していることがわかります。
 
 
注意の維持も仮眠後には2倍近く改善しています。
 
 
 
このように、睡眠不足を補う仮眠することにより、
情報処理能力がアップするということが
結果としてでていることがわかりました。
 
 
 
日々、睡眠時間の確保をしっかり意識すること。
 
また、もし睡眠不足になってしまったら、
できるだけ「慢性化」する前に、遅くとも2~3日以内に、
一度しっかり睡眠をとるようにすることを心がけましょう!
 
 
これだけで、脳の機能が低下することを防ぐことができます。
 
 
生活の中でぜひ意識してみて下さいね。
 
 
 

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