心のストレスの影響とは・・・
ストレスの影響を受ける身体の疾患として、
が自律神経失調症があります。
今回はストレスの影響での自律神経失調症についてです。
原因
■精神的、身体的なストレス
人間関係、仕事のプレッシャーなどの悩みや
不安による精神的なストレス、過労、事故、怪我、
さらには音、光、温度なども身体的なストレスとなって
自律神経の乱れの主な原因になります。
そのストレスが過剰になると、
交感神経と副交感神経のバランス、
つまり自律神経のバランスが乱れます。
■昼夜逆転などの不規則な生活
私たちの体は一定の生体リズムに従って働いています。
慢性的な寝不足や昼夜逆転、不規則な食生活など
不摂生を続けていると、生体リズムが狂って
自律神経のバランスを乱す原因になります。
■疾患が原因となる自律神経の乱れ
自律神経失調症や更年期障害が
自律神経の乱れを引き起こす代表的な疾患です。
自律神経失調症は、過剰な精神的、身体的ストレスが
引き金となって自律神経が乱れることで発症し、
その症状としてさらに自律神経が乱れるという
悪循環に陥ります。
更年期障害では、女性ホルモンの分泌が
急激に減ることで自律神経が乱れ、
突然のほてりやのぼせ、頭痛、めまいなど
さまざまな不調があらわれます。
自律神経の乱れが引き起こす疾患
自律神経失調症
精神的なストレスや過労が引き金となって
自律神経が乱れ、心や体に不調があらわれた状態です。
不安や緊張、抑うつなどの心のトラブルにより、
吐き気をはじめ多汗、全身の倦怠感、頭痛、肩こり、
手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、不眠などの症状が
あらわれます。
あらわれる症状は
人によって大きく違うのが特徴です。
次回はこの失調症の対処法についてです。