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勉強時の集中力アップ方法は パート2 

勉強時の集中力アップ方法は パート2 
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勉強時の集中力アップのために パート2
 
 
人間の集中力に関係する脳の部位は、
大脳辺縁系にある海馬扁桃体、
そして前頭前野のワーキングメモリです。
 
 
前者は動物的な古い脳(潜在意識を担当)であり、
後者は進化の過程で新しく発達した脳(顕在意識を担当)です。
 
 
この2つの領域を連動させることによって、
誰でも簡単に勉強に集中できるようになります。
 
 
前回は気分をリラックスさせて
α波を発生させると集中力が付くということを
お話ししました。
 
 
その他にはどんなことで集中力がつくでしょうか。
 
①扁桃体の活性化
 
扁桃体とは大脳の奥深く、
大脳辺縁系というところにあり、
喜怒哀楽といった「感情」や、食欲、性欲、
生存欲といった「本能」を起こす元です。
 
 
これを活性化することは適度は
緊張感をひきだすことになります。
 
 
たとえば、家でだらだら勉強していると、
単調になるので勉強の質が落ちますが、
時間制限を設けると、そこに「適度な緊張感」が生まれます。
 
 
これが感情の元である扁桃体を
活性化させることになります。
 
 
このような経験はどなたでもあるのではないでしょうか。
 
 
 
試験が近付いてくると急に
勉強がはかどるようになるとか、
何時までに終わらせようと思うと、
急に時計が気になり、集中ができたり・・・
 
 
 
人の集中力は最大でも90分が限度といわれています。
 
 
平均のスタミナを60分程度とすれば、
60分単位で勉強を区切ることによって「
締め切り効果」が生まれ、勉強に集中できるようになります。
 
 
先ほどのように時間を決めると、
締切効果がでてきて、集中できるようになります。
 
 
 
お腹がいっぱいになると眠くなったり、
集中力が途切れたりします。
 
 
多少の空腹感も適度な緊張感が発生し、
扁桃体と海馬をほどよく刺激し、
シータ波(θ波)を優位にして、
勉強の集中力を引き上げてくれます。
 
 
ただ、あまりに度が過ぎると、
ストレスホルモンのコルチゾールが海馬に
ダメージを与えて逆効果になります。
 
 
気を付けて下さいね
 
 
②前頭連合野ワーキングメモリー情報をコントロール
 
扁桃体を刺激することによって、
勉強に集中できることがわかりました。
 
 
扁桃体は脳の奥深くにあるので
潜在意識からのアプローチであり、
前頭連合野は、脳の表面のおでこの辺りにあるので
顕在意識(いわゆる意識、理性)からのアプローチになります。
 
 
 
たとえば勉強をする机の上や周辺をかたづけることや、
ゲームなど、自分が気になるものを
取り除いておいたり、気が散らないようにすることです。
 
 
 
気になるものがあると、
脳のワーキングメモリがキャッチします。
 
 
ワーキングメモリは短期記憶を担当する場所であり、
パソコンのメモリのように、
とても容量が少ない脳の部位です。
 
 
 
また思考や判断の場でもあり、
その意味ではメモリとCPUを兼ねたような役割をもっています。
 
 
容量が少ない部位だけに、
なにか気になることがあると、
すぐにそのことが前頭葉のワーキングメモリを
占拠してしまい、周りが見えなくなる
という危険をもっています。
 
 
試験で緊張しすぎると、
緊張感がワーキングメモリを占領してしまい、
頭が真っ白になります。
 
 
 
③勉強ができる場所を決めておくこと
 
五感のうち、とくに視覚経由からの余計な情報を
カットするために、条件反射的に、気分が勉強モードになる
という効果も期待するためです。
 
 
④五感を連動させる
 
視覚的に、色彩心理学では、
緑色がもっとも集中できる色といわれています。
 
 
ですからカーテンやカーペットなどのカラーを
緑色(グリーン)にしてみると、
さらに効果があるかもしれません。
 
 
 
聴覚的には、騒音がワーキングメモリを占拠し、
かき乱してしまう危険があるので、耳栓をすることなど。
 
 
触覚的には蒸し暑い場合は温度・湿度対策もする必要があります。
 
 
 
温度が高すぎたりするとなかなか
集中できなくなることは経験があると思います。
 
 
 
以上勉強時の集中力を高める方法をお話ししました。
 
どんどん実践してみて下さいね。
 
 
 
 

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