疲れを取る5つのポイント!
ポイント1─姿勢
デスクワークや家事などで
長い時間同じ姿勢を続けていると、
一部の筋肉が緊張し、そこに乳酸がたまってきます。
さらに動かさない筋肉は血行が悪く、
乳酸が流れ出にくいため、なかなか疲れが取れません。
筋肉に負担をかけすぎないようにするには、
正しい姿勢を心がけましょう。
胃腸系が悪いと特に猫背になります。
胃腸を守ろうとするからです。
そういう傾向ある方は特に気をつけましょう!
ポイント2─休養
ゴロゴロ横になっているだけが休養ではありません。
心と身体をリフレッシュする時間を持つことが大切です。
お風呂は浮力・水圧・水温の働きで筋肉を緩ませ、
血液循環をよくします。
この時、体内の老廃物を排出させるとともに、
神経の緊張も心地よくほぐしてくれます。
ぬるめのお風呂にのんびり入って、
リラックスしましょう。
このとき、お風呂の中で、疲れている部分を
マッサージするとより効果的です。
特に足の指先をお風呂の中で、
押さえながらマッサージをすると、血液の循環を促すと共に、
腎臓が活発になると言われています。
むくみをとるのにもよいでしょう!
ポイント3─睡眠
睡眠は脳や身体を休めるとともに、
成長ホルモンが分泌されて細胞が活発になったり、
食べ物が消化吸収されて栄養が蓄えられます。
翌日の活力になるエネルギーが作られる、
大切な時間なのです。
眠りには身体を休めるレム睡眠(浅い睡眠)と、
脳を休めるノンレム睡眠(深い眠り)があります。
レム睡眠とノンレム睡眠は
90分でワンセットの周期を繰り返しているので、
6時間か7時間半くらいの睡眠で起きるようにすると、
すっきり目覚めることができます。
心地よい眠りが得られるよう、
寝室の照明や枕の高さを工夫してみましょう。
足がどうしてもむくみがちな方は、
足元に座布団を2つに折ってはさんでおくと、
心臓よりも位置がたかくなり、良いでしょう!
試してみて下さいね^^
ポイント4─運動
筋肉にたまった乳酸は、
適度に体を動かすことでよりスムーズに排出されます。
疲れたからとゴロゴロ動かないでいると、
乳酸の排出が遅れ、なかなか疲れが取れません。
散歩のすすめ
適度な運動は、筋肉や内臓の働きを活発にし、
血液の循環を良くするうえ、
疲れにくい元気な身体を作ることにも役立ちます。
また、自然の中をのんびり散歩することは、
心のリフレッシュにも最適です。
自分のペースで楽しみましょう。
雨で散歩が無理な時は、
簡単なストレッチだけでも違いがでます。
ヨガなどのポーズをゆっくりと
呼吸を整えながらすることでさらに
身体がゆったりとしてα波になり、
くつろぐことができるでしょう!
ポイント5─食事
1.1日3食、とくに朝食・昼食をしっかり食べる
朝食や昼食を軽くすませるのが習慣になると、
ミネラルやビタミン類などの微量栄養素が
不足しがちになります。
また、夕食をたくさんとると睡眠中に
胃腸が休まらず、翌朝まで負担がかかります。
2.時間をかけて、よくかんで食べる
食べ物の消化吸収は、
ゆっくりくつろいだ状態のときに、
よりスムーズに行われます。
早食いであったり、よくかまないで食べると、
消化不良をおこし、胃腸が疲れてしまいます。
一口50回噛むといいとはいいますが、
30回でも意識しながら咀嚼することで
唾液が良く分泌されて、消化がさらによくなります。
3.ビタミンB1・B2をとる
ビタミンB1が不足すると、糖質の代謝がうまくいかず、
乳酸が体内に蓄積されやすくなるため、
だるい・疲れやすいなどの症状がおこります。
また、ビタミンB2もタンパク質や、
脂質・糖質の代謝に関与する重要な栄養素です。
不足すると口内炎などができやすくなります。
ビタミンB1を多く含む食品 豚肉、レバー、胚芽米、枝豆、きのこ類など…
ビタミンB2を多く含む食品 レバー、さば、ししゃも、納豆、小松菜など…
4.カルシウム、鉄をとる
カルシウムは骨を丈夫にする他に、
筋肉をスムーズに動かす働きがあります。
また、鉄は体内の酸素を各細胞に運ぶ役目があるため、
不足すると運動能力が低下し、疲れやすくなります。
カルシウムを多く含む食品 牛乳、乳製品、小松菜、大豆、大豆製品、小魚など…
鉄を多く含む食品 レバー、あさり、大豆、大豆製品、ひじきなど…
5.食欲のないときは、 消化しやすい食品を効果的に使う
オクラ、山芋、モロヘイヤなどはタンパク質の分解を助け、
消化吸収を高める作用があります。
また、しょうが、みょうが、しそ、ごまの風味、柑橘類や梅干しの
酸味などで味にメリハリをつけ、
食欲を増進させるのもよいでしょう。
6.アルコール、タバコは控えめに
アルコールを大量にとると、
その分解のため肝臓が余計に働くので、疲れやすくなります。
タバコを吸う方は、吸わない方よりも、
体内のビタミンやミネラル類をこわしやすいので、
食事でより多くとる必要があります。
参考にして、少しずつ始めてみましょう!