「ストレス脳」の解決方法は?
	ストレス脳とは、脳の使い過ぎなどが原因で
	ストレスに過敏に反応し、オーバーヒート気味の脳のこと。
	知らずに放っておけば、パニック障害などの
	精神疾患に陥る場合もある危険な状態。
	ストレス脳になると、身体に様々な症状を
	引き起こすといわれています。
	日本大学医学部の脳神経外科の
	教授である酒谷先生は、
	「ストレス脳」と言われるストレスに
	反応しやすくなる脳の状態があるとおっしゃっています。
	ご存じでしたか?
	今回はまだ知らないという方のために
	どんな脳の症状なのかをご紹介したいと思います。
	      ▼  ▼  
	ストレス脳は自律神経やホルモンのバランスを障害し、
	さまざまな身体の異常を引き起こします。
	さらに、最近、脳にもダメージを与えることが
	分かってきました。
	「近頃、物忘れが増えてきた」、
	「頭の中がもやもやして考えがまとまらない」、
	というような経験はないでしょうか?
	このような時、「もしかして認知症になったのでは?」
	と心配する方もいらっしゃるかもしれません。
	しかしそれはストレス脳の可能性があります。
	ストレスによって副腎皮質から分泌される
	ストレスホルモン(コーチゾール)が、
	記憶や学習をつかさどる海馬の脳細胞に作用して
	物忘れなどの症状を引き起こすのです。
	ストレス脳による物忘れを解消するには、
	脳をリラックスさせてストレス脳を
	リセットする必要があります。
	ストレス脳は、
	肥満や高血圧などの生活習慣病を引き起こし、
	放置していると最悪の場合脳卒中や
	心臓病になってしまう可能性があります。
	ストレス脳を治すことは、病気を予防することに
	他ならないのです。
	   (脳神経外科の教授である酒谷先生 解説)
	そういうことがあるのかと
	初めての情報の方もいらっしゃるかと思います。
	ではこの「ストレス脳」から「リラックス脳」に
	なるための解決方法はというと・・・
	①身体を動かすこと
	身体を動かすことで記憶力そのものも向上します。
	ストレスも発散できて一石二鳥の方法です。
	よく講座の中で途中で「ちょっと体を動かしてみましょう!」
	と座席を立ってみんなで身体を動かすシーンが見られますが、
	これは眠気防止でもありますが、記憶力をアップすることや、
	ストレス発散の解消方法でもあるのです。
	②香りで嗅覚を刺激することにより脳をリラックス
	ストレス脳と嗅覚には深いつながりがあります。
	特に良いのがアロマです。
	私はアロマセラピーのインストラクターでもあるので、
	ここで頭に良い、集中力のつくアロマをご紹介しますね。
	★【ローズマリー・シネオール Rosmarinus officinalis CT2 シソ科 花と茎葉】
	昔から頭脳明晰のハーブです。
	ローズマリーの中でも1,8シネオールが多いローズマリーには
	集中力強化の効果があるようです。
	★【ペパーミント Mentha piperita シソ科 全草】
	ℓ-メントールには中枢神経刺激作用・冷却作用があり、
	スッキリして、集中力強化、記憶力低下予防。
	★【バジル Ocimum basilicum シソ科 花と茎葉】
	昔から神経疾患に使われていたハーブです。
	精油としても自律神経調整作用が治療特性としてあり
	集中力強化、記憶力低下予防に良さそうです。
	勉強の合間にこれらのアロマを使いながら
	進めていくと、持続力がつくようです!
	試してみてくださいね。
	③その他 五感を刺激する
	★ 音楽による聴覚刺激
	★ 映像による視覚刺激、
	★ マッサージによる触覚刺激
	★ 食事による味覚刺激
	これらで、心地良く感じるものであれば
	脳をリラックスさせるでしょう。
	このように、アロマをはじめ、
	脳をリラックスさせるには心地よい
	刺激を五感に与えることが大切なのです。
	脳がすぐ疲れやすいという方、
	ぜひ試してみて下さいね^^
			






