感動とは・・・
「ある物事に感じて深く心を動かすこと」
と広辞苑では記載されています。
類似した言葉の感激(心が揺さぶられる)や
感銘(心に残る)のレベルを超え
その後の生き方に大きなな影響を及ぼしうる
心への強いインパクトを受けること。
単に素晴らしい体験としてだけでなく、
共感・共鳴して自らの心自体が反応し
影響を受けるということですね。
以前に全く経験・体験したことがないことに対して、
心に強く働きかける「心の力学」が「感動」
というものです。
その体験・経験が事前のものと、
事後のもののギャップが大きければ大きいほど、
感動は大きいということがいえます。
たとえば素晴らしい大自然を
一度写真や映像で見たことがあってリアルに見るのと、
全く見たことがなくて、初めてリアルに見るのでは、
感動の大きさに違いがでてくるでしょう。
感動は心の核心に触れることで発生します。
みなさんはどんな感動をしていますか?
喜びだけでなく悲しみにも感情が動きます。
小さな感動から大きな感動と、幅はあるとは思います。
特別な出来事ばかりが感動ではなく、
一番身近で当たり前に過ぎていく毎日に
目を向けてみると実に沢山の感動がありますよね。
朝、目覚める。
鏡を見る。
外気を吸う。
食事をとる。
電車に乗る。
仕事に行く。
人に会う。
エネルギーを発散する。
感情が動く。
思考する。
感じる。
こんな当たり前のことにも、手を怪我した時などは
とても不便で、ちゃんと使えることに感動したり、
何気にいる家族に感動したり・・・
意識したら、小さい感動はいっぱいですね。
そんな気付きをいっぱい見つけたいと思います♡
それが、心の豊かさになったり、
感性の豊かさになったりしていきます。
この「感動」という心の動きは私たちの脳の動きに
とても深いつながりがあります。
「元気が出る記憶術」として私は記憶術を教えていますが
それは、単なる記憶を良くする、成績を上げる
ということだけにフォーカスせず、ここに
心の成長、感性の豊かさを高めて覚えていくやり方を
提唱している所以です。
心と脳のつながりはいつも私のテーマです。
このように記憶術、速読、心のメンテナンス・健康などについて
お話しをしているのも、この関係性を知って、
バランスの良い心と脳そして身体を
創っていくのがとても重要だと思っているからです。
今日お伝えしている「感動」という心も
脳との関係で成り立っているので、
脳の状態によってはすごく変わってきてしまいます。
明日はこの「感動」が生まれるとき、
脳はどのようになっているのか、
お話ししていきたいと思います。
まずは今日一日、今手にしているものを感動にかえて
ご自分の心を愛でいっぱいにしてみましょう。
自分を愛せることからスタートです。
いつも感動できる心をもって生きていけたら
素敵ですね。