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発想力をアップするためには 【記憶のまめ知識】vol.23

発想力をアップするためには 【記憶のまめ知識】vol.23
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「発想力」を上げる方法」についてです。
 
 
発想力というのは仕事でも勉強でも
とても重要な事ですね。
 
 
自分で考えて行動する・・・
 
 
これは今マニュアルがないとできない・・・
という方が多くなっている現状の中、
 
どんどんアイディアが浮かんでいる人が
いたら、それはうらやましいと思いますよね。
 
 
 
この発想力が発揮されるのは、
 
心が落ち着いて雑念がなく
柔軟でリラックスした状態です。
 
 
 
リラックスした状態では
 
緊張や無駄な力が入っていないので、
集中力が高まり
突然ひらめきやアイデアが生まれます。
 
 
 
リラックスすると感情脳といわれる
右脳が活発になり、
α波(アルファ波)が出やすい状態になります。
 
 
普段の生活は
β波(ベータ波)になっていますので
それとは違う状態です。
 
 
とは言っても、
 
脳波は複数の種類が同時に出るのが一般的で、
 
単一の脳波だけ、ということはまずありません。
 
 
 
ここでちょっと説明を加えておきますと
 
 
α波がリラックス時に出る脳波で、8Hz~14Hz 。
 
β波が、緊張したときに出る脳波で、
 
14Hz以上の最も高い状態です。
 
 
 
α波の有効利用は、
 
勉強やスポーツにおける
イメージトレーニングにおいて
かなり前から注目されてきました。
 
 
 
リラックス状態(α波)を、いかにキープできるか、
それが発想力、勉強、スポーツなどの成績を上げる
要になっていくと思います。
 
 
 
また、「良いアイデア」は
生み出すだけでなく
アイデアの「かけら」を拾って
まぜ合わせて、
組み立てるることもポイントです。
 
 
 
面白がる・・・興味の対象を増やすとつまらないものにも
  おもしろさを見付けられます。すると「引き出し」が増えてきます
 
気付き・・・面白いアイデアに出会ったら
  「何故おもしろいか」の気付きを貯めましょう
 
ストックする・・・記憶でなくノートやPCにアイデアの
  ヒントを書き留めてみましょう
 
 
 
他には、アイデア発想法として、
 
70年以上も前に
アメリカのアレックス・オズボーンが提唱した
ブレーンストーミングが有名で、
 
今日でもよく使われています。
 
 
どういうものかというと
 
 
9つのチェックリスト方式になっているものです。
 
他に利用したらどうか 
 
アイデアを借りたらどうか 
 
大きくしたらどうか 
 
小さくしたらどうか 
 
変更したらどうか
 
代用したらどうか 
 
入れ換えたらどうか 
 
反対にしたらどうか 
 
結合したらどうか 
 
について問題点を見つけることによって、
新しい発想が生まれるというものです。
 
 
 
さらにこのチェックリストを改良したのが
 
ボブ・エバールという人で、
 
オズボーンの9つのチェックリストを7つに整理し
 
“SCAMPER”と名づけました。
 
代用品はないか ubstitute
 
結びつけることはできないか ombine
 
応用することはできないかdapt
 
修正、あるいは拡大できないか odify
 
他の使い道はないかPut to other Purposes
 
削除か、削減できないかliminate
 
逆にするか、再編成できないかeverse or Rearrange
 
 
発想力があることは一つの才能ですが
決して生まれつきのものではありません。
 
 
トレーニング次第で伸ばすことが可能な
「技術」でもあるのです。
 
みなさんもちょっと試みて
 
ご自分の発想力を伸ばしてみませんか。
 
 
結構楽しいかもしれませんよ。
 

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