充分な咀嚼は脳活性化する?!
食事の時に
1口100回ほど噛むと身体にいい、
と聞いたことありませんか。
良く噛むことで、
唾液の出方が良くなり、
消化吸収が高まるということや、
唾液の殺菌効果で
虫歯になりにくくなります。
さらには良く噛むということは、
早食いとは真反対の
ゆっくり時間をかけることで、
満腹中枢が刺激され、
お腹がいっぱいになった感覚が出て、
ダイエットにも良いと言われていますね。
実はそれだけではなく、
脳に対する効果もあるようです。
加齢による認知症の予防にも
いいということです。
日本の研究チームの
研究発表に関する参考記事です。
▼ ▼ ▼
研究チームは、
マウスを粉末状のえさと
固形状のえさを与えるグループにわけ、
認知機能にどのような影響を与えるか
観察しました。
固形状のえさを与えられたマウスの方が
よく噛むようになります。
結果を見ると、
固形状のえさを与えられたグループのマウスは、
粉末状のえさを与えられたマウスに比べて
学習能力が高くなることがわかりました。
また、
粉末状のえさを与えられた
マウスを観察したところ
脳内で記憶に関わる
海馬とよばれる部分において
神経活動やシナプス形成、
脳由来神経栄養因子
(Brain Derived Neurotrophic Factor: BDNF)
などが減少していることが確認されました。
つまり、
粉末状のえさを食べていると
噛むことによる脳への刺激が少ないため、
神経細胞が減少し
認知機能の低下につながる可能性のあることが
明らかになりました。
今回の研究結果により、
よく噛むことを意識すれば
認知症の予防になる可能性が示されました。
今回の研究ではマウスを対象としているため、
今後はヒトを対象とした研究が
行われることが期待されます
―nounow 2017.10.11―
▲ ▲ ▲
何かと忙しい現代社会の中で、
ゆっくりゆっくり咀嚼して食べることは
なかなかできないかもしれませんが、
脳に対する影響を考えた時、
意識するようにした方がやはり
脳の健康・身体の健康に対して良いですね。
日々の食生活の中で生かしていきたいものです。
今日一日みなさまが幸せでありますように・・・
■ ■ ■ 編集後記 ■ ■ ■
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