瞑想・座禅で不安な感情が軽減する？！
前回のメルマガで、
瞑想やヨガが、
認知能力の活性化に
有効であることをお話ししました。
さらにそれだけではなく、
私たちが日々の生活の中で湧き上がる
心配や不安な感情が軽くなるということが
分かりました。
不安な感情がどんどん高まってしまう時、
この鍵を握るのが脳の中での
背内側前頭前野です。
これは人や他人の心を
客観的に見る機能を持つ
脳の部位ということです。
自分の感情を客観的にみることで、
冷静さを保つことが
できるようになるのですね。
私も瞑想会を開いていますが、
瞑想というと
考えてはいけないのではないか、
考えてしまう自分は
瞑想ができていないのではないか、
などと決めつけてしまう方々が
多いのではないでしょうか。
考えが浮かんだとしても、
それを「考えた・・・」と自分を客観的に
観察するだけでいいということを
いつもお伝えしています。
これを証明している記事があったので
ご紹介したいと思います。
ＮＨＫの「ためしてガッテン」
という番組の内容で、
とても興味深くすぐ実行できることです。
▼ ▼ ▼
『不眠ストレス緊張撃退
1日15分！脳の簡単トレ』
研究の結果、
長年「座禅」などの瞑想を続けた人の脳は、
通常の人に比べ、
この背内側前頭前野などが
分厚くなっているということが
明らかになってきたとのこと！
つまり、
瞑想などを行うことで神経細胞が増え、
この部分が司る
「客観視する」能力が強化された
……ということですね。
ということは、
座禅や瞑想は「心に効く」ということが
科学的にも明かになりつつある
ということですよね
「不安をちゃんと見つめる」
行為が実はもっとも重要なこと、
とも同番組。
そして、誰でも簡単に
この背内側前頭前野を
鍛えることができる
1日10〜15分程度の
エクササイズが紹介されました。
それでも
「どうしても不安から抜け出せない」
……そんな時には
「このおまじないが効果的」と、
ある言葉を紹介していました。
例えば
「自分はなんてダメな人間なんだろうか」
とか
「このまま恋人ができないまま
一生を終えるのかな」
という不安が沸き上がってきた場合。
その不安をいったん思い浮かべ、
次の言葉を追加するのです。
「……と、思った」
「自分はなんて
ダメな人間なんだろうか、と、思った」
「このまま恋人ができないまま
一生を終えるのかな、と、思った」。
そう心の中で
つぶやいてみるといいとのこと。
……と、思った、と付け加えるだけで
「この件については
ちゃんと客観視しているよ」
と脳に刷り込む
……というわけですね。
―ガジェット通信2012.01.18―
▲ ▲ ▲
とても簡単にできそうですね。
瞑想する時はぜひ客観的に観察する
このやり方を試してみて下さい。
脳の中の背内側前頭前野を活性化させて、
客観性が高まることで、
普段日常の自分が変わったことに
気が付くでしょう～。
今日一日みなさまが幸せでありますように・・・
■ ■ ■ 編集後記 ■ ■ ■
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