姿勢と疲労の関係性とは・・・
毎日の生活、仕事の中で、
ずっと座りっぱなしでの時間を
過ごしていること、
多くありませんか?
ずっと同じ態勢で座っていることが
身体の疲労を増加させている・・・
腰に負担がかかったり、
腎臓の機能が落ちたりと
何かとリスクが多いようです。
でも仕事は放りだせないし・・・
何か得策はないのでしょうか?
最新の疲労医学で
解明されている内容が興味深いです。
▼ ▼ ▼
デスクで調べものをしたり、
資料を読んだり、
レポートをまとめたりしていると、
2~3時間はあっという間。
その間、体はというと、
ずっと「L字型」の形のままです。
L字型というのは、
腰のところで体を折り曲げる姿勢で、
非常によくない姿勢なのです。
この姿勢をとり続けると
なぜよくないのかというと、
腎臓の血流量が落ちるからです。
だいたい10%程度
落ちるといわれています。
腎臓には尿を作る大事な働きがあり、
ここで血流が滞ると尿が出にくくなります。
長時間座っていると、
意外とトイレに行かなくてもいいのは
そのためです。
ところが、排尿しなければ、
細胞のサビで生じた老廃物である
疲労物質は体外に出ていきません。
つまり、
疲労感がどんどん強くなるのです。
■「1時間に1回」立つだけで、疲れない
血流を落とさないようにするには、
ずっと座っていないで、
たまに席を立つ。
それだけで十分です。
立って歩けば脚に力が入り、
脚の筋肉に力が入ることによって、
脚にたまっていた血液を
体の上のほうに上げることができます。
脚の筋肉に力が入ることで
「ミルキング・アクション」
と呼ばれる牛の乳搾りのような
動きが起きることで、
血流を上に上げて
むくみを解消するのです。
牛の乳を搾るように
脚の筋肉がリズミカルに伸縮すると、
血管の圧迫と開放が交互に行われ、
下に降りてきた血流が押し返されて
上に上がっていきます。
それによって、
疲労の老廃物が血液中を流れるようになり、
最終的に尿として
体外に排出されるわけです。
1日中座っていることが多いという人は、
頻繁に席を立つようにしましょう。
「頻繁」の目安は1時間に1回以上です。
コピーを取りに行く、
コーヒーやお茶を入れに行く、
窓際に行って外を眺めるなど、
ささいな口実を設けて
(さぼっていると思われないように)
席を立つことです。
コピー取りも面倒くさがらずに
自分でやりましょう。
エコノミークラス症候群も、
同じメカニズムです。
1時間ごとに立ち上がって歩く、
水分補給をしてまめに
トイレに行くなどを心がければ
予防できます。
地震などで被災して
やむをえず車中泊をするときも、
エコノミークラス症候群に
かかりやすいので
十分な注意が必要です。
―DIAMOND online 9/12―
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イギリスのヨーク大学の研究によると、
座っている時間が長い生活を続けると、
心血管系の疾患や
糖尿病などを発症するリスクが高まり、
寿命が縮まる可能性があるとのこと。
また、運動不足は
喫煙よりも体に悪いという
研究結果もあるようです。
「座りっぱなしの生活」の
リスクがわかってきているようですね。
同じ姿勢を続ける環境の場合は、
このように1時間に1回くらいのぺースで
身体をほぐしましょう!
意識することでかなり、
身体の疲労が回避できるかもしれませんね。
今日一日みなさまが幸せでありますように・・・
■ ■ ■ 編集後記 ■ ■ ■
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