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記憶術の元祖「シモニデス」の記憶術とは・・・

記憶術の元祖「シモニデス」の記憶術とは・・・
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記憶術の元祖「シモニデス」の記憶術とは・・・
 
 
記憶する方法としての記憶術は
いつから始まっているのか、
ふと考えてみたこと、ありますか?

 

実は古代ギリシアの
シモニデスが開祖といわれています。

シモニデスは、
紀元前5~6世紀ころの人で、
ギリシャ、ケオス島(現ケア島)生まれの
抒情詩人でした。

 

その人がなぜ記憶術の開祖と
言われているのでしょう。

 

その一説によると、
ケオスでの祝宴で、
シモニデスは勝利を祝う頌歌を歌った。

 

そのすぐ後、2人の若い男が
シモニデスに会いに来たと聞かされて、
シモニデスが宴会の部屋を出たとたんに、
天井が崩落し、中にいた客たちが
みんな瓦礫の下敷きになり、
一人の残らず死んでしまった。

 

瓦礫を掘り返している間、
シモニデスは死んだ客たちの
身元を調べるよう頼まれた。

 

シモニデスは、部屋を出る前に
人々がテーブルのどこにいたか、
その座の記憶から、
身元を特定することができた。

 

出席者の席順をひとり残らず
正確に覚えていたのです。

 

この経験から
「秩序だった配置こそ
確実な記憶にとって必要不可欠」と思い知り
記憶術の発明につながったようです。

 

これが座の記憶からの「座の方法」、
場所法の始まりです。

 

記憶をする海馬に
場所ニューロンがあるため、
場所に紐づけてして覚える
「場所法」は記憶しやすいのです。

 

またその一つである
「フック法」についてですが、
私が主催する日本記憶術協会でも、
自分の身体の場所を基本にして
覚える方法として取り入れています。

 

①頭→ ②額→ ③目→ ④鼻→ ⑤口

 

・・・というように、
順番に覚えたいものを
フックしていくやり方です。
https://www.youtube.com/watch?v=zUMhkI3O_Jg

 
上記の動画、参考にしてみて下さい。

 
また、覚えたいものを1枚の絵に収めて
記憶するやり方もありますね。

 

たとえば、買いたいものを
メモしないでマーケットに行く。

 

次のものを購入したい5品
食パン・牛乳・鶏肉・枝豆・トマト
だったら・・・

 

イメージの一例として
トースターで食パンを焼いている、
その周りに牛乳をこぼしてしまって
拭き掃除。

 

庭に目を転ずれば、
枝豆がなっていて、
その下で鶏がトマトをついばんでいる。

 
というように一つの風景として
場所とその様子をイメージ、
記憶するというやり方です。

 

このイメージはなるべく鮮明で
驚くようなものの方が
インパクトが強くて
記憶にすっと入ります。

 

視覚イメージを
頭に焼き付ける方法のほうが、
記憶継続期間が長い、
長期記憶になりそうですね。

 

一度ご自分でも何品か選んで、
上記のようなやり方で
チャレンジしてみて下さい!

 

楽しく記憶ができて、
目から鱗・・・かもしれません^^
 

今日一日みなさまが幸せでありますように・・・
 

 

■ ■ ■ 編集後記 ■ ■ ■

【記憶力アップしたい方へ】

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■9月3日(日) 13:00~14:30

■9月6日(水) 13:00~14:30

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