売れる曲と脳活動の関係は?!
音楽を聴くことで元気になったり、
癒されたり、郷愁にふけったりと、
音による感情への影響は
大きいものがあります。
街を歩いていて、
ふと耳に入ってくるメロディーで、
さっきまでイライラしていたのが、
収まってきたり、懐かしく感じて
うれしくなったりした経験があるでしょう。
不思議ですよね。
人々に支持される曲、
ヒットする曲というのは、
キャッチーな曲、
つまり憶えやすい曲だと言われています。
耳で聴く、
五感の中の聴覚も脳の中での電気信号です。
憶えやすい曲が売れるというのは、
脳活動がどのようになっているのでしょうか。
それについての
興味深い記事をご紹介します。
論文によると・・・
▼ ▼ ▼
一つの仮説としては
心理学の立場から提唱されている
音楽の喜びは予想的中と
関連するというもので
音楽を聞いている時、
私達の脳は無意識に、
そろそろサビの部分に
こんな風に入っていくだろう
という予測を立てており、
これが的中することで
脳幹にある報酬系を構成する
脳領域からドーパミンが放出され、
スロットマシンが揃ったようなときのような
予想的中による快楽が得られ、
これが音楽を聞いている快感に
つながるのではないかというものです。
もう一つの仮説としては、
音楽を聞いている時の喜びは
他者への感情的共感によるもので、
これは身に覚えがある様な
歌詞を聞いていることで惹起され、
脳の中でもイメージ生成に関連する
前頭前野内側領域が関与するのではないか
ということが述べられています。
キャッチーな曲というのは、
期待を裏切らない定番の曲調と、
「あるある」的な歌詞の
組み合わせでできており、
それゆえヒトの脳の報酬系や
イメージ生成システムをより良く賦活し、
最大公約数的に大多数のヒトに
好まれるのかなと思いました。
―nounow 2017.07.12―
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何気にいいなあ、
と思っている曲を思うと、
確かに、
予想的中することによる
報酬系A10神経の活動で
ドーパミンというホルモン放出、
そして快感・・・というプロセスが起こる、
という仮説は納得がいきます。
さらに感情における共感が、
脳の中でイメージ生成されることで
好まれるという仮説も納得できます。
自分にとって心地良い音楽を聴くことで、
自分が調和されることは
素晴らしいことですね!
今日も素敵な音楽を聴くことから
スタートしてみましょう~^^
今日一日みなさまが幸せでありますように・・・
■ ■ ■ 編集後記 ■ ■ ■
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