美味しい物があるとつい食べてしまう脳の仕組みとは・・・
ダイエットしたいけど、
目の前に美味しそうなものがあると、
ついつい食べてしまう・・・
ということはよくあることですよね。
食べ物の事だけではなく、
金銭的なこともそうかもしれません。
ついつい無駄な買い物をしてしまって、
使い過ぎたことを後で後悔したり・・・。
このように、
セルフコントロールできるかできないかは、
脳のどの部分が関係しているのでしょうか。
よりもっとも人らしく生きられるのは、
人間の脳の中で、
29%と一番容量が多い
前頭前野(前頭葉)があるからです。
他の動物より抜きん出て多い
前頭葉の役割は大きいです。
前頭前野の働きは、
ワーキングメモリー、
反応抑制、
行動の切り替え、
プラニング、
推論などの認知・実行機能があります。
セルフコントロールに関係して
前頭前野の外側部の活性化が
関係しています。
これを「背外側前頭前野」といって、
この活動を抑制すると、
セルフコントロール行動が
阻害されることがわかっています。
以下それの研究発表されたものです。
▼ ▼ ▼
今回取り上げる論文は、
好きな食べ物を目の前にして、
食べる/食べない の判断を
している時の脳活動について、
我慢できる人と我慢が苦手な人の
脳の違いについて調べています。
実験では被験者をその行動傾向から
我慢のできる人とできない人に分け、
健康的/不健康的、
おいしい/おいしくない のマトリックス
(不健康でおいしい:チョコレート、
健康でおいしくない:生のにんじんなど)で
様々な食物を見せ、
食べる/食べないを判断させています。
我慢ができる人もできない人も、
不健康でおいしいものを見たときには、
脳の中のココロの中枢とも捉えられる
腹内側前頭前野の活動は
同じくらい高くなるのですが、
我慢のできる人は
同時に理性の中枢とも捉えられる
背外側前頭前野の活動も同時に高くなり、
不健康でおいしいものを食べるという
判断を控えさせる傾向があることが
示されています。
ーnounow 2017.05.22ー
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セルフコントロールが
きちんとできるためには、
背外側前頭前野が
活性化していることが
必要であることがわかります。
そのためには私は記憶術を教える時に、
ただ暗記するのではなく、
記憶をイメージで定着させていくことを
勧めています。
記憶術の術とは、
イメージすることを円滑にするために、
連想するということです。
それをすることにより、
頭の中にあるバラバラの記憶が、
意味が繋がり「意味記憶」となって
定着しやすくなるのです。
こういった連想をする、
メモする、五感を使う(感じる)
とういことをトレーニングすることにより、
活性化することが可能になるでしょう。
http://www.kioku.or.jp/
ぜひ試みてくださいね。
今日一日みなさまが幸せでありますように・・・
■ ■ ■ 編集後記 ■ ■ ■
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