甘味飲料は記憶力を低下させる?!
脳が働くには、
酸素とブドウ糖が必要と言われます。
そのため、頭が疲れた時に、
チョコレートを食べたりしませんか?
なんでも過ぎたるは及ばざるごとし・・・で
思わぬ弊害が起こるようです。
甘い物や、甘味飲料の取り過ぎ、
それがブドウ糖に変わって
結果的に過剰摂取になります。
そのため血糖値が急激に上がります。
そうするとそれを分解しようと
膵臓からインスリンが分泌され、
血糖値が正常値よりも
一時的に低くなる状態になります。
その結果、
エネルギー源であるブドウ糖がないため、
脳の活動が鈍くなります。
脳がうまく働かなくなるのですね。
そうなると
記憶力がどんどん低下してしまいます。
また生活習慣病の中で、
2型の糖尿病を患う方に、
アルツハイマー型認知症の
発症するリスクが高いという
データが出ています。
糖質の過剰摂取等で
インスリンが過剰に分泌され、
脳の中に認知症の原因と言われている
アミロイドβという老廃物が
蓄積されていくことになります。
このことからも糖質の過剰摂取を抑えて、
記憶力低下や認知症の発生のリスクを
できるだけ抑えることが必要ですね。
米アルツハイマー病協会の機関誌
『Alzheimer’s & Dementia』に、
1日1本の炭酸飲料、
1杯のオレンジジュースだけでも
脳の健康に思わしくない影響を与え得る
──という新しい研究論文が
掲載されているようです。
以下がその参考資料です。
▼ ▼ ▼
―砂糖が脳に及ぼす影響―
研究者らは、4,000人あまりを対象とした、
食べものに関する
アンケート調査のデータを分析し、
回答者を2つのグループに分類しました。
1つは、ジュース、炭酸飲料などの
甘味飲料を1日1~2杯飲む人たち。
もう1つは、飲まない人たちです。
この2つのグループを比較したところ、
甘味飲料を1日1~2杯飲んでいる人は、
飲んでいない人よりも、
脳の容積が小さい、
海馬が大幅に小さい、
記憶検査の成績が劣る、
ことが判明したのです。
そして1日2杯以上の
甘味飲料を飲む人には、
さらに極端な結果が見られました。
彼らの脳の老化と記憶検査の成績は、
11歳年上の人と同等だったのです。
―ダイエット飲料にも注意―
甘味飲料を人工甘味料入りの
ダイエット飲料に変えればよいのかというと、
そうでもありません。
同じ研究チームが、
今度はダイエット飲料に焦点を絞って
追加分析を行ってみると、
人工甘味料入りの清涼飲料水には、
また別の問題があることが判明したのです。
1日1杯以上のダイエット飲料を飲む人は、
飲まない人より脳卒中や認知症になる確率が、
飲まない人の約3倍だった、と
ボストン大学が発表しています。
どちらも、日常的に飲むと
長期的悪影響を及ぼすようです。
―ライフハッカー[日本版] 2017年5月8日―
▲ ▲ ▲
甘い物や甘味飲料はいずれにしても、
食べ過ぎ、飲み過ぎることが
良くないようですね。
毎日の食生活の中で
これらを意識することが必要ですね。
脳の若々しさを維持するために、
ぜひ取り入れていきましょう~^^
今日一日みなさまが幸せでありますように・・・
■ ■ ■ 編集後記 ■ ■ ■
【記憶力アップしたい方へ】
★ 5&6月度 記憶術体験レッスンの日程は
■5月24日(水) 13:00~14:30
■5月26日(金) 19:30~21:00
■5月30日(火) 13:00~14:30
■6月2日(金) 13:00~14:30
■6月6日(火) 19:30~21:00
■6月9日(金) 19:30~21:00
■6月15日(木) 13:00~14:30
■6月18日(日) 18:30~20:00
■6月21日(水) 13:00~14:30
■6月27日(火) 19:30~21:00
お申しみはこちら
https://ssl.ac/kioku.or.jp/mail/form4.html
【2日間集中講座】
●前半:6月17日(土)9:30~15:30
●後半:6月25日(日)13:00~18:00
お申し込みはこちら