認知力は50歳頃から低下する?!
記憶力のピークは
18歳~20歳といわれていますが、
その後の記憶力の維持・向上のために、
右脳のイメージ力を使った記憶術を
提供しています。
これにより、暗記することに頼らず、
ビジュアルにイメージすることで、
スピーディーに、たくさんの量を
覚えることが可能です。
この記憶を無くしていく認知症・・・
今や日本では4人に1人が認知症といわれ、
認知症の前段階とされる
軽度認知障害(MCI)は、
862万人いるといわれています。
MCIは、日常生活にほとんど支障がなく、
認知機能は全般として
正常に機能していることから
発見が難しいと言われます。
一般的に認知機能の低下として
一番心配されるのが、
記憶力の早期低下が問題視されますが、
今回の認知症チェック調査では、
認知機能のより高次な部分
「遂行力」「判断力」(特に注意力)
といったものの早期低下が確認されました。
それにより「記憶力」よりも
早期に「遂行力」や「判断力」を
維持するためのトレーニングを
開始することの重要性が示されました。
介護事業における
情報インフラサービス提供の
エス・エム・エスは
認知症チェックで蓄積した
受験結果をもとに
認知機能の傾向を分析し
レポートを発表しました。
以下がその分析結果をまとめた
興味深い資料です。
▼ ▼ ▼
認知症チェックでは、
認知機能を「記憶力」「計算力」
「言語能力」「遂行力」「判断力」の
5つに分類。
問題を解くことでそれぞれを計測する。
分析結果の結果、
認知機能は40歳ごろまで
緩やかな上昇傾向にあり、
50歳ごろから低下が始まることが
明らかになった。
5つの認知機能のなかでは
「遂行力」「計算力」が
より早期に低下するのに対して
「言語能力」については
70歳ごろまで緩やかな低下にとどまる。
「記憶力」では
「短期記憶(ワーキングメモリ)」
「遅延再生」の機能が
50歳ごろから低下
60歳ごろから低下速度が加速する。
これに対して「エピソード記憶」は
70歳ごろまで緩やかな低下にとどまる。
また、「判断力」は
55歳ごろから低下が認められ、
なかでも「注意力」が比較的早期から
大きく低下することがわかった。
一般的に認知機能の低下として
記憶力の早期からの低下が問題視されるが、
今回の調査により認知機能のより高次な部分
「遂行力」「判断力」(特に注意力)
といったものの早期低下が確認された。
―Economic News 2017年02月15日―
▲ ▲ ▲
認知機能は50歳頃から徐々に低下し、
55歳から明らかに低下していくため、
認知機能低下前の40歳頃から、
認知症の予防に取り組むことが
大切であるということです。
記憶力がなくなる前にすでに
「遂行力」や「判断力」が
早期低下しているということで
記憶力強化のトレーニングだけではなく、
これに対するトレーニングも
早期に開始することが重要ということです。
このトレーニングには
いろいろあるようですが、
少しずつ生活の中に取り入れて、
常に脳を活性化しておきたいものです。
今日一日みなさまが幸せでありますように・・・
■ ■ ■ 編集後記 ■ ■ ■
【記憶力アップしたい方へ】
★ 3&4月度 記憶術体験レッスンの日程は
■3月22日(水) 13:00~14:30
■3月24日(金) 19:30~21:00
■4月2日(日) 18:30~20:00
■4月7日(金) 13:30~15:00
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