テンポの速い音楽で脳活性化？！

テンポの速い音楽で脳活性化？！
 

耳の音が聞こえる範囲は
２０ヘルツ～２０，０００ヘルツです。

 

心の状態も身体の状態も、
どの範囲の音を聞いているかで
変化してきます。

 

低い音を聴けば
足腰が動きやすくなり、
高い音を聴けば
頭の働きが活性化してきます。

 

トマティス理論では
「耳は脳にエネルギーを調達している」
というのがあります。

 

耳の器官の一部が、
脳にエネルギーを送る
ダイナモ（発電機）の動きを
しているということです。

 

そして、
脳のエネルギーとなる音が高周波だと、
トマティス博士は言います。

 

つまり、
高周波が聞き取れるようになると、
脳が元気になり
活性化してくるということです。

 

さらに脳の活動や行動は、
音楽のテンポだけで変わると
言っているのは
音と脳の研究者、宮崎敦子氏。

 

 以下その興味深い記事です
 

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どんなメロディーだろうと関係なくて、
聴いている音楽のテンポを早くするだけで、
人の脳の活動を変えてしまえる、
ということが分かったのです。

実験では、
音楽を聴いた後に、
暗記の課題をこなしてもらいました。

暗記した数字があったか、
なかったかなどといったことを
回答してもらうのですが、
正しく答える反応が速くなるんです。

反応が速くなるということは、
脳の活動がそれだけ活発に
なっているということで、
もちろん、行動も速くなる。

つまり、脳の処理速度が
速くなるということになります。

速いテンポの曲を聴いた後だと、
わずか0.1秒で
反応がピークになるのですが、
遅いテンポの曲を聴いた後だと、
0.3秒もかかってしまう。

0.2秒も差があるということが
分かったのです。

脳の活動が速くなるので、
処理能力が上がって、
パフォーマンスも正答率も上がる。

つまり、記憶力もアップする
という結果になりました。

この結果から、
記憶力のパフォーマンスも
アップするといってもいいでしょう。

高齢者の場合は、
この短期記憶のような、
特に初めて見たモノを正しく判断して、
すぐに覚えるという能力が、
年齢とともにどうしても
下がってきてしまいます。

その能力を鍛えるために、
介護分野などでも音楽の力が
活用できるのではないかということで、
研究を進めています。

 
―Rhythm COLUMN 2016.04.14―
 
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人間の耳で聞こえる
可聴音以外の聞こえない音が、
人間にとってきわめて
重要なことがわかってきています。

 

たとえば自然の中の鳥の歌声、
小川の流れ、海の音は
人間の耳には聴こえない
１００キロヘルツ近い音が出て、
耳からだけでなく、
身体全体の皮膚で音を聴くことによって、
「感動」と「安らぎ」を覚えます。

 

よく森林浴というように、
身体全体で浴びるのです。

 

ＣＤでは捉えられない高周波のため、
やはり実際自然の中に行って、
身体全体で
それを受け取ることが必要ですね。

 

時間があれば、
緑の多い所に散歩に行くだけでも
自然と融合し、リラックスできる
ひとときになるでしょう！
 

 
今日一日みなさまが幸せでありますように・・・