楽しむことで記憶力がアップする?!
記憶力のピークは
17歳~20歳と言われていますが、
それ以降でもどんどん伸びていくのは
何でしょう?
それはイメージ力ですね!
イメージ力は経験によって
どんどん伸びていくわけですが、
だいたい70歳くらいまで伸びるそうです。
右脳はイメージ脳と言われています。
ということは、
20歳以降は
このイメージ力を使って覚えていくと、
記憶が定着していきます。
私はこれを記憶術として教えています。
記憶は五感、
つまり視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚、
特に目から、耳からの情報が
扁桃体を通して、海馬に伝わり、
短期記憶となります。
ただここで必要をされる情報や
繰り返し送られてくる情報は
長期記憶として定着しますが、
そうでないものは、
記憶に残らず
どんどん忘れていってしまいます。
そしてこの長期記憶も
時々引き出しを開けていかないと、
必要なものと認識されずに
消えていってしまいます。
時々思い出すことで、
記憶に残りやすくなります。
私たちは自分が興味・関心があること、
楽しいことは、
知りたい欲求が出てくるため、
記憶になりやすい傾向があります。
これにはA10神経というものが
深く関与しています。
A10神経とは何か?
これは脳幹の中央にある
中脳からでています。
神経系には
A系列、B系列、C系列と
三つの系列があり、
A系列の10番目の神経です。
別名「快感中枢」とも言われ、
神経伝達の一つ
ドーパミンが放出されます。
脳の中でドーパミンが出る状態は、
「やる気」や「意欲」が
出ている状態なのです。
A10神経は記憶力、集中力など、
学習に関してとても重要です。
A10神経を活性化させることで、
脳が活性化します。
このA10神経が
情報をやり取りするために
必要な神経伝達物質が、
主にドーパミンなのです。
ドーパミンは、
脳に快感や覚醒をもたらす物質です。
なので、褒められたり、
美味しいものを食べられること、
楽しいことがあって
ワクワクすることなど、
「報酬・ご褒美」があると
脳のネットワークを働かせるスイッチが入り、
脳で報酬系の神経ネットワークが働いて、
ドーパミンが増えていきます。
というわけで、
大人になっても、
子ども心を持って楽しむことで、
脳の中のドーパミンが増え、
記憶力アップにつながるというわけですね。
大人になると
だんだん興味を持てるものが
少なくなりますが、
積極的に楽しむ姿勢をもって、
若返り、脳を活性化していきましょう!
今日一日みなさまが幸せでありますように・・・
■ ■ ■ 編集後記 ■ ■ ■
【記憶力アップしたい方へ】
★ 10月度 記憶術体験レッスンの日程は
■10月20日(木) 19:30~21:00
■10月26日(水) 13:30~15:00
■10月28日(金) 19:30~21:00
お申しみはこちら
https://ssl.ac/kioku.or.jp/mail/form4.html
【2日間集中講座】
①10月19日(水)13:00~18:00(後半)
②10月22日(土)9:30~15:30(前半)
③10月29日(土)9:30~15:30(後半)
お申し込みはこちら