中年期の運動が脳の萎縮を抑える?!
中年期というと
仕事の責任も重くなって
忙しい環境になることも
多々あるでしょう。
そんな時期に運動をする人と、
しない人では、
20年後の脳の萎縮率が大きく異なるという
研究結果が発表されました。
これはアメリカの
神経学会誌のNeurologyに投稿された
中年期の運動量と
脳の老化に関する最新研究結果について
報じられたものです。
以前に「記憶の定着」には、
学習後、
特定の時間帯に運動をすることによって、
より効果的な結果が狙えるということを
お伝えしました。
https://www.agentmail.jp/usr/?m=mailmagazine&r=detail&p=287&i=77269
オランダのラドバウド大学医療センターが
行った研究結果、
もっとも記憶が定着していたのは、
学習の4時間後に運動をしたグループ
だったそうです。
ドーパミンやノルアドレナリンを含む
「カテコールアミン」が、
記憶を強化する際に
必要であることがわかっています。
そして、
その「カテコールアミン」を
増やすために必要なのが、
運動というわけです。
また記憶が長期記憶になるためには、
海馬から大脳皮質へ
データが転送されて保存されるわけですが、
運動することにより
この転送が速く完了するというわけです。
このようなことからも
記憶の定着には
運動が効果的であることがわかります。
特に中年期40代からの運動が
さらに脳の老化を抑える
ということが発表されています。
以下それに関する記事です。
▼ ▼ ▼
「中年期に運動をしない人の脳は、
運動をしている人に比べて
20年後の老化が進行している」
研究によると、
脳は加齢とともに萎縮することで、
認識低下、
認知症のリスクを高めるものですが、
運動をすることで
このような症状を抑えることが
できるとのこと。
認知症や
心臓病にかかっていない
40歳前後の1500人を対象に、
ランニング運動、
MRI、
脳のスキャンテストを行い、
20年後に改めて検査を行った結果、
運動テストの数値が良くなかった人は、
同時に脳の萎縮率も高かったそうです。
さらに、
軽い運動をしただけで
血圧や心拍数があがってしまう人も、
20年後の萎縮率が高いという結果も。
運動をする人は
脳への血液や酸素の循環が良く、
これが
脳の老化や認識低下を予防することに
なるようです。
-Mag2news 2016.03.11-
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毎日の忙しさから
なかなかチャレンジできないと
思っていることが多いですが、
脳を活性化させるためには、
日々の運動が
効果的に作用するように思います。
時間は作るものとはよく言いますが、
この際、
短い時間でも毎日少しずつ
簡単な運動を続けたいものです。
チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
今日一日みなさまが幸せでありますように・・・
■ ■ ■ 編集後記 ■ ■ ■
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