物忘れを防ぐ鍵はワーキングメモリー?!
記憶力のピークは
17歳―20歳といわれていますが、
20代を境に年齢とともに脳は老化し、
記憶力は低下してきます。
年齢とともに
脳のキレが悪くなったと感じている方も
多いのではないでしょうか。
以前よりも
思い出しに時間がかかったり、
同時にいろいろなことができる
並列処理能力が低下するなど
年かな?と感じることが
増えることがしばしば・・・。
それはもしかして、
脳の記憶にとって重要な機能である
「ワーキングメモリー」の機能が
低下しているのかもしれません。
何も努力しなければ、
このワーキングメモリーの機能は
低下していくので、
脳を若くするためには、
何か措置を講じる必要があるでしょう。
さて
ワーキングメモリーとは
何なのでしょうか?
記憶には、
短期記憶と、
長期記憶がありますが、
これは良く知られています。
ワーキングメモリーは
そのどちらでもありません。
ワーキングメモリとは
一時的に記憶する
脳のメモ帳みたいなものです。
でも、
このメモ帳は
情報の保持時間は長くなく、
年齢を重ねるごとに
そのサイズも
小さくなってしまうようです。
精神内科医である
米山 公啓氏によると、
「ワーキングメモリーとは、
何か目的を持って作業するときに
使っている記憶であり、
暗算でお金の計算をするときや、
人と話をしているときにも
使っている記憶機能である。
また、
創造性のある思考をするときにも
ワーキングメモリーが使われる。
ワーキングメモリーの機能が
しっかりしていると、
幅広く、創造性ある思考が可能になる。
機能が低下していると、
狭い領域での思考になって、
創造性ある思考ができなくなってしまう。
さらに、
同時に物事を進めるときにも
これが重要で、
年齢に伴って同時に物事が扱えず、
一つずつでないと
進められないといった場合には、
このワーキングメモリーの機能が
低下しているということになる。
ワーキングメモリーは
前頭前野にあり、
これを鍛えることが可能だと
最近では考えられている」
と言われています。
ワーキングメモリを
活性化させるには、
□ 積極的に料理をする
□ 頭でイメージしてから行動する
□ 感動や達成感を味わう体験をする
□ 大豆食品を食べる
□ スロージョギングをする
などがあるようです。
ぜひ生活の中に
取り入れてみたいものですね。
今日一日みなさまが幸せでありますように・・・
■ ■ ■ 編集後記 ■ ■ ■
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