記憶に残すための方法とは・・・
私たちが生活する上で、
記憶しておくということは
非常に大事なことであり、
それが必要とされます。
ではどういう風にしたら
一番記憶にとどめておくことが
できるのでしょうか?
何かを記憶していくのに、
活字を一所懸命覚えるのは
結構ストレスを感じて楽しくありません。
これが
体験によるものだったら
どうでしょう。
覚えるというよりも
自然に頭に残っていくものです。
これを
エピソード記憶といいます。
記憶に残していくためには
これが一番無理なく、
スムーズに覚える方法といえます。
難しく覚える方が
勉強しているような錯覚を起こしますが、
本来は
楽しくできて覚えられたら
一番良いでしょうね。
イメージ脳、
つまり右脳を使うことで
より一層楽しく覚えらえます。
記憶するということは、
情報が脳に取り込まれ、
保存されることです。
保存されたかどうかは、
記憶を再生できなければなりません。
ということは、
思い出すことができて初めて
記憶できたということになります。
記憶するために
重要な脳の部分としては、
脳の大脳辺縁系にある
「海馬」と「扁桃体」です。
扁桃体は感情の脳で、
体験による感情によって
強く記憶できるようになるのです。
当記憶術協会では、
扁桃体を刺激して、
さらには海馬が活性化するように、
100桁の数字を覚える時も
全てイメージ、
自分の体験などに基づく
イメージを使っていきます。
また、
そこから広がってくる連想や
さらには
楽しい空想などにまで広げて
自分らしいイメージで
記憶していきます。
ですから
無理なくどんどん
記憶することができるのです。
これにはやはり
それぞれの個性が現れますね。
そのコツを習得したなら
いつでも何にでも
活用することができます。
記憶は、
その内容から
大きく二つに分けられます。
一つは、
「陳述記憶」、
もう一つは
「手続き記憶」です。
「陳述記憶」というのは、
記憶の内容を言葉にして
説明することが可能な記憶のことです。
「手続き記憶」というのは、
言葉で考えなくても、
目的に応じた一連の動作、
手順を覚えていて、
実行することができるという記憶です。
両方の記憶は
日々の日常生活には
なくてはならないものです。
さらに
陳述記憶は
二つに分けることができます。
(1)「エピソード記憶」で、
過去の思い出、経験などの記憶です。
体験を覚えるというより、
自然と頭に残るものです。
(2)「意味記憶」で、
文字や言葉の意味、
発音を覚えている、
数字や算数記号の意味が分かる、
といったことを指します。
学校などで
覚えなければならないことは、
ほとんどがこの「意味記憶」です。
一所懸命暗記した割には、
よく忘れる・・・。
実は意味記憶は覚えにくく、
忘れやすいという特性があるようです。
以下は参考資料です。
▼ ▼ ▼
どこの国でも、
子供たちは母国語を
数年のうちマスターして、
自在に使いこなしています。
我われも日本語なら、
まあ問題なく使えていますよね。
子供たちは、
言葉を覚えようとするときに、
勉強しているのではなく、
親などとの日常の会話の中で
覚えていくのです。
つまり、
日常の体験の一部が言葉なのです。
別な言い方をすると、
エピソード記憶として
言葉を覚えているのです。
エピソード記憶は、
覚えようとして覚えるものではなく、
自然と頭に残るものだからです。
こうして考えると、
ものを覚えるには
エピソード記憶として覚えるのが
良い方法だとわかります。
体験と関連づける方法です。
学校の勉強で、
声を出して読む、
ノートを取る、
練習問題をやる、
実習・実験をする、
というのは、
覚える事項と体験を結び付けて
エピソード記憶としている作業であると
考えることができます。
毎日新聞2015年7月5日掲載 (札幌医科大学教授 當瀬規嗣)
▲ ▲ ▲
やはり記憶するのには、
体験による「エピソード記憶」を
活用することが良いようです。
これを生かせるようになる記憶術体験はこちら
https://ssl.ac/kioku.or.jp/mail/form4.html
ぜひ一度体験してみて下さい。
エピソード記憶を使って
覚えるコツを掴んでみましょう!
今日一日みなさまが幸せでありますように・・・
■ ■ ■ 編集後記 ■ ■ ■
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