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「あれ」・「これ」をなくす記憶法とは・・・

「あれ」・「これ」をなくす記憶法とは・・・
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「あれ」・「これ」をなくす記憶法とは・・・
 
 
名前がでてこなかったり、
言葉を忘れたりしたときに、
出てくる言葉が「あれ」「これ」「それ」などの
便利な指示語
ですね。

 
歳を重ねるごとに、
この言葉が多くなるのではないでしょうか?

 

とても簡単に使える言葉ですが、
何気なく口にすればするほど、
脳の衰えを早め、認知症を早めるとか・・・

 

 

今はちょっとわからなければ、
スマホで簡単に調べられることもあり、
思い出そうとする行為が
少なくなっていることも否定できません。

 

思いだそうとすることで前頭葉を刺激し、
記憶を引き出す回路を鍛えることができます。

 

認知症予防には
この前頭葉を鍛えることが
必須
ということもいえますね。

 

ついつい
スマホなどに頼ってしまうことで、
漢字の思い出しに時間がかかるように
なってしまったりします。

 

棋士の羽生善治・名人は
45歳の中年を迎えた今でも
100手先まで盤面を読み、
無数の棋譜を正確に記憶し、
衰えは見えないといいます。

 

羽生名人は、
一体どのようにして
記憶力を維持しているのでしょう。

 

これに関連した記事です。

 
▼    ▼   ▼
 
  著書ではその秘訣を、
「法則性や連続性、継続性を知ること」と
明かしている。

羽生名人が話す。

「感想戦(対局後に相手と
一緒に行なう反省・検討のこと)で
正確に再現したり、
棋譜を覚えたりできるのは、

一手一手で記憶するのではなく、
一連の手順や流れで理解しているからです。

好きな歌のサビを口ずさめば、
自然とその先の歌詞が出てくるのと同じです」

「アレ」を単体で覚えているのではなく、
「アレの次はアレが来るから、
その次はアレになるはずだ」
「アレがあるということは、
その前にはアレがなければおかしい」
といった、
法則性・連続性を踏まえて、
ひとつひとつの「アレ」を記憶しているというのだ。

その証拠に羽生名人はこうも語る。

「将棋のルールを覚えたばかりの
幼稚園児同士の対局の解説をした時には、
記憶するのがとても難しかったんです。

私が予想する手は一手も指してくれない。
自由奔放で法則性のないものを
正確に50手、60手と覚えるのは苦労しました」

 つまり羽生名人は
「コンピュータ並みの天才的な記憶力の持ち主」
なのではなく、
「記憶を繋ぎ合わせる天才」なのである。

―週刊ポスト2016年5月20日号―
 
▲    ▲  ▲
 

「あれ」、「これ」を
その言葉としての単体で覚えるのではなく、
意味を持たせた「あれ」・「これ」にすること。

 

全体の法則性・連続性を踏まえて
「あれ」「これ」などの指示語を記憶すること。

 

一度イメージしてトライしてみたいですね。

 今日一日みなさまが幸せでありますように・・・
 

 

 

■ ■ ■ 編集後記 ■ ■ ■

 

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