動物の脳の記憶は?!
皆さんはどちらかというと、犬好き?それとも猫好きですか?
現在、日本では3分の1を超える世帯で
イヌやネコを中心とするペットが飼われているようです。
それほどまでに、私達の生活に
身近な存在となっているわけですが、
このペットたちは私たちの生活をどのようにみているのでしょうか?
実際にちまたでは、
犬の気持ち、ネコの気持ちがわかるような機器が
開発されていますが、それは
ペットたちがどんな風に感じているのか
気持ちを知りたいという願いの現れでしょう!
脳の重さを表す基準に脳化指数があります。
これは数値が高いほど脳が重く、知能が高いという事になります。
私達人間の脳化指数は10.0とされていますが、これに対して、
犬や猫は約1.5~1.8
猿は2.0
チンパンジーは、4.3
からすは、2,1
ニワトリやハトは0.3~0.4程度であるとされています。
では人と比較して、これらのペットとして飼われている犬や猫、
そして鳥などの記憶はどのようになっているのでしょう?
以下は人と動物の脳を比較した記事です。
▼ ▼ ▼
人間の脳と動物の脳でよく似た働きの1つが記憶です。
人間は、数秒間しか記憶しない感覚記憶と、
それよりも少しだけ長く覚えている短期記憶、
そしてずっと覚えている長期記憶の3種類の記憶パターンを
使い分けて生活しています。
そして、イヌ・ネコ・鳥にも、
この3種類の記憶パターンが存在します。
しかし、動物達は人間ほど細かい部分まで覚えてはいません。
動物が記憶するのは、あくまで生きる為に必要な事だけだと
長らく言われてきたのですが、人間と生活を共にしているペットの場合、
そうとも言い切れない事が近年解かってきました。
ペットの場合、うれしかった事・嫌だった事なども
強く記憶に残るようなのです。
うれしかった・嫌だったなどという事は
あくまで物事に対する感想であって、
生存には何ら関わり無いものです。
動物は、人間の気持ちを察する事ができるのか?
動物好きならば、一度は考えた事があるだろうこの疑問ですが、
答えはやはり種や個体による、と言わざるをえません。
例えばイヌの場合ですが、イヌは元々群れで生活していたので、
周囲の感情・思考を読み取る能力も高く、
また相手が自分の感情等を読み取ってくれる事を前提に
ボディランゲージを行います。
指示があれば応えようとしますし、
相手の感情を理解しようとする思考も存在します。
つまり、イヌに限って言えば、
人間の気持ちを察する能力がある程度備わっていると言えるでしょう。
一方で、単体で生息するネコの場合、
相手の感情・思考を読む能力が(イヌ程は)必要ありませんし、
仮に相手の感情をくみ取れるとしても、それに対し
「応えなければ」という義務感をあまり感じないと考えられます。
この為、人間側の要求に応えるかどうかは
その時の気分次第となります。
ネコは気まぐれだと言われる所以はまさにこれです。
ダ・ヴィンチニュース 2・2
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なるほど・・・と思われる内容です。
よくイヌ派、ネコ派ということがあります。
脳化指数が似たような犬と猫ですが、
相手の感情・思考を読む能力があるのは犬の方。
生息の形が、元々群れで生活していたか、
単体で生活していたかに影響してくるという興味深い内容です。
単体のネコの場合は、きままでも大丈夫ということなのでしょうか。
日々の生活の環境の影響で脳の使い方が変わるというのは、
人間だけではなく、ペットも同様なのですね。
あらためて意識して動物を観察してみたくなりますね^^
今日一日みなさまが幸せでありますように・・・
■■■ 編集後記 ■■■
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