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失われた記憶が復元できる?!

失われた記憶が復元できる?!
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失われた記憶が復元できる?!

現代社会の中で、65歳以上の方に対して
4人に1人は認知症と言われています。

その認知症には脳血管性認知症の他、
断突に多いのは、アルツハイマー病です。

このアルツハイマー病は
記憶障害が著しいことで知られています。

原因は、
脳内にアミロイドベータ(アミロイドβたんぱく質)
という物質が蓄積し、 神経細胞の死を
引き起こすことだとわかっています。

 

アルツハイマー病にかかると、
脳の海馬やその周辺で
神経細胞の変性が起こることがわかっていましたが、
記憶障害が「新しい記憶を形成・保存できないため」か
「形成した記憶を思い出せないためか」は
わかっていませんでした。

 

今回、理研の研究実験の結果、
アルツハイマー病モデルマウスが記憶を正常に形成し、
保存していることがわかりました。

そしてその記憶が想起できなくなっていることが
明らかになりました。

以下がその内容についての記事です。

▼    ▼    ▼

アルツハイマー病の初期の物忘れは、
記憶がないわけではなく、
記憶を呼び出せないのが原因であることを

理化学研究所脳科学総合研究センターの
利根川進センター長らのチームがマウスの実験で示した。

記憶を担う細胞を人為的に活性化させることで
特定の記憶を呼び戻せた。

17日付英科学誌ネイチャーに発表する。

アルツハイマー病では
1日前に会った人を忘れるなどの
記憶障害が現れる。

健康なマウスに弱い電気を流すと
体を一瞬すくませる。

箱に入れてから行うと、
怖い経験として記憶に残り、
箱に入れただけですくむようになる。

一方、遺伝子操作で初期のアルツハイマー病に似た
脳の変化を起こさせたマウスは、
1日たつと怖い記憶を思い出せないため、
箱に入れてもすくまない。

 

チームは、このアルツハイマー病マウスに、
電気を流した時に脳で活動する神経細胞群が、
光を当てた時だけ活性化するような
特殊な遺伝子操作をした。

すると、怖い経験から1日たっても、
光を当てるとすくみ行動を示し、
記憶が残っていることがわかった。

さらにアルツハイマー病マウスでは、
神経細胞群のつなぎ目にある突起状の構造が減少し、
細胞群の活性化がうまくいっていないこともわかった。

 

チームは、これが記憶を思い出せなくなる原因だとみている。

   朝日新聞デジタル 2016年3月17日

      ▲      ▲    ▲

「これらの細胞から記憶を取り出す技術が開発されれば、
障害を軽減できるかもしれません」と
理研研究センターの利根川進センター長は
語っています。

さらに研究が進んで、少しでも
認知症予防に進展をもたらすと素晴らしいですね。

 

今日一日みなさまが幸せでありますように・・・

 

■■■ 編集後記 ■■■

 

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