立ちながらの勉強は頭が活性化する?!
最近は簡単で、スピーディー、回転率も良いのかもしれませんが、
「スタンドバー」というのがあります。
じっくり、ゆっくり、くつろいで飲むというのとは、
ちょっと真反対のような感じがします。
でもこれが結構受けて入れられているようです。
飲むのもスピーディーで無駄がないのかもしれませんね。
それと恰好は似ていますが、「スタンディングデスク」は、
「認知機能も向上」させる・・・
という研究結果が出ています。
テキサスA&M大学の研究チームが行った研究では、
「立つことが奨励される」教室で授業を受けた高校生は、
神経認知テストのスコアが向上したというのです。
また、左の前頭前皮質の活動が増加していることも
確認されたとのこと。
これはとても興味深いです。
スタンディングデスクは、
米国ではすでに一部の学校で使われ始めていますが、
これは運動の促進や健康の向上のために導入されています。
また生徒たちにとって、授業中もカロリーを燃焼させ、
肥満問題にも役立つようにということですが、
興味深いのはスタンディングデスクは
頭の調子もよくするというのです。
以下その件についての記事です。
▼ ▼ ▼
高校の新入生27人を1学年追ったこの研究では、学年の最初と最後に、
推論や作業記憶といった認知過程を評価するテストを行った。
それによると、スタンディングデスクの使用で、
生徒の神経認知テストのスコアが
全体で7~14パーセント向上したという。
「こうした結果は、
これまでもっぱらエネルギー消費が注目されてきた
スタンディングデスクの、神経認知上のメリットに関する
初めての予備的証拠となる」と、論文筆者らは結論している。
テキサスA&M大学公衆衛生学部の
ランジャナ・メータが率いる研究チームは、
今回の研究のアイデアを、
学校でスタンディングデスクを使った子どもたちの
注意力と集中力が向上したことを
うかがわせる観察データから得た。
このアイデアをテストするため、
研究チームは、テキサス州の高校の新入生を集めた。
この高校ではもともと、生徒が授業中に立ったり、
スツールに座ったり、これらを切り替えたりできるように、
高い机が提供されており、立つことが奨励されている。
研究チームは秋と春の両学期に、
迅速な意思決定、推論能力、作業記憶、認知戦略の修正能力、
認知の柔軟性を評価する、5つの神経認知テストを行った。
また、NIRS脳計測装置という持ち運びができる
脳を画像化する機器を使って、
生徒14人のテスト中の頭の活動を評価した。
このテストでは、認知機能が全体的に向上していた。
また、画像化では、
生徒の左の前頭前皮質(一般に作業記憶と実行機能に関係する)の
活動の増加が確認された。
(参考記事 : WIRED NEWS 2016.1.19)
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勉強する、記憶するという作業の場合、
普通だったら、ちゃんと座って勉強しなければならない・・・
という概念がありますが、立って勉強することにより、
自分の身体のバランスを取りながら立つことで、
運動野を使いそして記憶の脳である海馬の働き活性化させるなど、
多面体に脳の機能を使っているのかもしれません。
認知症にならないために
運動をすることが推奨されますが、
立つことで今まで使った脳と別のところを使い、
トータル的に脳を活性化するということなのでしょうか。
たまにはスタンディングデスクで本を読んだり、
勉強することで、認知機能を向上させたいものです。
今日一日みなさまが幸せでありますように・・・
■■■ 編集後記 ■■■
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