男性脳と女性脳の違いが認識の違いを生じる?!
日々の生活の中で
男女の考え方の違いを感じることが
多々あると思います。
おおよそ男性の方が
論理的で説明がつかないことは
あまり受け入れ難い傾向があったり、
女性の方が
感覚で理解できてしまうので、
あれ、それ、これ、などの指示語などでも
話が通じてしまったりします。
この違いは何でしょうか?
男性と女性の認識のズレは、
男女の脳の構造の違いにあるのでは
ということが言われています。
まず脳の大きさ・重さが違います。
基本的に、男の脳の方が大きく、重いです。
生まれたばかりの赤ん坊の時は
男女差はほとんど見られませんが、
成長するにつれて徐々に差が生まれ、
大人になると男は1400~1500グラム程度、
女は1200~1250グラム程度になります。
脳の大きさ・重さと知能の高さの間に
因果関係は全くありません。
脳科学に基づく感性分析の第一人者
黒川伊保子氏によると・・・
▼ ▼ ▼
「“男性脳”は視覚を通した空間認識に優れ、
“女性脳”は自分の感情をモニターすることに
長けています。
これは生後8か月頃でも
差があると言われます。
現代人といえども、生物的には哺乳類。
生殖・子育てのために進化の過程で
特化した能力の違いは重要です。
注目すべきは脳梁の違い。
脳梁とは右脳(感性を司る)と
左脳(顕在意識を司る)をつなぐ脳神経の回路。
これが女性のほうが20%も太いのです。
そのため女性は感じたことが
顕在意識に反映されやすくなる。
朝、夫の様子に何となく違和感を覚えて
風邪薬を買っておいたら本当に風邪だった、
なんて話は細かな情報認識ができる女性ならではです」
さらに、記憶の仕方にも特性がある。
「女性脳は過去の関連記憶のすべてを
一瞬で思い出す天才。
しかも、その記憶には感情のタグづけがされていて、
感情をトリガーにして引き出すのです」
こうした特性が記念日を忘れたなんてときに、
火に油を注ぐ結果に繋がる。
「女性にとって記念日は
過去を思い出す気満々の日。
感情をトリガーにするので、
ムカつくとムカついた記憶を、
嬉しければ嬉しい記憶を脳裏に続々取り揃える。」
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巷では「口げんかじゃ女性には勝てない」とか
「女性はよくしゃべる」とか
「女性は感情的になりやすい」とか言われていますが、
こういう現象を脳の働きという観点から見ると、
非常に面白いことがわかります。
女性は右脳と左脳をつなぐ脳梁が
男性よりも幅が大きいわけですが、
これにより、会話をする時に
女性は脳全体を使って
話をしていることがわかっています。
逆に、
男性はほとんど言語中枢がある
左脳だけを使って会話をしています。
男性は理論立てて必要事項を
話そうとするのに対し、
女性は無駄な話も会話の中に入ってきます。
ですから、
余計な会話が多くなりがちな女性は
よくしゃべるといわれるわけですね。
このように男女の脳の違いによって、
男女の考え方、行動のとり方が違ってきます。
お互いがなかなか理解し合えない時、
ちょっとした誤解を生んで喧嘩になりがちな時など
こういうことを頭の片隅に置いて
思い出してみて下さい。
日常生活が
スムーズになってくるのではないでしょうか。
今日一日みなさまが幸せでありますように・・・
■■■ 編集後記 ■■■
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