記憶力の衰えを解決できる簡単な方法とは・・・
年齢を重ねるごとに記憶力は悪くなっている
と感じている方は多いのではないでしょうか?
以前より、人の名前が出てこないし覚えられなくなったとか、
メモをとらないと記憶に残らなかったり、
物忘れが多くなったりと、
こういう経験が大なり小なりあるでしょう。
自分は年だから・・・ということを理由に
覚えられなくて当たり前・・・と逃げるようになってしまいます。
自分が老いていると感じる人には、
記憶力において思わぬハンディーが出る可能性が・・・
これについては以下のような研究結果が出ているようです。
「フランスで行われたこの研究では、
まず1990年半ばに50歳~75歳の男女1,352人を対象に、
自分では何歳ぐらいと思っているか、
普段の運動の頻度や程度はどのくらいか、持病があるか、
などの調査が行われた。
そして、この調査から約10年後に
同じ対象者の脳機能が調べられた。
その結果、
実年齢より若いと思っていた89%の人は
記憶力と認知機能が高く、
実年齢より老いていると思っていた11%の人は、
若いと思っている人に比べて
記憶力と認知機能のスコアが25%低かったという。
自分が若いと思うかどうかや、記憶や認知機能の能力には、
性別・学歴・婚姻状況・持病との関連は見られなかった。
さらに、実年齢よりも老いていると思うことは、
認知症に結びつく初期の認知障害の兆候の可能性も
あるとされている。」
■ 記憶力が悪くなるプロセス
ジョン・ホプキンス大学の神経科学者である
マイケル・ヤッサ氏によると、年齢を重ねるたびに
記憶するのが難しくなると感じる理由は・・・
年齢を経るにつれて、
脳内で記憶が保管される場所である
「海馬」にたどり着くまでの道が退化するので、
脳に情報を書き込んで記憶することが難しくなるようです。
つまり、
脳が情報で満杯になってしまっているわけではなく、
年をとるごとに脳が情報を書き込み、保存する機能が
弱くなっているのです。
さらにヤッサ氏によると、
こうした脳の機能の低下により、
新しく記憶を書き込むよりも、もともと保存してある
昔の記憶を思い出すほうが
簡単になるため、年をとると
昔の思い出を懐かしむようになるということです。
確かにこういう現象はあるようですね。
■ 暗記力は40代以降著しく低下
脳科学が専門の諏訪東京理科大学・篠原菊紀教授によると、
暗記力に関する「流動性知能」は18~25歳くらいがピークで、
その後徐々に低下し、40歳代以降になると
著しく下がってしまうということです。
大人になってから英単語などを暗記するのが
難しいのは仕方がなさそうです。
この解決方法として同教授は、
トレーニングを行えば年をとっても
「流動性知能」を伸ばすことは可能で、
「やればできる」と思う人ほど伸びるとも述べています。
気が若いということが
記憶力を衰えさせないコツと言えるのかもしれません。
何でも「やればできる」と思えることは
常にチャレンジ精神につながることで若さを保つ秘訣!
脳を若く保つ秘訣になることでしょう。
日々若さを意識してみてはいかがでしょうか・・・
今日一日みなさまが幸せでありますように・・・
■■■ 編集後記 ■■■
【記憶力アップしたい方へ】
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■ 10月 4日(日)18:00〜19:30
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