木登りは記憶力をアップさせる?!
みなさんは小さい頃、どんな遊びをしていましたか?
外で遊ぶことが多かった人、
家の中で遊ぶことが多かった人、いろいろでしょう。
現代社会の中では、以前の環境とは違うこともあり、
子供たちが一人で外で遊ぶということが
だんだん少なくなっているのではないでしょうか?
ゲーム大好きなお子さんも多いですね。
ゲームの時に使う脳と外で遊ぶ時に使う脳は、
実は違うのです。
全体的に使うのは外で遊ぶ時の脳ですね。
幼少期によくやった遊びは脳を鍛え、
記憶力を大幅にアップさせるようです。
これに関しての興味深い記事です。
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■ 日常で使う記憶に好影響
木登りや裸足での駆けっこ、
四つん這いなどをすると、日常的に使う作業記憶
(電話番号や道順、買い物リストなどの記憶)が
50%もアップすることが、
米ノースフロリダ大学のRoss Alloway博士らの調べで
明らかになった。
同博士らは18歳~59歳の男女72名に、
教えられた数字を逆の順番に覚えていく
という作業記憶のテストを実施。
一部の被験者には2時間ほど、
アスレチックコースで木登りや四つん這い、
裸足で走り回るなどしてもらい、
また他のグループにはテスト前に講演を聴いたり、
ヨガのクラスを受けてもらった。
すると、
アスレチックをした人の記憶力のみが
伸びるという結果に。
ヨガでは効果が認められず、
同じ“体を動かす”のでも、運動の種類により
違いがあると考えられる。
■ 固有感覚スキルを磨く
例えば木登りは、
バランスや姿勢などに関する情報が脳に送られ
鍛えられるとのこと。
枝や梁の上でバランスを保つことで、
固有感覚スキルが磨かれ、その際脳は
直接目で確認しなくても、手足をどこに置けばよいのか
感覚的につかめるようになるそうだ。
また枝がしなったり、足元がぐらつくなど、
状況に応じて瞬時に対応する能力も必要とされる。
環境や場所の変化に順応するため、
常に最新の情報を把握しておく必要があるため、
固有感覚スキルを鍛える際には、
作業記憶を頼る場面が増えるのだ。
■ 考えながらの運動が吉
一方ヨガで必要とされる固有感覚スキルは、
体位を認識するくらいで変化に乏しく、
記憶に作用するほどの刺激や動きは伴わないそう。
「予想しづらい状況での適応を強いられる運動は、
私たちに考えることを余儀なくし、
体だけでなく脳も鍛えられる」と同博士。
作業記憶を鍛えれば学校や職場で
今以上に活躍できるかもしれない、とも。
ちなみに
「今更そんな子どもっぽいことちょっと…」という方は、
スカッシュやテニス、サッカーでも似たような効果があるという。
▲ ▲ ▲
このように
多様な変化に対応できる脳にすることが大事なようです。
柔軟な脳・柔軟な心にしていくことが必要ですね!
夏休みがこれからの方は
ぜひ自然の中に飛び込んで、思いっきり
身体を動かしてみてはいかがでしょうか。
今日一日皆様が幸せでありますように…
■■■ 編集後記 ■■■
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