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多言語を勉強することで「脳力」アップそして認知症予防

多言語を勉強することで「脳力」アップそして認知症予防
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多言語を勉強することで「脳力」アップそして認知症予防

社会が国際化していくにつれ、生活の中、職場、学校などでも
英語を身に着けることが必要になってきています。

 

近年の研究結果からは、英語に限らず、
多言語を勉強する行動には、
母国語の枠を超えた文化レベル理解の深まりに加えて、
思考能力などの「脳力」の向上や老化に伴う
脳の機能低下を抑制する効果があることが
明らかになってきています。

以下がそれについての興味深い記事です。

▼   ▼   ▼

 

カナダ・ヨーク大学の研究では、
多言語をあやつる子どもは
算数、読解、語彙力のテストで
よい成績を残す傾向にあることが判明しています。

 

また、恐らくは言葉の文法を
理解するプロセスの中で鍛えられたためか、
一覧や配列の記憶能力が高いこと、
そして不必要な情報を振り分けて
本当に必要な情報だけを抜き出す能力に
優れる傾向があることがわかっています。

 

さらに、
多言語話者は決断能力に優れていることや、
条件づけやフレーミング技術による
思考の誘導への耐性が高いこと、
そして現金とクレジットカードのお金を
きちんと認識して上手に使う能力に優れていることが
わかってきています。

 

このような現象がみられる原因としては、
一説によると、自分の母国語とは
異なる言語を話すことで、
ある種の「心理的距離感」が生まれ、
感情に左右されにくい論理的な思考能力が
発達するに至った、と考えられています。

 

多言語習得によるメリットはこれにとどまりません。

母国語以外の第二言語を勉強している人は、
例えそれが成人以降に学び始めたものであっても、
年老いた時に起こる認知能力の低下が少ない
という統計結果が出ています。

 

スコットランド・エディンバラ大学の
トーマス・バック博士による研究では、
認知症やアルツハイマー病の発生を
4年半遅らせる効果がある
ことが明らかにされています。

 

バック博士は論文の中で、
認知能力低下を防止する効果は
教育レベルの高さや知識力よりも、
第二言語を学んでいるという事実のほうが
影響を及ぼしていることを明らかにしており、
「認知力の低下を遅らせるのは高い記憶力ではなく、
言葉の細部に注意を向ける能力によるものです」

と語っています。

 

また、多言語話者は特定のシーンを見つけたり
リストから特定の名前を見つけるような
「視覚タスク」に優れること、そして
マルチタスク作業に秀でている傾向があり、
これは他言語を学ぶ時に母国語との間を
メンタル的に行ったり来たりすることで
養われた能力であると考えられています。

 

これらのように、
母国語以外の言語を学ぶことには
脳の能力を高めて老化をも抑える効果が見られることが
わかっています。

 

なお、効果を期待するためには
必ずしも多言語をマスターするレベルに
達する必要はなく、「外国語を勉強しよう」
という気持ちを持ち、理解しようと
努力を行うことが脳によい影響を与えるとのことでした。

  ▲      ▲   ▲

 

このように
外国語を完全にできるようになることよりも、
勉強する気持ちをもって行動することが
大事だということがわかります。

 

英語が不得意と思わず、やはり楽しんで
言葉の使い方に興味をもっていくことが必要ですね。

 

言葉は学問というより、ツールです。
人と人とを結ぶコミュニケーションツールです。
どんどんチャレンジしていきましょう!

 

今日一日みなさまが幸せでありますように・・・

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