メモをとると記憶は?!
何かを身につけたい時はメモを取ると
効率良く学べるというのは、みんな承知していることです。。
でもメモを取ったからといって、
その内容をきちんと記憶しているかといったら、
そうとは限りません。
メモを取るということが、
いわば松葉つえのような役割を果たし、
書いてあるから安心ということで、あとからそれについて、
何も思い出せない自分に気づく、といったことが
多々あります。
カナダのマウント・セントビンセント大学の
Michelle Eskritt氏とSierra Ma氏は、
「メモを取った場合の脳の働きに関する研究」
を行っています。
その研究結果によると、、、
メモを取ると、脳はその情報を
意図的に忘れてしまう可能性があるのだそうです。
なぜなら、覚えたい情報が書きとめられ、
別の場所に保存されていると認識するからです。
この研究で、
被験者は記憶力の試されるトランプゲーム「神経衰弱」を
何度もプレーしました。
そして、実験のポイントである、
被験者のうち片方のグループについては、
ゲーム中にメモを取って良いルールとしました。
ただし、ゲームの半ばで、
このグループの人たちはメモを没収されます。
すると、ゲーム終了時点では、
メモを取ることを許されなかったグループの方が、
ずっと良い成績をあげているのです。
そもそも人間の記憶力は、
あいまいなことが多いわけですが、
脳は「自らが覚えている必要はない」という時には、
わざわざ記憶したりしません。
ですから、次にあなたが勉強したり、
メモを取ったりする時には、きちんと時間をかけて、
覚えたい情報をしっかりと頭に刻み込むよう、
気をつける必要があるでしょう。
記憶するということは
メモがないと意識して覚えようという気持ちが働くので、
その集中力も大事であることは言うまでもありません。
あとはメモの取り方にも工夫をして、
全部を書こうとしなくても、要点だけにすると
記憶・集中力を養うことができるかもしれませんね。
日常で意識をすることで、日々記憶力アップに
邁進してみましょう!
今日一日みなさまが幸せでありますように・・・
■■ 編集後記 ■■
メモを取らずに、集中して覚える時に大事なのは、
イメージ力です。
これはすべてに共通していることです。
2015年の目標を立てた方は多いと思います。
ここで大事なことは、それについて
イメージがわいたかどうかです。
目標や、こうなりたい自分というのは決まったけど
イメージがいまいちハッキリしないとするならば、
それは実現しないということに他ならないのです。
イメージは自己実現する場合にもとても大事な
要素になります。
ですからこのイメージ力を強固にすることが
大事です。
それに一役、お役に立てるのが、
この記憶術です。
イメージができるようにすることと、
これができるようになると、面白いように
覚えることが得意になるのです。
まだ体験したことがない方は一度
ぜひ体験してみて下さいね。
目からうろこですよ^^
1月の日本記憶術協会主催
記憶術体験レッスンの日程は・・・
【1月のスケジュール】
■1月 8日(木) 19:30~21:00
■1月12日(祝) 10:30~12:00
■1月18日(日) 18:30~20:00
■1月26日(月) 19:30~21:00
体験してみたい方はお気軽にご連絡ください。
https://ssl.ac/kioku.or.jp/mail/form4.html
お待ちしております^^/