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脳の神経細胞はいくつ?!

脳の神経細胞はいくつ?!
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脳の神経細胞はいくつ?!

 

脳は神経細胞のネットワークです。

 

脳の中で情報をやりとりしている
最小単位は神経細胞(ニューロン)です。

一つの神経細胞からは長い「軸索と、
複雑に枝分かれしている「樹状突起」と呼ばれる
突起が出ていて、これらの突起は
別の神経細胞とつながり合い、
複雑な神経回路網(ネットワーク)を形成しています。

 

1個の神経細胞はそれぞれ1万個もの
神経細胞と連絡を取り合っています。

 

神経細胞内では、電気の流れが情報を伝えます。

神経細胞と神経細胞の接合部分は
シナプスと呼ばれるわずかな隙間があり、
この部分では神経伝達物質が
次の神経細胞に情報を伝達します。

神経細胞は細胞体、軸索、樹状突起からなっています。

 

神経細胞の細胞体の構造は、ほかの細胞と変わりません。

遺伝情報が書かれた含む「核」、
エネルギーをつくり出す「ミトコンドリア」などで
構成されています。

ほかの細胞との大きな違いは、
細胞体から突起が出ていることです。

 

細胞体から出て複雑に枝分かれしている
「樹状突起」は、ほかの神経細胞から
電気信号の情報を受け取る“入力アンテナ”の働きです。

樹状突起が受け取った電気信号は、
“出力装置”である「軸索」を通って、
次の神経細胞に伝達されます。

細胞体から出ている軸索は普通1本で、
軸索の先端はいくつにも枝分かれしています。

このようにして、電気の流れが情報を伝えます。

神経細胞とともに脳を構成している
もう一つの細胞が「グリア細胞」です。

ヒトのグリア細胞の数は、
神経細胞の10倍もあります。

グリア細胞は、神経細胞を支えたり、
栄養を供給したりして神経細胞の働きを
助けています。

 

最近、グリア細胞は
神経成長因子や栄養因子などを分泌しており、
神経細胞の維持さらには再生にとって
非常に重要であることがわかってきました。

■加齢とともに萎縮する脳

脳以外の組織、たとえば、
皮膚の細胞や髪の毛はどんどん入れかわります。

 

傷ついても新しい細胞が生まれて修復されます。

しかし、脳の神経細胞は、損傷すると
再生することはありません。

出生後、一度も細胞分裂せず、
ほぼ同じ細胞を一生使い続けます。

 

脳の神経細胞は、5歳ぐらいまで急速に成長します。

若い脳は神経細胞が大きくなるとともに、
樹状突起が遠くまで枝を伸ばして
神経回路網が発達し、20歳になるまで
脳の重量は増え続けます。

 

ヒトの大脳皮質の神経細胞の数は
140億個であるとされています。

 

大脳の内側には
神経細胞の集まった神経核があり、
小脳や脊髄にも沢山の神経細胞があります。

小脳だけでも1000億以上の神経細胞があるという
概算もあります。

従って、中枢神経全体の神経細胞の数は
1000億と2000億の間と推定されます。

 

しかし、20歳を過ぎると
脳の重量と容積は減少していきます。

脳の神経細胞の数は、生まれたときが一番多く、
加齢とともに減っていきます。

20歳を過ぎると1日に10万個の神経細胞が
減少するともいわれています。

明日はまたこの続きです。

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